2017年1月23日 

■KTM 690 DUKE、690 DUKE Rのリコール(平成29年1月23日届出)

 対象車両は型式690LDT47(通称名:690 DUKE)の車台番号VBKLDT403CM740277 ~ VBKLDT406EM767895(製作期間:平成 23 年 11 月 04 日~平成 26 年 04 月 11 日)の708 台、型式690LDV47(通称名:690 DUKE)の車台番号VBKLDV40XGM782706 ~ VBKLDV401GM790211(製作期間:平成 27 年 12 月 17 日~平成 28 年 04 月 08 日)の21 台、型式690LDU47(通称名:690 DUKE R)の車台番号VBKLDU407DM751449 ~ VBKLDU407EM767510(製作期間:平成 24 年 12 月 13 日~平成 26 年 04 月 08 日)の254 台、型式690LDW47(通称名:690 DUKE R)の車台番号VBKLDW408GM780989 ~ VBKLDW402GM793592(製作期間:平成 27 年 11 月 18 日~平成 28 年 05 月 30 日)の40 台、計4型式、計2車種、計1,023 台。

 不具合の部位(部品名)は「電気装置(メインハーネス)及び制動装置(ABS)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「電気配線の配索設計が不適切なため、メインハーネスとアンチロックブレーキシステム(ABS)モジュレータが干渉しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、メインハーネスの被覆が損傷し、損傷箇所からABSモジュレータに電流が流れて当該モジュレータ内部のコントロールユニットが破損してしまい、ABS警告灯が点灯して、ABSが作動しないおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両メインハーネスを点検し、損傷がない場合は、ABSモジュレータとフレーム間にアースケーブルを取り付け、メインハーネスをフレームに固定する。損傷がある場合は、さらにABSモジュレータを点検し、異常が認められる場合は、当該モジュレータを良品と交換したうえでメインハーネスを修理し、フレームに固定する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:KTM JAPAN
TEL:03-3527-8885