KX250F 735,000円(7月1日発売)

★カワサキ KX250F 車両解説

圧縮比の調整やECUセッティングの変更、フレームの剛性の見直しなどにより、戦力アップの2013年モデルを発売

「エキスパートライダーがレースで勝利を手にするためのマシン」がコンセプトのKX250F。2011年モデルでフューエルインジェクションを採用、2012年モデルではさらに量産モトクロッサーでは初採用のデュアルインジェクターを装備。全回転域でのエンジン性能を大幅アップするとともに、スムーズなレスポンスを実現した。

そして今回は、更に細部の熟成が行なわれて2013年モデルとなった。

カラーはライムグリーン(LIM)1色。
フレームも剛性の最適化とメインパイプ幅を一層スリムに作り直している。外装も一新された。

★KAWASAKI プレスリリースより (2012年6月1日)

2013年モデル KX250F 新発売のご案内
モデル情報
車名(通称名) KX250F
モデルイヤー 2013
マーケットコード KX250ZDF
型式 KX250Z
発売予定日 2012年7月1日
メーカー希望小売価格 735,000円
(本体価格700,000円、消費税35,000円)
カラー(カラーコード) ライムグリーン (LIM)
■KX250Fは公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できません。
【KX250F】

KX250Fははファクトリーマシン直系テクノロジーのブリッジドボックスボトムピストン、デュアルインジェクションを採用したエンジンを搭載。 2013年モデルでは圧縮比の変更や吸気ルートの最適化をはじめとした様々な変更を施し、特に高回転域でのさらなるパフォーマンス向上を果たしています。さらに、ECUのセッティングを最適化したことに加え、カプラー交換だけでコンディションに合わせた3種類のマップを簡単に切り替えることができるDFIカプラーを新採用。フレームは剛性の最適化とともにメインパイプの幅を一層スリム化し、一新された外装パーツとともに、優れたコントロール性とライディングポジションの自由度をさらに向上させています。また、ファクトリーマシンと同様の構造を持つセパレートファンクションフロントフォーク(SFF)タイプ2を新たに搭載し、その定評ある戦闘力に磨きをかけています。

■主な特長
・ 燃料供給方式にデュアルインジェクションを採用し、スムーズなレスポンスと高出力を両立。
・ シリンダーをショート化することで圧縮比を上げ、全域でのエンジンパフォーマンスを向上。
・ カプラー交換のみで簡単に3種類のマップから選択ができるDFIカプラーを新採用。
・ フレームは剛性を最適化し、メインパイプをさらにスリム化することでコントロール性を向上。
・ 新たにセパレートファンクションフロントフォーク(SFF)タイプ2を採用。
・ フロントブレーキマスターシリンダーには新型プッシュロッドタイプを採用。
・ オプショナルパーツとしてKX FIキャリブレーションキットを用意。

★主要諸元

車名型式 -
KX250F
発売日 2012年7月1日
全長×全幅×全高(m) 2.170×0.820×1.270
軸距(m) 1.475
最低地上高(m) 0.330
シート高(m) 0.945
車両重量(kg) 106.2
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 1
燃費(km/L) -
登坂能力(tanθ) -
最小回転小半径(m) -
エンジン型式 -
水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 249
内径×行程(mm) 77.0×53.6
圧縮比 13.8
最高出力(kW[PS]/rpm) -
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) -
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション KEIHIN φ43mm
始動方式 プライマリーキック式
点火方式 デジタルDC-CDI
潤滑油方式 セミ・ドライサンプ
潤滑油容量(L) 1.0
燃料タンク容量(L) 6.1
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1速 2.142
2速 1.750
3速 1.444
4速 1.235
5速 1.045
減速比1次/2次 3.350/3.846
キャスター(度) 28.7°
トレール(mm) 126.4
タイヤサイズ 80/100-21 51M
100/90-19 57M
ブレーキ形式 φ250mmシングルディスク
φ240mmシングルディスク
懸架方式 φ48mm倒立テレスコピック式
スイングアーム(ニューユニ・トラック)
フレーム形式 セミダブルクレードル