2017年10月11日 

■日本グランプリ直前、KITTE丸の内で“ヤマハ・モータースポーツ”を感じることができた1日



 今週末に開催されるMotoGP(FIM ロードレース世界選手権シリーズ)の第15戦・日本グランプリを目前に控えた10月11日(水)、ヤマハは東京駅・丸の内南口前のKITTE丸の内 1階アトリウムで「MotoGP Riders MEET & GREET」を開催。ライダーによるトークイベントの他、世界GP500勝を記念した歴史的レース車両、レースの世界を感じることができる展示物が用意されたイベントだ。

鈴鹿8耐を3連覇した偉大な先輩であり、自身らが駆るYZR-M1“育ての親”でもある中須賀のコメントに注視、ヤマハで初めてツインリンクもてぎを走るザルコとビニャーレス。

 トークショーには全日本JSB1000や鈴鹿8耐で活躍する傍らMotoGPマシン・YZR-M1の開発も務める中須賀克行、マーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ MotoGP)、ヨハン・ザルコ(モンスター・テック3ヤマハ)の3名が登場、ファンを前に様々なクエスチョンに回答した。日本グランプリの舞台となるツインリンクもてぎはビニャーレス、ザルコ共に第2セクター(5コーナー~ファーストブリッジ~S字)が得意だとか。

 ファクトリー・マシンの開発を統括しているヤマハ発動機 技術本部の辻 幸一 MS開発部長もトークショーのラストでスピーチ。開発側からレースの見どころとして 、セカンドブリッジを抜けてからのビクトリーコーナーを挙げた。“ハンドリングのヤマハ”と言われるだけに、左右の切り返しでマシンの仕上がり具合を評価しているそうだ。また、ワイルドカード参戦する中須賀のマシンには、2017年シーズン残り4戦のタイトル争いで重要となる機能(開発パーツ?)が備わっているという。日本グランプリ、ヤマハを駆る5名のライダーに注目あれ!

ヤマハのGP通算500勝を記念しRD56(1965年)、YZR500(1978年)など名機7台を特別展示。
会場ではフルバンク(55度)させたYZF-R1による写真撮影コーナー、M1サウンドリスニングコーナー、バーチャル・ライディングコーナーを設置、世界最高峰クラスを体験できた。また、ミスユニバースJAPAN2017の阿部桃子さんをはじめとするスペシャルサポーターが登場、3選手に質問。