2017年5月22日 

■ヤマハが世界GPで通算500勝!

 5月21日、フランスのル・マン(ブガッティサーキット)で開催されたFIMロードレース世界選手権 のMotoGPクラスにおいてヤマハが優勝、グランプリ通算500勝を達成した。

 500勝の内訳は125ccクラス47勝、250ccクラス165勝、350ccクラス63勝、500ccクラス120勝、MotoGPクラス105勝。中でも最も勝利に貢献しているライダーはバレンティーノ・ロッシで、通算55勝を挙げている。

 500勝を記念した特設サイトはコチラ(英語)


ヤマハ発動機 柳 弘之 代表取締役社長のコメント
「日頃より当社のレース活動にご支援いただき誠にありがとうございます。世界選手権ロードレース通算500勝の達成に際し、スポンサー、サプライヤー、そして世界のヤマハファンの皆様のご支援・ご声援にあらためて御礼申し上げます。1955年に創立した当社が、世界 GPに初めて挑戦したのは1961年ことでした。“世界に通用するものでなければ商品ではない”という創業者の強い意志を若い会社が全社で共有し、事業活動の開始からわずか6年で世界最高峰の舞台に打って出たのです。初優勝は1963年、第5戦ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)の250㏄クラスでした。日本人ライダー伊藤史朗選手の優勝によって、500勝への第一歩を踏み出したのです。半世紀を超える最高峰でのチャレンジの中で、ヤマハレーシングの名のもとに勝利を目指してきたすべてのライダーとパートナーの皆様、オーガナイザーをはじめとするレース関係者、そして歴代のヤマハ技術者たちの情熱にあらためて敬意を表します。当社はこの節目を新たなスタートに、次なる1勝に向けてたゆまぬ技術革新を進め、企業目的である感動創造と、ブランドスローガン“Revs your Heart” の実現を目指してまいります。今後も変わらぬご支援・ご声援をよろしくお願い申し上げます」


バレンティーノ・ロッシ(Movistar Yamaha MotoGP/ヤマハ通算 55 勝)のコメント
「ヤマハの500勝達成にあたり、僕がそのなかで最高の勝利数を獲得していることを心から誇りに思います。僕はヤマハで合計55勝を挙げましたが、それぞれの喜びの瞬間は良い思い出であり、長年にわたってヤマハに乗り続けられたことを本当にうれしく思っています。ヤマハライダーであることは、すばらしいバイクに乗れるばかりでなく、このチームの一員でいられるという意味でも、特別なことなのです。今日の500勝達成に際して、僕自身は表彰台に立つことができず非常に残念でしたが、これからもヤマハYZR-M1とともにレースを続け、さらに優勝回数を増やしていきたいと思います」


ヤマハグランプリ 500 勝達成記念サイト(英語)
http://www.yamahamotogp.com/500-victories