2016年7月15日 

■鈴鹿8耐の栄光に向けはずみ、Hondaライダーがファンを前に抱負語る!

「2016 鈴鹿8耐 Hondaファンミーティング」にて、鈴鹿8耐を戦うホンダ主要2チーム・5選手が、平日にも関わらず来場したファンの皆さんと記念撮影。※以下、写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます。

 真夏の祭典・鈴鹿8時間耐久ロードレースを2週間後に控え、舞台となる鈴鹿サーキットでは決勝を見据えたテストが行われた。翌7月15日、テストに参加したホンダの主要2チームのライダーが本田技研・本社ビルのウエルカムプラザで開催された「2016 鈴鹿8耐 Hondaファンミーティング」に駆けつけ、トークショーなどが行われる。

 イベントに出席したライダーは♯5 F.C.C. TSR Hondaの渡辺一馬、パトリック・ジェイコブセン、♯634 MuSASHi RT HARC-PRO.の高橋 巧、マイケル・ファン・デル・マーク、ニッキー・ヘイデンの5選手。TSR Hondaのライダーとしてエントリーしているドミニク・エガーターは7月17日決勝のロードレース世界選手権・Moto2クラスに出場のため欠席。




♯5 F.C.C. TSR Hondaの渡辺一馬、パトリック・ジェイコブセン。 ♯634 MuSASHi RT HARC-PRO.の高橋 巧、マイケル・ファン・デル・マーク、ニッキー・ヘイデン。

 今シーズンはル・マン24時間など鈴鹿以外の世界耐久シリーズにも参戦しているTSR Honda、8耐は初出場となるジェイコブセンだが、先月行われたポルティマオ12時間耐久で渡辺と一緒に戦っていることもあり不安要素はなさそう。鈴鹿8耐常勝チームのHARC-PRO.は昨年はリタイアだったこともあって今年は雪辱に燃えており、2連覇(2013・2014年)を達成している高橋&ファン・デル・マークに、13年ぶりの8耐となる2006年MotoGPチャンピオンであり、今年から参戦しているスーパーバイク世界選手権で早くも優勝を飾ったニッキー・ヘイデンがジョイントし、どのような戦いを見せるか、注目が集まる。当然、両チームの目標は優勝である。

 イベントではトークショーやファンからの質疑応答の他、サイングッズ争奪のじゃんけん大会も実施。最後はファンの皆さんとの記念撮影でお開きとなった。

普段じゃんけんの風習の無い外国人選手たちではあるが、通訳の伊藤ソニアさんにやり方を教わりながら、若干後出し気味ながら自ら参加するというサービス精神を発揮。プレゼントをゲットできた人はもちろん、多くの来場者を喜ばせてくれた。


鈴鹿8耐の決勝が行われる7月31日、Hondaウエルカムプラザ青山ではパブリック・ビューイングを実施。皆で一緒に盛り上がると楽しさ倍増だ! 今回のファンミーティングで司会を務めたモータージャーナリスト/フリーアナウンサーの辻野ヒロシさんは現地からレポートとなる模様。

 尚、今回のファンミーティングが行われたHondaウエルカムプラザ青山では7月31日(日)「LIVE in AOYAMA 鈴鹿8時間耐久ロードレース パブリック・ビューイング」を開催。1986年に日本初の鈴鹿8耐の衛星生中継イベントを実施して以来、今回で31回目となる。レースを迫力の大画面で観覧できるほか、過去の優勝マシンの展示、ビギナー向けガイドコーナーも設置。キッズスペースや授乳室も用意される他、館外のフードテラスでは食事の提供も行われる。入場無料。開場は10時。

Hondaウエルカムプラザ青山
http://www.honda.co.jp/welcome-plaza/


Hondaウエルカムプラザ青山に展示中、鈴鹿8耐を制したホンダのマシン(1991年RVF750、1998年RVF/RC45、2000年VTR1000SPW、2005年CBR1000RRW)。