2016年1月14日 

■“バイクを売るなら”から“バイクのことなら”、バイク王が総合力ある会社へ

相変わらずCB750Fourが小さく見えてしまう、バイク王のイメージキャラクター・松井秀喜氏。昨年に引き続き、今年も書初めを披露してくれた。“新”から“進”へ。

 今年で創業22年を迎え、これまで150万台ものバイクを取り扱ってきた「バイク王&カンパニー」が1月14日、記者発表を行なった。

 まずは今後の展開について。これまで買取、販売、パーツ販売など、それぞれの窓口が特化していたサービスを、これからはバイク王すべての窓口で提供。“買取”のイメージが強かったバイク王がユーザーに対し様々なサポート、楽しみの提案を目的に、“総合力のある企業”へ進化していくという。キャッチコピーも長いこと親しまれてきた「バイクを売るなら~」から「バイクのことならバイク王」に。ロゴマークも一新された。

バイクに対し“総合力のある企業”へ進化していくというバイク王。ロゴマークも一新され、キャッチコピーも“バイクのことなら”に。 会場に展示されていたカフェレーサー風CB750Fourはノーマルの750Four同様、社内でレストアされたという。 今後の展開、バイクライフパートナー55プロジェクトについて発表を行なったバイク王&カンパニーの加藤義博 取締役会長(右)、薄井祐二 マーケティング戦略部門長。

 また、松井秀喜氏と共に2016年末まで活動、ライダーのバイクライフをさらに充実させるための取り組みとしてちょうど1年前にスタート した 「バイクライフパートナー55(ゴーゴー)プロジェクト」の進捗報告も行なわれた。①「より良いバイク社会にするために必要な“5”つの提案と取り組み」では社外有識者と共に安全運転講習会の実施やカフェ、キャンプなどを提案。2月より「旅先バイクレンタルサービス」を沖縄でスタートさせる他、TVアニメ化される「ばくおん!!」(4月より放送開始予定)への制作協力も行なわれるという。②「バイク王が取り組む“5”つの社内活動 」では、旧車・絶版車の試乗会、コンテストに優勝したチームによる車両レストアなどがすでに実施されている。

 会場には、引き続きバイク王のイメージキャラクターを務める松井氏もゲストとして登場。1月15日より全国放映が開始される新TVCMが披露された。氏はバイク王の“顔”となったこの1年を振り返り、街を走るバイクを注目して見るようになったと語る。時間があれば二輪免許を取りたいという気持ちに変わりはないそうだが、自分に合うサイズのフルフェイス(ヘルメット)があるか心配だと、会場の笑いを誘った。

1月15日より全国で放映が開始される新TVCM「キャンプツーリング篇」は前作のニューヨークに対しカリフォルニアで撮影。30秒と15秒のバージョンがある。新ロゴマーク&キャッチのポスターも全国展開される。