PGM-FIをシリーズ初搭載し、ABSモデルも誕生
2007年12月　
CB400SUPER FOUR

　平成18年度排出ガス規制に対応すべく、燃料供給方式をキャブレターからフューエルインジェクションシステムとしてPGM-FIをシリーズで初めて搭載した。バルブ制御システムVTECは、ギアポジションとエンジン回転数に加え、スロットル開度も検知し演算するHYPER VTEC Revoに進化。定速巡航時などスロット開度が小さいときは2バルブを維持し、アクセル開度が大きくなる加速時に4バルブに切り替わるなどの細かい対応が可能となり、燃費向上とスムーズな乗り味を実現させた。また前後連動のコンバインドABS装着モデルも400クラスのネイキッドでは初めて設定された。車体色はイメージカラーとなったキャンディーブレイジングレッドとパールヘロンブルーのツートーン、単色のグリントウェーブブルーメタリック、グラファイトブラックの4色。価格はABSのない単色が基本となる685000円（税抜き。以下同）でツートーンは3万円高、ABS仕様はさらに7万円高。カラーオーダープランも引き続き設定され、単色のスタンダード2色(グリントウェーブブルーメタリック、グラファイトブラック)と、キャンディーブレイジングレッド、デジタルシルバーメタリック、パールフラッシュイエローの計5色に、ホイール2色（マットアクシスグレーメタリック、バーニアグレーメタリック）の組み合わせの8パターン（2パターンはスタンダードと同じため）が705000円（ABS仕様は7万円高）で設定された。※価格は税抜き

スーパーボルドールも同様にモデルチェンジ
2007年12月　
CB400SUPER BOL D’OR

　カウル付きのスーパーボルドールも、スーパーフォアと同時にフルモデルチェンジ。ABS仕様も設定されたが、カラーオーダープランの設定はなかった。価格は単色が755000円（税抜き。以下同）でツートーンは3万円高。ABS仕様は7万円アップ。車体色はツートーンタイプのキャンディーブレイジングレッドとパールヘロンブルーに単色のグラファイトブラックの3色。※価格は税抜き

車体色を一新
2008年12月　
CB400SUPER FOUR

　単色にパールサンビームホワイトを新たに設定。ツートーンタイプは2008年モデルと同色が継続され全5色展開に。カラーオーダープランはパールフラッシュイエローが継続された以外一新され、イタリアンレッドとソードシルバーメタリックを新たに設定。変更のないホイールカラー2色との組み合わせで全6パターンに減少した。価格、主要諸元ともに変更はない。

スーパーボルドールも車体色を変更
2008年12月
CB400SUPER BOL D’OR

　グラファイトブラックが廃止され、パールサンビームホワイトとグリントウェーブブルーメタリックを新たに設定。ツートーンタイプは2008年モデルと同色が引き継ぎされたが、ホイールがシルバーからゴールドに変更された。価格、主要諸元は変更なし。

専用カラーのスペシャルエディション
2008年12月
CB400SUPER FOUR Special Edition
CB400SUPER BOL D’OR Special Edition

　漆黒のグラファイトブラックに、タンクやリアカウルにはゴールドとシルバーのシャープなラインが入り、エンジンもマットアクシスグレーメタリック、ホイールはブラックとなり迫力を増した印象に。リム部にはシルバーのピンストライプと“CB”のロゴが施される。ブレーキキャリパーとリアサスペンションのスプリングもブラックとなり、アルマイト処理が施されたチタン調リザーバータンクもスペシャルエディションの特徴となった。スーパーフォアが300台、スーパーボルドールは200台の限定発売で、価格はツートーンタイプと同額の715000円、785000円。ABS仕様の設定はない。主要諸元は変更なし。※価格は税抜き

車体色を変更
2010年2月
CB400SUPER FOUR

　ツートーンタイプは従来のキャンディーブレイジングレッドに加え、パールへロンブルーに代わり新デザインストライプのパールサンビームホワイトを設定。単色はグリントウェーブブルーメタリックとグラファイトブラックが継続されて4色のラインアップに。カラーオーダープランは2008年モデルから変更なく、単色のイタリアンレッド、パールフラッシュイエロー、ソードシルバーの3色の車体色にマットアクシスグレー、バーニアグレーメタリックのホイール色の組み合わせで6種類。主要諸元、価格とも変更なし。

