2017年1月24日 

■トライアンフモーターサイクルズジャパンが2017年モデル2車種を発表

 トライアンフモーターサイクルズジャパンは、このほど、フルモデルチェンジした2車種の2017年モデルを発表した。一車種目は、「水冷ボンネビルシリーズの新たなる方向性を示す」“BONNEBILLE BOBBER”(ボンネビルボバー)、そしてもう一車種は同じく「水冷ボンネビルシリーズの正真正銘の価値を持つ」“STREET SCRAMBLER”(ストリートスクランブラー)の2モデルだ。

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 新型ボンネビルボバーには、アルミ製フローティングシートパンをはじめ、ユニークなスイングゲージ、ワイドなフラットハンドル、ブラシ仕上げのメタル製ディテールなどが採用されている。さらに、ミニマルなヘッドライトやスチールガード、ステンレススチールのストラップが付いた古風なバッテリーボックスなどなど、それぞれの個性的なパーツがボバーの要であるレトロスタイリングを作り上げている。

 エンジンも高トルク型ボンネビル1200㏄エンジンをベースに、ボバー専用にチューニングされたものを搭載。ミッドレンジにおけるトルクとパワーアップを実現している。またトライアンフの最新技術の数々が盛り込まれておりながら、それらのメカニズム自体はさりげなく外部には気付かれないよう巧みに配置されているのも特徴だ。

●エンジン:水冷2気筒SOHC4バルブ、排気量:1,197㏄、最高出力:57kW(77PS)/6,100rpm、最大トルク:106N・m/4,000rpm、全長×全幅×全高:2,235×800×1,025mm、ホールベース:1,510mm、車両重量243kg、燃料タンク容量:9.1リットル。
●現金販売価格:ジェットブラック、1,515,000円、モレロレッド、アイアンストーン、各1,537,000円、コンペティショングリーン×フローズンシルバー、1,553,880円。

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 新しいストリートスクランブラーは、ストリートツインの洗練された個性と、オリジナルのボンネビルスクランブラーのアイコニックなフォルムを受け継いだモデルだ。特徴的なサイドマウントの“ハイレベルハイサイレンサー”と、官能的なエキゾーストノートが元祖スクランブラーを主張している。

 オフ走行を考慮したストロークの長いリアショック、フロントには19インチホイールが採用され、メッツェラー“TOURANCE”タイヤと組み合わせられている。ワイドバーハンドルバーや、アップライトなシートポジションの組み合わせで、どんな路面でも本格的なライディングが楽しめるように開発されたモデルだ。また、ピリオンシートをアルミ製のラゲッジキャリアに交換することでさらなる長距離ツーリングも可能になり、一人乗りであればリアフットレストを取外すことも可能となっている。

 このストリートスクランブラー、ボンネビルボバー同様、最新メカニズムをさりげなく装備している。切り替え式ABSをはじめ、トラクションコントロール、ライドバイワイヤ・スロットル、トルクアシスト・クラッチといった新世代スクランブラーにふさわしいハイテク装備はすべて備わっているのだ。

●エンジン:水冷2気筒SOHC4バルブ、排気量:899㏄、最高出力:40kW(55PS)/6,000rpm、最大トルク:80N・m/2,850rpm、全長×全幅×全高:2,125×835×1,180mm、ホールベース:1,445mm、車両重量:224kg、燃料タンク容量:12リットル。
●現金販売価格:ジェットブラック、1,220,500円、マットカーキ、1,242,500円、コロッシレッド×フローズンシルバー、1,259,380円。

■トライアンフモーターサイクルズジャパン http://www.triumphmotorcycles.jp/