2017年10月31日 

■全日本トライアル選手権・第7戦東北大会、雨の最終戦で“GATTI”こと小川友幸選手が今季もシリーズチャンピオン獲得!

チームメイトと共に恒例の記念撮影。

 シリーズ前半の1、2戦で黒山健一選手(ヤマハファクトリーレーシング)が2連勝、続く3、4戦を小川友幸選手(HRCクラブMITANI)が2連勝。勝負の分かれ目となった第5戦で小川選手が優勝し、黒山選手は4位に。小川選手はその後の第6戦でも優勝し、黒山選手は3位。10月29日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された最終戦。ポイントは小川選手114、黒山選手102と、12ポイント差。

 台風22号の影響で、土曜の夜から降り出した雨は、決勝中も時おり強く降りつづけ、選手達を苦しめた。IASはSUGOを得意とする野崎史孝選手(YSP京葉&KEN OKUYAMA)と黒山健一選手が同ポイントで、最後のSSの2セクションにトライ。皆が走破できなかったSS1を黒山が足つき1点で完走し、今季3勝目を飾った。小川選手は単独3位で、SSを待たずしてチャンピオンが決定。自身7回目、全日本5連覇を達成した!

小川友幸選手のコメント
「自分のなかでは、ここまで来れると思っていなかったので嬉しいですし、周りの協力も沢山あったので結果に繋がってタイトルを獲ることが出来てよかったと思います。全日本では6連覇している選手はいないので、来年はそれに挑戦したいと思います」

(レポート&撮影:楠堂亜希)

41歳で5連覇・7度目の全日本タイトルを獲得した小川友幸(ホンダ)。
最終戦で今シーズン3勝目を飾った黒山健一(ヤマハ)。

レディースクラスは西村亜弥(ベータ)がタイトル獲得。