第44回東京モーターショー2015 Kawasakiブース

 今回、カワサキブースでは、カワサキが長年持ち続けてきた走り(RIDE)へのこだわり(IDEOLOGY)を「RIDEOLOGY(ライディオロジー)」と名付けて発表した。歴代カワサキ車の魅力を受け継ぐ未来のモデル「Concept SC 01 --Spirit Charger--」のスケッチの展示、そしてスーパーチャージドエンジンの次なる世代といえる“バランス型スーパーチャージドエンジン”を展示していたが、ここまでがいわゆる“ショーのためのコンセプト”といえるもの。質実剛健のカワサキの真髄は実際に市販されるモデルにあり、を地でいった今回のモーターショーだった。



常務取締役 モーターサイクル&エンジンカンパニープレジデント 富田健司

常務取締役 モーターサイクル&エンジンカンパニープレジデント 富田健司挨拶=

(※一部を抜粋させていただきました)

 レースで築き上げたテクノロジーを市販車にもフィードバックすることで、さらにココロ踊る走りを皆様にご提供したい。その思いをかつていない高いレベルで実現したマシンが、今回のショーでジャパンプレミアとなる「ニューNinja ZX-10R」です。さらにパワーアップしたエンジン、洗練されたハンドリング、最先端の電子制御など、その全てがファクトリースペックといえるでしょう。チャンピオンマシンの走りをストリートで味わうことのできる、類まれなモデルです。

 その他、ジャンプレミアとして、シリーズ最大排気量を誇るキングオブスポーツバイク「Ninja ZX-14R(High Grade)」、また、もっとも機敏なスーパーネイキッド「Z125 PRO」を展示しています。今回展示しているどのモデルにも、カワサキの「走りへのこだわり」すなわち「RIDEOLOGY」が、様々なカタチで込められています。カワサキがご提案するココロ豊かなモーターサイクルライフをぜひ感じてください。

 本日は、カワサキブースへご来場いただき誠にありがとうございました。

こちらで動画が見られない方、もっと大きな映像で楽しみたい方は、YOUTUBEのサイトで直接ご覧ください。

Kawasaki

Kawasaki

=2016年ニューモデルの概要=

●Ninja ZX-10R ABS(KRT Edition)(海外向けモデル)(ジャパンプレミア)

2015年スーパーバイク世界選手権チャンピオンマシンの走りをストリートで味わう。


NinjaZX-10R

 2015年スーパーバイク世界選手権において、Ninja ZX-10R(レース仕様)が圧倒的な強さで年間タイトルを獲得した。 レースで得たノウハウを基に、その技術を市販モデルにフィードバック。そして市販モデルをベースにさらなるサーキット性能の向上をはかる、で正常進化を果たしているのがZX-10Rだ。新型ZX-R10の、998cm3並列4気筒エンジンは、クランクシャフトの慣性モーメントを低減することで、コーナー立ち上がりの加速力向上とシャープなハンドリングを実現。 メインフレームは、ディメンションの見直しによりコーナリング性能を向上させている。。新採用のバランスフリーフロントフォークは、レースマシンで使用されている物と同構造のハイスペックな仕様。また、より精細に車体姿勢をコントロールできる、次世代型電子制御技術なども導入している。


/NinjaZX-10R

/NinjaZX-10R

/NinjaZX-10R

/NinjaZX-10R

/NinjaZX-10R

/NinjaZX-10R
■エンジン種類:水冷・4ストローク・直列4気筒・DOHC・4バルブ ■総排気量:998cm3 ■燃料装置:デジタルフューエルインジェクション

●Ninja ZX-14R ABS(High Grade)(海外向けモデル)(ジャパンプレミア)

「Ninja」シリーズの最大排気量モデルであり、キングオブスポーツバイクである14R。


NinjaZX-14R

NinjaZX-14R

NinjaZX-14R

 カワサキを代表するスポーツバイク「Ninjaシリーズ」の最大排気量モデル。1,441cm3並列4気筒エンジンは、強烈な加速性能と高速性能を発揮するとともに、スムーズで扱いやすい出力特性をも兼ね備えている。 また、大排気量でありながら独自のモノコックフレームによるコンパクトな車体を実現し、スポーティなハンドリングを可能としている。今回の東京モーターショーで展示されたアジア地域向けモデルでは、アップハンドルを採用しさらにリラックスした姿勢で快適にライディングを可能としている。 また、新たに追加されたハイグレード仕様というのは、ブレンボ製M50ブレーキシステムやオーリンズ製TTX39リヤサスペンションを採用。フラッグシップモデルにふさわしい装備としたモデルだ。

