2013年3月13日 

■トライアンフ・ジャパンが国内向け2013年モデルを発表

 2013年のニューモデルとしてアナウンスされたのは、ツーリングではトロフィー、アドベンチャースポーツからはタイガーエクスプローラーXC、タイガースポーツ1050、ロードスターではスピードトリプル 85 ABS、クルーザーにサンダーバードストームが登場した。

 ニュー・トロフィーは、シャフトドライブを採用したビッグ・ツーリングモデル。ライド・バイ・ワイヤーテクノロジーやトラクションコントロール、クルーズコントロールなど多くの最新テクノロジーを導入。1215cc3気筒エンジンも燃焼効率の最適化や燃費性能の向上が行われ、134PS/8,900rpmの最高出力と、120N・m・6,450rpmの最大トルクを発生。スムーズで余裕の走りを実現している。発売は5月、メーカー希望小売価格は2,298,975円。パシフィックブルーとルナシルバーの2色のラインナップ。(写真上左)

 ニュー・タイガーエクスプローラーXCはチューブレスタイヤが使用できる新設計のスポークホイール(アルミ製、フロント19インチ、リア17インチ、タイヤはタイガーエクスプローラーと同径)を採用。見た目にも雰囲気を演出するアドベンチャーハンドガード、55Wデュアルフォグランプ、φ22mm径のエンジンガードやアルミ製ベリーパンを追加。アドベンチャースタイルを更に強化したモデルだ。発売は5月、メーカー希望小売価格は2,118,840円。マットカーキグリーンの1色設定。(写真上右)

 ストリートトリプルにはその名に付けられたとおり、85PSのエンジンを搭載するスピードトリプル 85 ABSが加わった。扱いやすい85馬力のパワーとメーカー希望小売価格890,190円と90万円を切る戦略的な価格設定により、多くのライダーにストリートトリプルの世界を体験してもらおうというモデルだ。一新されたシャシーと先代モデルと比較して最大6kgの軽量化を実現したことにより、鋭いハンドリングと俊敏性も向上している。切り替え可能なABSを標準で装備するのも特徴に。発売は4月。(写真上左)

 ニュー・タイガースポーツ 1050 ABSは高性能オールラウンドモデルで、すでに人気のタイガーシリーズをさらに進化させたモデルとして登場。最高出力は従来のタイガー1050より10PS高められ、最大トルクも6N・m増加。全域にわたってパワー、トルクを向上させている。タイガースポーツ専用の片持ち式スイングアームなど車体の基本はそのままだが、シート高は5mm低められた830mmに、前部をより狭くすることであらゆる体格のライダーが楽しめるように改善しているという。こちらも4月発売。メーカー希望小売価格は1,449,000円。このニュー・タイガースポーツ発売を記念して、ツーリングスクリーンやヒートグリップなどを装備した特別仕様、Dパッケージも限定40台発売。こちらは1,535,940円。(写真上右)

 この他のニューモデル等の情報は、トライアンフコール(TEL03-5330-7447)または、トライアンフ・ジャパンのWEBサイト(http://www.triumphmotorcycles.com/)で。

 また、トライアンフ・ジャパンでは今回、オリエントコーポレーションと提携して、憧れのトライアンフが手に入れやすくなる「トライアンフ・ライダーファイナンス」をスタートさせている。通常スタイルのオートローンだけでなく、ローン金額の一部を最終回まで据え置くタイプや、ライフスタイルに合わせて自由に返済金額等を決められるフレキシブルなプログラムなども用意しているという。詳細は全国のトライアンフ販売店へ。