2015年10月16日 

■ホンダ・ゴールドウイングのリコール(平成27年10月15日届出)

 対象車両は型式BC-SC47(通称名:ゴールドウイング)の車台番号SC47-1000001~SC47-1000570(製作期間:平成13年 7月24日~平成13年12月14日)の570台、車台番号SC47-1100001~SC47-1100650(製作期間:平成14年 8月22日~平成15年 5月22日)の650台、車台番号SC47-1200002~SC47-1200051(製作期間:平成16年 3月17日~平成16年 3月25日)の50台、車台番号SC47-1310001~SC47-1310080(製作期間:平成17年 3月16日~平成17年 6月16日)の80台、型式EBL-SC47(通称名: ゴールドウイング)の車台番号SC47-1410001~SC47-1410444(製作期間:平成18年 4月 3日~平成18年 9月 1日)の444台、車台番号SC47-1510001~SC47-1520153(製作期間:平成19年 4月23日~平成19年 8月28日)の313台、車台番号SC47-1610001~SC47-1620122(製作期間:平成20年 2月19日~平成20年 8月 7日)の242台、車台番号SC47-1710001~SC47-1720111(製作期間:平成21年 3月18日~平成21年 3月26日)の151台、計2型式、計1車種、計2,500台。

 不具合の部位(部品名)は「制動装置(セカンドマスターシリンダー) 」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「前後輪のブレーキが連動して作動する機能(デュアルコンバインドブレーキシステム)が付いた制動装置において、制動時に前輪から後輪へ制動力を伝えるセカンドマスターシリンダーの構造が不適切なため、ブレーキホースから溶け出した亜鉛化合物とブレーキ液中の成分が反応して生成された化合物によって、ブレーキの液圧を解除するための油路が閉塞することがある。そのため、後輪ブレーキが引きずり、そのまま走行を続けると、後輪ブレーキが過熱して、最悪の場合、火災に至るおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「セカンドマスターシリンダーを対策品に交換する。また、ブレーキ配管を清掃し、リヤマスターシリンダーを新品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

 本件は、平成23年12月2日付け届出番号「外-1806」にてリコール届出をおこなったものだが、新たな原因が判明したため、改善内容を変更して再度届出するもの。

問:本田技研工業 お客様相談センター
TEL:0120-086819