2018年11月26日 

■ホンダX-ADVのリコール(平成30年11月22日届出)

 対象車両は型式2BL-RC95(通称名:X-ADV)の車台番号RC95-1000014~RC95-1000977(製作期間:平成 29 年 3 月 8 日~平成 30 年 3 月 7 日)の964台、車台番号RC95-1100005~RC95-1100294(製作期間:平成 30 年 3 月 9 日~平成 30 年 7 月 11 日)の290台、計1型式、計1車種、計1,254台。

 不具合の部位(部品名)は「動力伝達装置(エンジン制御コンピュータ)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「6速DCT型自動変速機を搭載した車両において、変速を制御するエンジン制御コンピュータ(ECU)の配置が不適切なため、長時間の低速走行を繰り返すと、エンジンの熱影響によりECU内部素子の抵抗値が高くなることがある。そのため、インナシャフトセンサ及びアウタシャフトセンサへ供給する電源電圧が低下し、警告灯が点灯するとともにフェールセーフが働き変速ができなくなり、最悪の場合、クラッチが切れ、駆動力が伝わらなくなり、走行不能となるおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、サブハーネスを追加し、シャフトセンサへ供給する電源電圧回路を変更する。また、電源電圧回路の変更に伴い、インナシャフトセンサ及びアウタシャフトセンサを交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:本田技研工業 お客様相談センター
TEL:0120-086819