2017年5月16日 

■バイクと大学のコラボ第3弾、冷たい雨の中“熱い”若者ライダー結集!

参加者みんなで記念撮影! 生憎の天候の中、ケガもなく無事終了。 ※写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます。

 5月13日の土曜日、東京・八王子の中央大学 多摩キャンパス内にて開催された「モーターサイクルフェスティバルby中央大学二輪愛好会&Honda」は、昨年の東洋大学・板倉キャンパス(4月)、群馬大学・桐生キャンパス(9月)に続き“二輪大好き!”な大学生が主催、これからの世代にバイクの魅力を知ってもらうのはもちろん、二輪車の安全運転教育にも力を入れているホンダモーターサイクルジャパンが共催というカタチで実現したイベントの第3弾。中央大学の二輪愛好会の学生に加え、近隣大学(帝京大学、東京情報大学、神奈川大学)の学生他40名ほどが生憎の天候の中、自慢の愛車に跨り多摩丘陵にある広大なキャンパスに集結する。

 午前は前回の群馬大学の時と同様、本田技術研究所二輪R&Dセンターの将来技術探査担当・林シニアエキスパートによる「二輪車の開発に関する講和およびディスカッション」を実施。 ホンダ社内の仕組みや世界の二輪事情、地球環境問題、自動運転といった話に至るまで、巧妙な話術で興味深い貴重なハナシを聴くことができた。中でも自立走行する「Honda Riding Assist」の関心が高かったよう。質問も昼休みに食い込むまで続く。前回イベントが理工系の学生が中心だったのに対し、今回は文系学生が中心。興味対象が異なるのも当然と言えば当然ながらバイクに対する想いは共通だ。

 昼休み後は毎回お馴染みとなっているライディングスクールを実施。ベテランインストラクターの指導の下、これまた冗談も交えた巧妙な話術の中に“へぇ~!”“ほぉ~!”など、教習所とはまた違う実践テクニックを知ることができた。今回は参加人数が多かったこともあり、2グループに分けて行われた実走カリキュラムでは、難コースに当初は手こずるものの、走るにつれて克服する参加者も見られた。

 イベントのラストはホンダ最新モデルの体験試乗会。世界中で人気を博しているCRF1000Lアフリカツインをはじめ、2017年話題のX-ADV、レブル、そして発表・即完売となってしまったモンキー50周年記念モデルなどが用意された。

 ツーリング先などでは中々見かけることは稀だが若者ライダー、しかも“熱い奴ら”は確実に存在しており、そんな彼らを見ることができたのは嬉しい限り。次回はどの大学で開催されるのでしょう? お楽しみに!

今回のイベントは中央大学二輪愛好会の学生を中心に企画、近隣大学のバイク好き学生にも声がかけられた。本田技術研究所二輪R&Dセンターの林シニアエキスパートの講和では、現場の人ならではの世界のリアルな二輪事情を知ることができた。
午後はホンダ契約インストラクターによる安全運転とライディングスキル向上を目指したスクールを開催。実車を使ったセルフステアなど、濃密なレクチャーを受けることができる(参加費無料!)。 朝からの雨は止むことはなかったが、参加者は熱心に走り続けた。
参加者の愛車はカブ、スクーターや絶版車、輸入車と様々。イベントはホンダを代表するモデルの体験試乗会でお開き。“夢”のロードゴーイングモデル・RC213V-S に跨ったり、なんとブリッピングも体験できた。その後も学生達のバイク談義は場所を変え続いたようだ。