2017年9月7日 

■安全点検の結果、タイヤに関わる整備不良は23%に

タイヤ点検活動の様子(箱根ターンパイク 大観山駐車場)

 住友ゴムの二輪車用タイヤ販売会社・ダンロップモーターサイクルコーポレーションは8月5日の土曜日、全国の道の駅やレストハウスなど5か所(台風の影響により大分県「道の駅ゆふいん」での点検作業は中止)にて「DUNLOP 全国タイヤ安全点検」を実施。タイヤに起因する事故の未然防止を目的に●装着されているタイヤの残溝チェック●タイヤ表面の損傷●摩耗度合いなどを調べる外観点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について説明したチェックカードを配布するなど、ライダーにタイヤの日常点検の重要性を訴求を行った。

 全国で426台の車両を点検した結果を集計すると、タイヤの整備不良は98台と、約4台に1台の割合(23.0%)で確認されたという。その内訳(重複含む)は、タイヤの残溝不足が69台(16.2%)と最も多く、以下ヒビ割れが36台(8.5%)、偏摩耗が17台(4.0%)、損傷が5台(1.2%)という結果に。

 尚、今回の点検により、2012年からの累計点検台数は2,701台となった。