ハーレー絶対主義

最新モデルエボリューションには、シリーズ初のアルミシリンダーが採用された。アルミシリンダーと鉄スリーブの組み合わせである。これも加工精度と放熱技術の進歩によるものだ。しかし、その組み付けは慎重を要する。4本のスタッドボルトは、8分の1回転ずつの締め付けを強いてくる。これを怠ると、デリケートなシリンダーは簡単に歪み、ヘッドとの相性は極めて悪くなってしまう。