2018年2月21日 

■ホンダ新販売網「Honda Dream」「Honda Commuter」間もなくスタート

今回、店舗取材会として公開された「Honda Dream 川崎宮前」。店舗外観はシックな黒とし、来店者が一目でわかる統一したCI、ロゴを新たに採用。※以下、写真をクリックすると大きく、または別の写真を見ることができます。

 ホンダの国内二輪販売会社であるホンダモーターサイクルジャパンは、昨年2月に発表した新たな販売体制を4月1日よりスタート。これまでの5チャンネル(「Honda DREAM」「PRO’S WING」「PRO’S」「Honda WING」「Honda」)から、スポーツモデルを中心としたホンダの二輪車すべてを取り扱う「Honda Dream」と、250cc以下の車種を取り扱う「Honda Commuter」の2チャンネル体制となる。正式スタートを前に、報道関係者に対し「Honda Dream」の店舗が公開された。

 ホンダが定めた基準以上の店舗面積やサービス条件を満たした「Honda Dream」はこれまでのHonda DREAM店の流れを汲むが、店舗内外のデザインやロゴ、スタッフのユニフォームを一新、販売からアフターまで高品位なサービスの更なる向上を目指すというもの。ホンダモーターサイクルジャパンの加藤千明 代表取締役社長は「いたずらに販売台数を求めず、二輪市場“真”の活性化が狙い」と語る。

 店内は●Authentic(CBシリーズ)●Adventure(CRFシリーズ)●Cross Over(800X/750X)●Touring(Gold Wing)●Sports(CB-Rシリーズ)というホンダ5つのFUNモデルの魅力がアピールされる他、ライディングギアを豊富に取り揃えたブースが確保されるなど、来店者に対する“バイクライフの提案”がより明確になったと言える。

 また、従来からの新車3年保証(メーカー保証2年+延長保証1年)などに加え、距離無制限ロードサービスや24時間緊急サポートなどが付帯するオーナーズカードが新車購入から3年間無料(従来は1年間)になるなど、購入後のサポート強化も図られた。

 「Honda Dream」は145拠点でスタート、2020年に200拠点の全国ネットワークを目指すという。「Honda Dream」以外でホンダ二輪車(250cc以下)を扱う店舗はホンダ専売店、ホンダと他社製品併売店共に「Honda Commuter」となり、二輪市場裾野の拡大を担うことになる。

 尚、上記ホンダ二輪車の新販売網の模擬店舗を展示する「Honda Dream&Honda Commuter 青山ショールーム」が3月27日(火)から4月15日(日)までHomdaウェルカムプラザ青山にて開催。さらに期間中の4月1日(日)には開発責任者を招き「Gold Wingトークショー」も行われる予定だ。

ショールーム。大型モニターで様々な情報を一元管理、すっきりとした店内とし、バイクライフが想像できるようライディングギアと共に5つのFUNモデルの魅力をより明確にアピール。
中古車の展示スペースも確保。ライディングギアも豊富に取り揃えられる。
「Honda Dream 川崎宮前」ではオイル交換や点検スペースの他に、車検や重整備に対応する排ガスやブレーキテスターなどを備えたサービススペースも確保。


ゆったりと寛ぐことができるラウンジや商談スペースなど、ホスピタリティも充実。

4月1日からスタートする2つの販売チャンネル。黒をイメージカラーとするフルラインナップの「Honda Dream」は立体CIを採用。赤をイメージカラーとする「Honda Commuter」は250cc以下を取り扱う。