ホンダ
こちらで動画が見られない方、もっと大きな映像で楽しみたい方は、YOUTUBEのサイト「http://youtu.be/QkBs2vStfNw」で直接ご覧ください。 「New Fundamental Concept」3車種の発売を発表。右から4人目が開発総責任者の青木柾憲さん。そしてその右隣が開発責任者の飯塚直さん。その右がデザイン担当の田村健司さん。右端はホンダモーターサイクルジャパンの古賀耕治さん。写真左端から、生産にあたる熊本製作所の五十嵐大輔さん、完成車テスト担当の古川和朗さん、エンジン開発担当の永橋慶樹さん、車体開発担当の筒井則吉さん、の皆さんで記念撮影。
水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・直列2気筒・399ccエンジン
(3車種共通)

“New Fundamental Concept”用に新たに開発されたエンジンは、最新技術を導入することでエントリーユーザーからベテランまで、幅広い層の方が扱いやすく、軽快でスポーティーな走行を楽しめることを目標において開発。また、力強い出力特性の実現にあたっては、吸気と排気の高効率化を目指し、吸・排気バルブの大径化を図るとともに、エアクリーナーから吸気ポートまでをストレート化している。低燃費性能の実現にあたっては、ローラーロッカーアームを採用するなど、低フリクション技術を多岐にわたって採用。さらに、高品位なエンジンを目指し、プライマリーおよびバランサーギアには、ノイズ軽減のためセラシギアを採用している。180度クランクやカップルバランサー採用などにより振動を低減し、スムーズな回転と優れた静粛性を実現しているという。

新開発のエンジンはエントリーユーザーにも扱いやすいよう、最も使用頻度の高い、低・中回転域の特性を重視し、最大出力回転数を9,500回転に設定。クランクは180度位相に、またカップルバランサーをシリンダー背面に配置することで、振動低減と同時にコンパクトでスタイリッシュなエンジンとしている。 エンジン周りでは特許申請を行った、スリムな車体と鼓動感あふれる加速を両立したエアクリーナーボックス技術にも注目。エアクリーナーボックス内部の左右のエアファンネルの間に整流板を設置。ファンネル間に発生する気流を整流し、コンパクトなエアクリーナーボックスながら、2気筒エンジン特有の力強い鼓動感を引きだし、さらにストレスのない過渡特性も実現したという。
ローラーロッカーアームを採用しフリクションを低減。タペット調整はバルブシムタイプ。 ピストンはCBR600RRと同一のボアサイズφ67mmを採用。CAE技術により剛性、強度バランスの最適化、軽量化を図っている。スカートには粗条痕処理、ピストンピンやコンロッドには、AB1処理やパルホスM1-A処理などの各種特殊処理を施している。 180度位相クランクを採用。クランクケースとミッション室の隔壁を廃止。ピストンのポンピングロスを低減。シリンダーには歪を最小限に抑えるため遠心鋳造薄肉スリーブを採用している。
オイルポンプはCBR600RRで採用している内部リリーフ構造を採用し、フリクションの低減を行うとともに、エアレーション性能を向上、オイルパン形状の簡素化を図っている。 エミッション対応は、AIシステム、O2センサー、キャタライザーなどにより排出ガス規制値をクリア。 従来の一般的なツインエンジンとは異なり、シリンダー背後に配置したバランサー。
マスの集中を図るとともに、しなやかさと剛性感を高い次元で融合させたダイヤモンドタイプフレーム
(3車種共通)

フレームは、日常の使用からツーリングやスポーティーな走行まで楽しめる最適な車体サイズの実現を目指して、新たにマスの集中を図るとともにしなやかさと剛性感を高い次元で融合させたダイヤモンドタイプフレームを採用。サスペンションは、フロントにインナーチューブ径φ41mmのテレスコピックタイプ、リアにはプロリンクサスを採用することで、路面追従性に優れたものとしている。また、各タイプともにABS仕様をタイプ設定している。

フレームはφ35mmの鋼管メインフレームを持つダイヤモンドタイプを採用。軽量でありながらもスポーツ走行にも必要充分な剛性を確保。シリンダーヘッド部にはフレームハンガーを設置。シート取付部の幅を250クラス並みに抑えることで、シート高785mm(RとF)と合わせて良好な足つき性を確保。
HONDA
CBR400R

「CBRシリーズのフラッグシップモデル、CBR1000RRのDNAを受け継ぐフルカウルモデル」

4月23日発売
669,900円~750,750円

■CBR400R 主要諸元
●エンジン:水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ●ボア×ストローク:67.0×56.6mm●総排気量:399cm3●圧縮比:11.0●最高出力:34kW(46PS)/9,500rpm●最大トルク:37.0N・m(3.8kg-m)/7,500rpm●燃料タンク容量:15リットル●燃料供給装置:フューエルインジェクション(PGM-FI)●変速機:常時噛合式6段リターン●フレーム:ダイヤモンドタイプ
●全長×全幅×全高:2,075×740×1,145mm●軸距離:1,410mm●シート高:785mm●最低地上高:140mm●重量:192kg〈194kg〉●サスペンション:前テレスコピック、後スイングアーム(プロリンク)●ブレーキ:前シングルディスク、後シングルディスク●タイヤ:前120/70ZR17M/C 58W、後160/60ZR17M/C 69W
※〈 〉内はABS仕様。
カラー設定は3色。こちらロスホワイト、701,400円。ABS仕様は750,750円。

