オーナーの熱意が梅雨明けを呼んだ!? 第6回 CBオーナーズミーティング

HMJ

三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキット内にある交通教育センター(STEC)で、今回で6回目となるCBオーナーズミーティングが開催された。2014年の開催開始から5月のもてぎ、11月の鈴鹿といった具合に定着をしてきたが、今回は意表を突く7月の鈴鹿。イベント当日、東海地方が梅雨明けとなり、日差しともども“熱い”イベントとなった。

●取材協力-ホンダモーターサイクルジャパン http://www.honda.co.jp/motor/

国際レーシングコースを自慢のCBでパレード!

 7月の3連休最終日となる7月18日(海の日)。東海地方の梅雨明けとなったこの日、鈴鹿サーキットにある交通教育センターでは恒例のCBオーナーズミーティングが開催された。CB92から始まって、綿々と製造されているホンダCBシリーズは、50ccから1300ccまでバリエーションも豊富。そのCBシリーズのオーナーなら、だれでもが参加できるのがこのイベントである。ちなみに参加可能となる該当車種は88機種にも及ぶ。

 今回で6回目を数えるこのイベント。例年通りならば鈴鹿での開催は11月となるはずだが、今年のCBオーナーズミーティングは、11月に本州以外で初の開催となるHSR九州での開催が予定されているため、鈴鹿のミーティングが前倒しとなったのだ。



協賛各社のテント


協賛各社のテント

モーターサイクルカレッジ2016

協賛各社のテント

協賛各社のテント
メイン会場を取り囲むようにしてあるのが、モリワキ、プロト、デイトナ、キジマ、ダンロップ、ブリヂストンといった協賛各社のテント。CB関連グッズを中心に商品展示およびオーナーさんの悩みを聞くシーンを数多く見かけた。ブリヂストンのブースではタイヤ空気圧チェック&空気補充のサービスも。


Concept CBおよびConcept CB TypeⅡ


Concept CBおよびConcept CB TypeⅡ
Concept CBおよびConcept CB TypeⅡの2台のコンセプトマシンが今回も展示され、さらに、Hondaコレクションホール特別展示として1981年の鈴鹿8耐優勝マシンであるRS1000 、そして1982年のデイトナで優勝したフレディ・スペンサーのCB750F レーサー(19号車)も展示された。

 例年よりも早い梅雨明けとなったのだが、今回は会場内に大型のテントも設けられ、雨でも晴れでも大丈夫、といった対策も施されての開催となった。今回のオーナーズミーティング、参加台数は645台、参加者はタンデムでの来場もあり703名に。前々回の鈴鹿での開催の際に使われたメイン会場&駐輪場はすべて駐輪場に変更。予備駐車場だったスペースが今回はメイン会場となり、駐輪場も目いっぱい使用されることとなった。

 参考までに、今回のミーティングに参加したCBシリーズの中で、最も多かったのはCB1300 SUPER BOL D’ORで、比率は全体の約1/5に及ぶ。上位5機種はCB1300/400のSB/SF、CB1100であった。

 オーナーズミーティングの内容はこれまでと変わらず。会場に設けられた一本橋でのタイムアタックや、ゲストとのトークショー、豪華なプレゼントが当たる大抽選会だ。トークショーには、トライアルの小玉絵里加選手とロードレースの岡崎静夏選手という2名の女性ライダーが参加。司会はこれまで通り中野真矢さん。

 今回特に目についたのが、参加者の自由な感じだ。受付開始は10時半だが、朝早くから会場入りするオーナーもいれば、昼前には帰途につく参加者もいて、また来場する側も、ステージイベントが終了する時刻にやってきたり、実に自由なのだ。もともと滞在型イベントということでもないのでそういった傾向はこれまでもよく見られたが、今回は特に多かったのではないだろうか? でもこの気楽な感じが来場者増につながっているのかもしれない。このイベントをリアルにつながるためのイベントとして活用している例も多く、会場ではSNSなどで知り合っていたもの同士が初めて対面する、なんて話をよく聞いた。

 
 今回も目玉企画として、サーキットをパレード走行できる「CBオーナーズ・パレードRUN」も開催された。鈴鹿サーキットの国際レーシングコースを自身の愛車で2周(ホームストレート1回通過)するというもの。これにも150台もの参加者が集まった。CBシリーズを所有しているのなら一度は参加してみてはいかが?


トークショー

トークショー

トークショー
壇上には、恒例の中野真矢さん。そしてMCサポートで、下川原利紗さん。今回のトークショーのゲストは、全日本トライアル選手権レディースクラス参戦中の小玉絵里加選手と、全日本ロードレース選手権JGP3クラス参戦中の岡崎静夏選手がやってきた。この4名はCBオーナーズ・パレードRUNにも参加。


免許証に応じた教習車が用意


乗車前にまずは準備体操
会場では一本橋チャレンジ(今回は8の字押し歩きタイムトライアルはお休み?)を開催。この場を仕切るのは、もちろん生見友希雄さんと、今回はお休みの亀谷長純選手に代わって安田毅史選手がこれに参加。一本橋最遅乗りには豪華賞品も! 参加者には、オリジナルステッカー、入浴剤などとともに、今回は折り畳みチェアが記念品として配られた。会場では早速これを使ってCB談議に花が咲いている、なんて光景も。

大抽選会

大抽選会

大抽選会
交通教育センターのインストラクターも参加し、CBオーナー向けの特別レッスンも行なわれた。リピーターが多いというこの交通教育センターだけに、基本中の基本だが忘れがちな目からウロコのレクチャーがいくつも飛び出した。 恒例の大抽選会も、協賛各社からの商品の数々もさらに豪華? もちろん、宅急便利用前提!


CBオーナーズ・パレードRUN


CBオーナーズ・パレードRUN


CBオーナーズ・パレードRUN

CBオーナーズ・パレードRUN

CBオーナーズ・パレードRUN

CBオーナーズ・パレードRUN

CBオーナーズ・パレードRUN

CBオーナーズ・パレードRUN

CBオーナーズ・パレードRUN

CBオーナーズ・パレードRUN

CBオーナーズ・パレードRUN
CBオーナーズミーティングの終了から2時間後となる午後5時。この日の鈴鹿サーキット国際レーシングコースのスポーツ走行枠が終了したこの時間からは、約150台という大量の参加者を集めたCBオーナーズ・パレードRUNを開催。

次回「CBオーナーズミーティング」は11月23日
次回「CBオーナーズミーティング」は11月23日(祝)、HSR九州です。またお会いしましょう!

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