2017年4月13日 

■ヤマハが世界屈指のスクーター大国で大台に!

4月7日、累計1,000万台を祝うセレモニーが行われた。

 総人口約2,400 万人に対し二輪車の総保有台数は1,300 万台超、特にスクーターが日常の交通手段として広く普及しているという台湾。年間総需要は約85万台にのぼる。

 そんな台湾のヤマハ発動機・現地法人Yamaha Motor Taiwan co., Ltd(YMT)の二輪車生産台数が累計1,000万台に到達した。

  YMTは1987年、台湾北部・桃園市に設立。主に台湾と日本向けのスクーターを生産しており、2016年の年間生産台数は33万台。うち、日本を含む海外への輸出が8万台で、日本向けには原付二種以下のスクーター(トリシティ、NMAXを除く)でお馴染みだ。

YMT製品の日本上陸は四半世紀以上前に遡る。写真左は「RS90」。1989年の東京モーターショーに「ターゲット90」の名で参考出品、翌1990年4月26日に1,000台限定で販売(18万9000円)された。以降、シグナス・シリーズをはじめ多くのYMT製スクーターが日本で親しまれている。写真右はその最新モデル、4月25日発売の125ccスクーター「アクシスZ」。