2017年1月26日 

■ヤマハがインドで新型ストリートモデル「FZ25」を発売

 ヤマハ発動機は、走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を具現化する“BLUE CORE”の250cc新エンジンを搭載したストリートモデルの新製品「FZ25」を2017年2月からインド市場で発売すると発表した。

「FZ25」の主な特徴は、1)街中での実用領域で優れた走行性能を実現するトルクフルなFI※1搭載単気筒エンジン、2)意のままに操る喜びを体現する148kg軽量ボディ、3)先進性をアピールするLEDヘッドライトおよびLCDメーターなど。デザインは、アスリートの逞しい筋肉のイメージにマスフォワード感やダウンフォース感を重ねたスタイルとしている。

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 製造・販売はグループ会社IYM(India Yamaha Motor Pvt. Ltd.)が行う。ちなみに、インドの二輪車市場は年間1,800万台※2と世界最大規模で、そのうちの6割が100cc~150ccのモーターサイクルとなっている。ヤマハが2008年に導入した「FZ」(150cc)や2014年導入の「FZ‐FI」(150cc)などのFZ シリーズは、インド市場では比較的高価格カテゴリーの製品だが、若いユーザーの支持を得て、発売以来の累計販売が130万台を超える人気モデルとなっているという。近年は所得水準の向上に伴い、インド二輪車市場では高価格帯が拡大傾向となっている。こうした背景を踏まえ、ヤマハはこの「FZ25」の導入によりFZシリーズのラインアップを充実させ、ハイエンドカテゴリーでさらなる販売拡大を目指す、としている。

 発売は2017年2月、メーカー希望小売価格は119,500インド・ルピー(約19万9千円)。販売計画台数は(発売から1年間、インド国内)4万台。

※1 FI(Fuel Injection):電子式燃料噴射装置
※2 2016年/ヤマハ推定

■ヤマハ発動機 http://www.yamaha-motor.co.jp/