「スポーツコンセプト」に基づき、CBRシリーズが築いてきたスポーツマインドあふれるシャープなスタイリングとされたCBR400R。デザインのキーワードを「Super Sports DNA」とし、CBRシリーズのフラッグシップモデル、CBR1000RRのDNAを受け継ぐ空力特性に優れたフルカウルを装備している。また、シャープなデザインのデュアルヘッドライトを採用し、精悍なスタイルとしている。なお、フルカウルを装備しながら、エンジンの力強い造形美を見せる処理をするなど、新しいデザイン手法も打ち出している。ライディングポジションは、幅広いユーザーを想定し、ツーリングからスポーティーな走行までをカバーできるハンドル位置の設定としているという。カラーリングは、ホンダ伝統のトリコロールをイメージしたロスホワイト、精悍なグラファイトブラック、鮮やかなヴィクトリーレッドの3色。

グラファイトブラック、669,900円。ABS仕様は719,250円。 ヴィクトリーレッド、669,900円。ABS仕様は719,250円。
HONDA
CB400F

「CB1000RのDNAを受け継ぐダイナミックなスタイリングのネイキッドコンセプトモデル」

5月23日発売
648,900円~698,250円

■CB400F 主要諸元
●エンジン:水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ●ボア×ストローク:67.0×56.6mm●総排気量:399cm3●圧縮比:11.0●最高出力:34kW(46PS)/9,500rpm●最大トルク:37.0N・m(3.8kg-m)/7,500rpm●燃料タンク容量:15リットル●燃料供給装置:フューエルインジェクション(PGM-FI)●変速機:常時噛合式6段リターン●フレーム:ダイヤモンドタイプ
●全長×全幅×全高:2,075×780×1,060mm●軸距離:1,410mm●シート高:785mm●最低地上高:155mm●重量:190kg〈192kg〉●サスペンション:前テレスコピック、後スイングアーム(プロリンク)●ブレーキ:前シングルディスク、後シングルディスク●タイヤ:前120/70ZR17M/C 58W、後160/60ZR17M/C 69W
※〈 〉内はABS仕様。
カラー設定は2色。こちらパールサンビームホワイト、648,900円。ABS仕様は698,250円。

「ネイキッドコンセプト」に基づき、日常で利便性が高く取り回し易いモデルとしている。デザインのキーワードを「Modern & European Naked」とし、CBシリーズのフラッグシップモデル、CB1000R(海外モデル)のDNAを受け継ぐダイナミックなスタイリングとしている。フロントフェイスは、V字型デザインのヘッドライトを採用し個性を強調。また、ヘッドライトと一体感を持たせたタンクシュラウドの採用によって、新しいネイキッドモデルのデザインとしている。さらに、エンジン下部のステンレス製キャタライザーカバーはアンダーカウルとしてのデザイン処理をすることで、デザイン上のアクセントにもなっている。CB400F専用の特徴的なバーハンドルは、ライダーのスポーツマインドを高めるとともに、操る楽しさも演出。カラーリングは、精悍なグラファイトブラックと、シャープなイメージのパールサンビームホワイトの2色の設定。

グラファイトブラック、648,900円。ABS仕様は698,250円。
HONDA
400X

「アップライトなポジションで長距離ツーリングに適したクロスオーバーコンセプトモデル」

6月7日発売
679,350円~728,700円

■400X 主要諸元
●エンジン:水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ●ボア×ストローク:67.0×56.6mm●総排気量:399cm3●圧縮比:11.0●最高出力:34kW(46PS)/9,500rpm●最大トルク:37.0N・m(3.8kg-m)/7,500rpm●燃料タンク容量:17リットル●燃料供給装置:フューエルインジェクション(PGM-FI)●変速機:常時噛合式6段リターン●フレーム:ダイヤモンドタイプ
●全長×全幅×全高:2,085×830×1,235mm●軸距離:1,410mm●シート高:795mm●最低地上高:145mm●重量:192kg〈194kg〉●サスペンション:前テレスコピック、後スイングアーム(プロリンク)●ブレーキ:前シングルディスク、後シングルディスク●タイヤ:前120/70ZR17M/C 58W、後160/60ZR17M/C 69W
※〈 〉内はABS仕様。
カラー設定は3色。こちらパールサンビームホワイト、679,350円。ABS仕様は728,700円。

「クロスオーバーコンセプト」に基づき、ライダーの冒険心を高めるダイナミックなスタイリングを採用。デザインのキーワードを「Modern & Stylish」とし、「Crosstourer(海外モデル)」のDNAを受け継いでいる。 400X専用の17リットル入り燃料タンクを採用することで、航続距離を伸ばすとともに、ライダーの自由度を高める専用のダブルシートや、ライダーへの走行風を軽減するウインドスクリーンを採用するなど、機能性とデザインを両立させたものとしている。なお、シュラウドには、400Xの「X」のロゴを大胆にあしらい、個性を強調。ライディングポジションは、ゆったりとしたアップライトなポジションとしているため、長距離ツーリングに適している。カラーリングは、パールサンビームホワイト、マットガンパウダーブラックメタリック、キャンディープロミネンスレッドの3色の展開。

マットガンパウダーブラックメタリック、679,350円。ABS仕様は728,700円。 キャンディープロミネンスレッド、679,350円。ABS仕様は728,700円。


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