スーパーボルドールもカラー変更
2010年2月
CB400SUPER BOL D’OR

　スーパーフォア同様にカラーを変更。新色のパールサンビームホワイトに、キャンディーブレイジングレッドと、単色のグリントウェーブブルーメタリック、グラファイトブラックの3色を継続し全4色に。合わせてスーパーフォア、スーパーボルドールともにエンジン外観と前後ホイールをマットアクシスグレーメタリックで統一された。リアサスは2009年モデルのスペシャルエディションと同様のスプリングはブラック、リザーバータンクはアルマイト処理のチタン調に変更し、引き締まった印象にとなった。 主要諸元、価格とも変更なし。

専用カラーの2010年限定車
2010年3月
CB400SUPER FOUR(限定カラー）
2010年4月
CB400SUPER BOL D’OR(限定カラー）

　グラファイトブラックを基調に、キャンディーグローリーレッドのストライプを配したツートーンの限定車。スペシャルエディションではなく限定カラーとして、スーパーフォア500台、スーパーボルドール400台を限定発売。車両価格はそれぞれツートーンタイプと同額。ABS仕様の設定はなし。主要諸元に変更なし。

車体色を変更
2011年2月
CB400SUPER FOUR
CB400SUPER BOL D’OR

　全車グリントウェーブブルーメタリックに代わり、パールサンビームホワイト（単色）とイタリアンレッドが加わった。単色はホイールがゴールドになり、キャリパー、ブレーキハブ、リアサスのリザーバータンクカラーなどを変更。ツートーンタイプのキャンディブレイジングレッドとパールサンビームホワイトの車体色に変更はないが、同様にキャリパー、リアサスのリザーバータンクのカラーが変更された。価格、主要諸元に変更はない。カラーオーダープランはスーパーフォアのみで、キャンディタヒチアンブルー、デジタルシルバーメタリックの車体色に、マットアクシスグレーメタリック、スーパーゴールドメタリックのホイールの組み合わせの4パーターンに減少。価格は705000円（ABSは7万円高）と変更なし。※価格は税抜き

トリコロールの限定車
2011年2月
CB400SUPER FOUR Special Edition
CB400SUPER BOL D’OR Special Edition

　パールサンビームホワイトをベースにレッドとブルーのストライプの入ったトリコロールの車体に赤く塗られたフレームで、400スーパーフォアシリーズでは初採用となる立体ウイングエンブレムなどを装着したスペシャルエディションを各500台限定発売。価格は各725000円、795000円。ABS仕様はない。※価格は税抜き

ツートーンのみホイール色を変更
2012年1月
CB400SUPER FOUR
CB400SUPER BOL D’OR

　ツートーンのパールサンビームホワイトとキャンディーブレイジングレッドのみ前後ホイール色をそれぞれホワイトとゴールドに変更し、フロントディスクハブインナーの色はブラックからシルバーとなった。単色のパールサンビームホワイト、グラファイトブラック、イタリアンレッドと、カラーオーダープランは変更なく継続販売。価格、主要諸元ともに変更なし。

シックなスペシャルエディション
2012年1月
CB400SUPER FOUR Special Edition
CB400SUPER BOL D’OR Special Edition

　恒例のスペシャルエディションは前年のトリコロールから一転してグラファイトブラックベースにゴールドラインをあしらいシックな装いに。ウイングマークは前モデルで好評だった立体タイプを踏襲している。この年から台数限定ではなく、受注期間限定（2011年12月20日から2012年3月10日まで）となった。価格は前年のスペシャルエディションより各1万円安くなっている。主要諸元に変更はなし。

20周年記念車を発売
2012年11月
CB400SUPER FOUR Special Edition
CB400SUPER BOL D’OR Special Edition

　初代CB1000、CB400スーパーフォアを生み出したPROJECT BIG-1の20周年を記念したスペシャルエディションを発売。ツートーンタイプのグラフィックにキャンディープロミネンスレッドの専用色とゴールドストライプを配し、タンクの上面に配置されたBIG-1誕生20周年記念ステッカー、おなじみとなった立体ウイングエンブレム、シルバー塗装のエンジン、ブラックホイールなどを特別装備し、2012年9月28日から2013年5月7日までの受注期間限定で発売された。価格は725000円、795000円で、主要諸元は変わらず。※価格は税抜き

久々のモデルチェンジ
2014年3月
CB400SUPER FOUR
CB400SUPER BOL D’OR
2014年5月
CB400SUPER FOUR <ABS>E Package
CB400SUPER BOL D’OR <ABS>E Package

