トゥデイ/トゥデイ・F 134,400円/139,650円(2月12日発売)

★ホンダ トゥデイ/トゥデイ・F 車両解説

ホンダ原付スクーターの本流 カラー充実で更なる人気を

2002年8月、定価94,800円という値段で発売されたToday。それまでの「安かろう悪かろう」の廉価版スクーターのイメージをまったく換えてしまった話題のスクーターだった。「気軽に乗れる」「手軽に買える」そして「親しみやすい」をコンセプトに、国内で研究、開発、そして生産はグローバルネットワークを生かしてアジア諸国で最適な部品を調達、最終的には日本の品質管理の下、中国の新大洲摩托公司が生産にあたっている。

このトゥデイの成功がその後、現在に至る「原付スクターはアジア製」定着の礎となったのは間違いないだろう。2010年現在、大黒柱だったディオすらも販売台数で抜き去り、ホンダの原付スークターの顔となっている。

2010年モデルのトゥデイは、カラーリングの変更でより上質感を演出したモデルとなっている。

ホンダ原付スクーターの本流、トゥデイ。カラー充実で更なる人気を。新色ピュアレッド。
ホンダ原付スクーターの本流、トゥデイ。カラー充実で更なる人気を。新色レプスピンクメタリック。
ホンダ原付スクーターの本流、トゥデイ。カラー充実で更なる人気を。新色デジタルシルバーメタリック
ホンダ原付スクーターの本流、トゥデイ。カラー充実で更なる人気を。ナッソーブルーメタリック-U。
ホンダ原付スクーターの本流、トゥデイ。カラー充実で更なる人気を。ペルセウスブラウンメタリック。
ホンダ原付スクーターの本流、トゥデイ・F。カラー充実で更なる人気を。新色キャンディーアルジャブルー
ホンダ原付スクーターの本流、トゥデイ・F。カラー充実で更なる人気を。新色パールキャンサーホワイト。
ホンダ原付スクーターの本流、トゥデイ・F。カラー充実で更なる人気を。パールプロキオンブラック。

★HONDA プレスリリースより (2010年1月28日)

好評の原付スクーター「トゥデイ」「トゥデイ・F」のカラーリングを変更し発売

Hondaは、原付スクーターのスタンダードモデルとして、洗練されたデザインや充実した装備などで人気を得ている「トゥデイ」「トゥデイ・F」のカラーリングを変更し、2月12日(金)に発売する。

今回の「トゥデイ」シリーズは、「トゥデイ」に新色のピュアレッド、レプスピンクメタリック、デジタルシルバーメタリックを採用、「トゥデイ・F」にキャンディーアルジャブルー、パールキャンサーホワイトを新たに採用し、合計8色のバリエーションとなった。また、「トゥデイ」「トゥデイ・F」ともに、新デザインの車名ロゴステッカーを採用。さらに「トゥデイ・F」にはフロントカバー左右にストライプ調の専用ロゴステッカーを採用し、さりげない上質感を演出している。

「トゥデイ」シリーズは、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI※1)の採用により国内二輪車排出ガス規制に適合させるなど、燃費や環境に配慮した50cc原付スクーターで、生活に役立つ身近な乗り物として使い勝手の良いコンパクトな車体と充実した装備を備えるとともに、豊富なカラーバリエーションにより、幅広い層のお客様に支持されているモデルである。

「トゥデイ・F」は、前後ブラックホイールや専用メーター、専用ロゴステッカーなどを採用することで、より質感を高めたモデルである。

※PGM-FI(Programmed Fuel Injection System)は、Hondaの登録商標です

●販売計画台数(国内・年間)
トゥデイ/トゥデイ・F 43,000台

●メーカー希望小売価格
トゥデイ 134,400円(消費税抜き本体価格 128,000円)
トゥデイ・F 139,650円(消費税抜き本体価格 133,000円)
=トゥデイ/トゥデイ・Fの特徴=
●環境性能の高いスムーズなエンジン
空冷・4ストローク・単気筒50ccエンジンは、環境性能とスムーズな走りを両立させるために、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を採用。このシステムは、様々な走行条件に対し、コンピューター制御で最適な燃料を供給するもので、燃費は73km/L(30km/h定地走行テスト値)を達成している。また、寒い朝などの始動を容易にし、スムーズな発進加速も実現。さらに、バッテリーが完全に放電した場合でも、キックによって始動ができる先進のシステムを採用している。
PGM-FIと触媒装置(キャタライザー)の採用によって、国内二輪車排出ガス規制に適合させている。

●質感の高いデザイン
丸みを強調したラウンドデザインを採用することで、ボリューム感と質感を高めている。合計8色の車体色の設定とあいまって、幅広い層のお客様に親しみやすいものとしている。
PGM-FIと触媒装置(キャタライザー)の採用によって、国内二輪車排出ガス規制に適合させている。
●使い勝手を高めるための充実した装備
1.ガソリンの残量を表示する燃料計
2.盗難抑止に効果的なUロック((株)ホンダアクセス製 別売)を収納できるリアキャリア
3.大容量22L※2のメットイン・スペース
4.盗難やいたずら抑止に効果的なシャッター付キーシリンダーと直結始動防止回路
5.左のレバーを握るだけで前輪にも適度な制動力を配分するHonda独自の前・後輪連動ブレーキシステム「コンビブレーキ」
※2 Honda測定値
●シリーズ合計8色のカラーバリエーション
幅広いお客様の要望に応えるため、合計8色のカラーバリエーションを設定している。
<トゥデイ>
・ピュアレッド(新色)
・レプスピンクメタリック(新色)
・デジタルシルバーメタリック(新色)
・ナッソーブルーメタリック-U
・ペルセウスブラウンメタリック

<トゥデイ・F>
・キャンディーアルジャブルー(新色)
・パールキャンサーホワイト(新色)
・パールプロキオンブラック
●トゥデイ・F専用装備
・専用ロゴステッカー
・フロントカバーストライプ
・専用ボディカラー
・前後ブラックホイール
・専用メーター ・ツートーンシート
・ブラウンカラーグリップ
・専用レッグシールドカラー

★主要諸元

車名型式 JBH-AF67
トゥデイ
発売日 2010年2月12日
全長×全幅×全高(m) 1.695×0.630×1.030
軸距(m) 1.180
最低地上高(m) 0.110
シート高(m) 0.695
車両重量(kg) 79
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 1
燃費(km/L) 73.0(30km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) -
最小回転半径(m) 1.8
エンジン型式 AF67E
空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ
総排気量(cm3) 49
内径×行程(mm) 37.8×44.0
圧縮比 10.1
最高出力(kW[PS]/rpm) 3.0[4.1]/8,250
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 3.7[0.38]/7,500
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
始動方式 セル・キック併用式
点火方式 フルトランジスター式バッテリー点火
潤滑油方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) -
燃料タンク容量(L) 4.6
クラッチ形式 乾式多板シュー式
変速機形式 無段変速式(Vマチック)
変速比 2.850~0.860
キャスター(度) 26°30′
トレール(mm) 71
タイヤサイズ 80/100-10 46J
80/100-10 46J

ブレーキ形式 機械式リーディングトレーリング
機械式リーディングトレーリング
懸架方式 テレスコピック式
ユニットスイング式
フレーム形式 アンダーボーン