2016年3月24日 

■スズキV-Strom 1000、GSR600(輸入モデル)のリコール平成28年3月23日届出)

 対象車両は型式VT53A(通称名:V-Strom 1000)の車台番号JS1VT53A982100008~JS1VT53A382101140(製作期間:平成19 年 7 月16 日~平成20 年 6 月25 日)の30台、型式B9112(通称名:GSR600)の車台番号JS1B9112300100012~JS1B9112300100062(製作期間:平成19 年10 月12 日~平成21 年12 月11 日)の50台。

 不具合の部位(部品名)は「電気装置(整流器)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「整流器において、パワーモジュール(電力用複合素子)製造時の吸湿管理が不適切なため、長時間のアイドリング後にエンジンを高回転で持続した場合、冷却フィン付きケースとパワーモジュールの接着が剥がれ、パワーモジュール内部の整流素子の温度が、耐熱温度以上に上昇し、発電電流の制御ができなくなるものがある。そのため、そのまま使用を続けると、バッテリが充電不足となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、整流器を対策品と交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

輸入元・伊藤忠オートモービル(MotoMap)
http://www.motomap.net/