「CB相伝・継承の外観進化“一人でも二人でももっと遠くへ快適に”」をキーワードにモデルチェンジ。ハンドル幅を約10mm拡大し、ハンドル握り位置を手前に約10mm、上方に7mm移動しライディングポジションを変更すると共に、シートレールの変更により純正アクセサリーのリアキャリア、トップボックスが装着可能となった。10本スポークのアルミダイキャストホイールとなり、サイドカバー、テールカウルのデザインも変更された。スーパーボルドールは新形状のフロントカウル、LEDヘッドライトも新たに採用した。車体色は全車共通のパールサンビームホワイト、グラファイトブラック、アトモスフィアブルーメタリック、キャンディープロネンスレッド。5月にはABS仕様をベースにETC車載器と専用のインジケーターランプ、グリップヒーターを標準装備した<ABS>E Packageを受注生産車で設定した。車体色はスタンダードモデルと同じパールサンビームホワイト、グラファイトブラック、アトモスフェアブルーメタリック、キャンディープロネンスレッドの4色で、価格はスーパーフォア815000円、スーパーボルドール905000円（パールサンビームホワイトは3万円高。税抜き）。<ABS>E Packageの主要諸元は車両重量がABS仕様の+1kgに変更。※価格は税抜き

深みのある黒いスペシャルエディション
2015年2月
CB400SUPER FOUR<ABS> Special Edition
CB400SUPER BOL D’OR <ABS>Special Edition

　深みがあり、光の当たり方で印象が変わるというパールコスミックブラックにキャンディーアリザリンレッドを配し、ブラックアルマイト仕上げのスイングアーム、ブラックのキャリパー、フロントフォークトップボルト、グレイのリアショックリザーバータンクに立体エンブレムなどのスペシャルエディションを2015年2月20日から6月8日までの受注期間限定で発売。従来のスペシャルエディションとは異なり、ABS仕様がベースとなり価格は797000円、887000円にアップ。主要諸元は変更なし。※価格は税抜き

ツートーンの新色を追加
2016年3月
CB400SUPER FOUR
CB400SUPER BOL D’OR

　前年のスペシャルエディション風なチタニウムブレードメタリックとキャンディープロミネンスレッドのツートーンを新たに追加。パールサンビームホワイトは継続。単色はアトモスブルーメタリックが廃止されて、グラファイトブラックとキャンディープロミネンスレッドとなり全4色バリエーションと、価格、主要諸元ともに変わらず。

漆黒をイメージした限定車
2016年4月
CB400SUPER FOUR<ABS> Special Edition
CB400SUPER BOL D’OR <ABS>Special Edition

　ABS仕様をベースに日本の伝統である漆塗り独特の漆黒をイメージしたグラファイトブラックに、キャンディーアルカディアンレッドのストライプの入ったスペシャルエディションを2016年4月11日から6月1日までの受注期間限定で発売。エンジンヘッドカバーはブロンズゴールド、ブラックアルマイト加工のスイングアーム、ホイール、ディスク、キャリパーはブラック、ダークシルバーのリアショックリザーバータンクと定番となった立体エンブレムなども採用された。価格は2015年スペシャルエディションと変わらず。

各部の改良とパワーアップ
2016年4月
CB400SUPER FOUR
CB400SUPER BOL D’OR

　平成28年国内排出ガス規制に対応するとともに、スロットルボディと排気系の改良などにより最高出力を56psにアップ。マフラーも小型2室構造化により伸びのある排気音となった。前後サスの改良によりハンドリングの向上やLEDヘッドライト、タンク上面にPROJECT BIG-1誕生25周年記念専用マーク、前後ホイールにＬ字型エアバルブ、左シートカウル下にプッシュタイプのヘルメットホルダーを新たに採用した。またSUPER BOL D’ORは全車にABSが標準装備となった。

新色を追加
2018年6月15日
CB400 SUPER FOUR
CB400 SUPER BOL D’OR＜ABS＞

　新色のキャンディークロモスフィアレッドを追加。グラファイトブラックとグリントウェーブブルーメタリック、パールサンビームホワイトは変更なく継続で4色のラインアップに。価格は795500円。ABS付は46500円高。SUPER BOL D’ORは917000円。CB400 SUPER BOL D’OR＜ABS＞E Packageは980000円。主要諸元に変更はない。