■エンジン種類:水冷・4ストローク・直列4気筒・DOHC・4バルブ ■総排気量:1,441cm3 ■燃料装置:デジタルフューエルインジェクション

●Z125 PRO (海外向けモデル)(ジャパンプレミア)

新設計の124cm3エンジンをバックボーンフレームに搭載するZシリーズの末弟。


Z125PRO

 スーパーネイキッド「Zシリーズ」の最小排気量モデル。新設計の124cm3単気筒エンジンは、レスポンスが鋭くあらゆる回転域でパワフルな、ストリートライディングに適したエンジン特性としている。シャーシには、高張力鋼管バックボーンフレーム、倒立フロントフォーク、前後ペタルディスクブレーキといった、スポーティな走りを楽しめる本格装備を採用している。 前後ホイールは12インチアルミキャスト製とし、機敏なハンドリングを実現。スポーツライディングに最適なマニュアルクラッチも装備している。外観は、ヘッドランプやエンジンシュラウドからテールライトまで、「Zシリーズ」にふさわしい、アグレッシブでスタイリッシュなデザインを採用している。


Z125PRO

Z125PRO

Z125PRO

Z125PRO

Z125PRO

Z125PRO

Z125PRO

Z125PRO

Z125PRO
■エンジン種類:空冷・4ストローク・単気筒・SOHC・2バルブ ■総排気量:124cm3 ■燃料装置:デジタルフューエルインジェクション


Z125PRO

●Supercharged Engines of the Future(参考出展)

エキサイティングかつクリーン、次世代スーパーチャージドエンジン。

Supercharged

Supercharged

 2015年、Ninja H2/H2Rで現実のものとなった、モーターサイクル用スーパーチャージドエンジンに対し、カワサキは進化の歩みを止めていなかった。「さらなるココロ踊る加速感と、優れた燃費性能を両立させるバランス型スーパーチャージャー」というのがそれだ。詳細は不明だが、燃費が厳しいというイメージのあるスーパーチャージャーエンジンを出力を犠牲にすることなく燃費を向上させる技術なのだろう。

●Concept SC 01--Sprit Charger--

イメージイラストの展示だけだったが、
これからのカワサキのバイク作りを暗示させる展示コーナーがこちら。


Concept SC 01

 『今から43年前、世界最高のエンジン性能と大排気量車らしからぬ軽快なハンドリングで、圧倒的なパフォーマンスを発揮した、Z1。そして昨年、スーパーチャージドエンジンによる誰も味わったことの無い加速体験を実現したNinja H2/H2R。カワサキのモーターサイクルは、いつの時代においても最高のパフォーマンスを提供してきた。しかしカワサキが目指しているものは高性能なだけではなく、ライダーが五感で楽しむことができるモーターサイクル。美しいスタイルを眺めたり、エキゾーストノートに聞き惚れたり、エンジンの鼓動を味わったり。様々な情景の中で、ライダーのココロを豊かにしたい。カワサキの思いは、これまでも、そしてこれからも変わることはありません』。(カワサキのリリースより)。

=出品車両・その他=

Ninja H2R

Ninja H2(海外向けモデル)

Ninja H2R

Ninja H2

Ninja ZX-10R (J・レイ選手チャンピオン車)

Z250SL ABS(海外向けモデル)

Ninja ZX-10R

Z250SL

Ninja 250 ABS(KRT Edition)

Ninja 250SL ABS(KRT Edition)

Ninja250

Ninja250SL

●モーターサイクルが形づくるライフスタイルの提案

モーターサイクルが形づくるライフスタイルの提案

モーターサイクルが形づくるライフスタイルの提案
モーターサイクルが形づくるライフスタイルの提案として、ライフスタイル誌「LEON」およびファッションブランド 「junhashimoto」とのコラボレーションジャケットや、「SOMES SADDLE」とのコラボレーションによるレザーアイテムも展示された。

[TOPページへ]

[HONDAブースへ]

[YAMAHAブースへ]

[SUZUKIブースへ]

[海外メーカーブースへ]

[その他ブースへ]