バンバン200　397,950円(8月11日発売)

★スズキ バンバン200 車両解説

極太タイヤや幅広のハンドルを装備したストリートバイク「バンバン200」の2013年モデル

2002年3月に、ユニークなスタイルの街乗りバイクとして発売開始されたバンバン200。年配のライダーには懐かしいネーミングの復活だった。いや、名称ばかりではなく、’70年代に好評を博したレジャーバイク“バンバン”シリーズのイメージをそっくり引き継いで21世紀に蘇ってくれたモデルだった。

ゆったりとした大型シート、特徴的なデザインの燃料タンク、そして個性的なスタイルを最も特徴づける極太タイヤ、幅広のハンドル、アップタイプの太いマフラーなど、いわゆる“バンバン”スタイルを現代風にアレンジしていた。

’70年代当時のバンバンではフロントも“バルーンタイヤ”風の極太タイヤを採用していたが、さすがにアップトゥデートのニューバンバンは、フロントはトラッカースタイルのトレッドパターンを持つ130/80-18タイヤを採用（リアは180/80-14だ）。発売当時の価格は329,000円（消費税別）だった。

その年の7月には、明るい色調の「パールフロスティホワイト」と「チャンピオンイエロー」の2色を追加。「フェアウェイグリーンメタリック」「ソニックシルバーメタリック」「ソリッドブラック」の当初のカラーと合わせて5色のカラーバリエーションとなった。

2003年3月には、バンバン200をベースにカスタム感溢れるメッキタンクや白のパイピング処理が施されたタックロール仕上げのシートなどを採用した特別仕様のバンバン200Zを追加。またこの年の5月には、フロントブレーキレバーに6段階ダイアル式アジャスターを追加、エキゾーストパイプのヒートガード形状を変更するなどのマイナーチェンジ。バンバン200には新色の「パールスズキライトブルーNo.3」を追加して、黒、緑、白と合わせて4色の設定となった。

2004年2月（Zは3月）には、バンバン200の車体色を「マーブルアステカオレンジ」と「プラムパープルメタリック」の2色の新色と「パールフロスティホワイト」と「ソリッドブラック」（フェンダーは黒になった）2色の継続色の設定にするとともに、軽量で放熱性に優れたメッキシリンダーを採用。バンバン200Zでは新色「パールクリスタルレッド」の車体色にリムやフォーク、スイングアームをブラック塗装、ヘッドランプやメーターカバー等をメッキパーツにグレードアップ。また、初代“バンバン”のロゴデザインが採用された。

2005年2月、300台限定で特別仕様のバンバン200Zを発売。トライバルパターンの模様を採用したフューエルタンクやゴールドチェーンなどが特徴だった。

バンバン200としての初の本格的なマイナーチェンジは2007年12月。フューエルインジェクションシステムを採用、小型のオイルクーラーも追加された。マフラー内には触媒を採用、O2フィードバック制御システムと合わせて平成18年国内排出ガス規制に対応。バンバン200Zと同様のタックロールシートが標準装備となった。車体色は白とオレンジ、黒の3色設定に。白とオレンジの車体色モデルは燃料タンク側面に2本のラインが追加された。

今回は、シート形状を一部変更し、カラーリングもグラススプラッシュホワイト、パールミラレッド、ソリッドブラックの3色設定となった。

★SUZUKI プレスリリースより　（2012年8月6日）

個性的なストリートバイク
「バンバン200」のカラーリングを変更して発売

スズキ株式会社は、個性的なスタイリングが特長のストリートバイク「バンバン200」を一部変更し、8月11日（土）より発売する。

車体色は、爽やかなブルーのラインを身にまとった白をはじめ、赤、黒の3色とする。

主な変更点

・車体色を、グラススプラッシュホワイト、パールミラレッド、ソリッドブラックの3色設定とした

・シート形状を変更した

主な特長

・「バンバン200」は、フューエルインジェクションの採用と、マフラー内に触媒、O2センサーを搭載するなど環境性能を高めて、平成18年国内排出ガス規準に対応している

・扱い易い特性の199 cm3空冷SOHC 2バルブ単気筒エンジンを採用

・ワイドハンドルや極太のリヤタイヤを装備し、個性的なスタイリングとした

・特徴的なシートにはアクセントとしてパイピングを採用

・フラットで幅広なシートにより、快適な乗り心地を実現した

商品名

バンバン200

メーカー希望小売価格

397,950円（消費税抜き　379,000円）

発売日

2012年8月11日

パブリシティー

2012年8月6日

車体色

3色

グラススプラッシュホワイト、パールミラレッド、ソリッドブラック

★主要諸元