2017年12月15日 

■ベスパのグランツーリスモGTS 150 Super/300 Superがより快適に進化

 ピアッジオグループジャパンは、ベスパの最上級クラスモデルであるGTSファミリーに、アイドリングストップ機能を採用した新設計150㏄、水冷エンジンと、パワフルで信頼性の高さで定評のある熟成の300㏄、水冷エンジンをそれぞれ搭載したニューモデルを2018年1月から出荷開始すると発表した。

 2003年のベスパGT125/200の登場をきっかけに誕生したラージベスパファミリーは、それまでのモデルと比べひと回り大きく、便利で、快適なツーリング適性を兼ね備えたモデルで、パワフルなエンジンによって素晴らしいパフォーマンスと快適性で人気を博してきた。

 なお、今回の発売を記念して、2018年3月31日(土)までに全国のベスパ正規販売店にて対象モデルを購入した方全員に、3万円分の純正アクセサリーがプレゼントされる全国統一キャンペーンも実施するという。

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Vespa GTS 125 Super。カラーは3色。「バルカンブラック」。 Vespa GTS 300 Super。カラーは3色。「スペランツァグリーン」。

 ベスパGTS 150 Superは、新設計の水冷式4ストローク4バルブ155cc、単気筒エンジンと電子制御フューエルインジェクションを組み合わせ、そしてベスパ初となるアイドリングストップ機能「スタート&ストップ」システムを備えた最新バージョンである“i-get”エンジンを搭載している。この新型エンジンは、定期メンテナンスサービスのインターバル延長も果たしており、エンジンオイルフィルターは1万kmごとの交換とし、バルブクリアランスは2万kmごとの調整となった。各コンポーネントの最適化により、総合的な燃料消費量も減少させている。40km/hで記録された燃費は、ローラーベンチテストで56km/L、WMTCサイクルで41.2 km/Lに達している。

 ベスパGTS 300 Super は、熟成の4ストローク4バルブ278cc、単気筒、電子制御インジェクション採用の“Quasar(クオーサー)”エンジンを搭載したモデルで、最高出力15.6kW(21.1 HP)/7,750rpm、最大トルク22Nm/5,000rpmを発生する。これにより高い加速性能とあらゆる面で気持ち良いパフォーマンスを発揮。一人乗り、二人乗りを問わず常に快適で、市街地から長距離ツーリングまで幅広く対応できるモデルとなっている。

 また、ホイールスピンを抑制するASR(アンチスリップレギュレーション/電子制御トラクションコントロール)を、同社のスクーターで初めて導入。ABS(アンチロックブレーキングシステム)は、GTS 150 Super、300 Superともに標準で装備した。

●Vespa GTS 150 Super
カラー:モンテホワイト/スペランツァグリーン(新色)/バルカンブラック
価格:メーカー希望小売価格 548,000円(消費税込み)
●Vespa GTS 300 Super
カラー:モンテホワイト/スペランツァグリーン(新色)/ジェラシーイエロー(新色)
価格:メーカー希望小売価格 698,000円(消費税込み)

■ピアッジオコール 03-3453-3903 http://vespa-japan.com/