2013年5月27日 

■ホンダMotoGP市販レーサー、遂に発進!

 ホンダはロードレースの最高峰「MotoGP」クラスに多くのチームが廉価に参加できるよう、市販レーサーを開発。そのプロトタイプが5月23~24日、MotoGP日本ラウンドの舞台となっているツインリンクもてぎで走行テストを行った。

 昨年より、ホンダ・レーシング(HRC)中本修平氏の口から市販レーサー開発中とのコメントはあったが、その姿が明らかになったのは初めて。今後も2013年中の発表、2014年シーズンの発売に向けてサーキットテストを行っていくようだ。

(株)ホンダ・レーシング 中本修平 取締役副社長のコメント
「このモデルの開発スケジュールは、課題も多く、計画に比べて若干、遅れている状況ですが、もてぎでの走行テストでは、期待以上の成果が出ています。マシンは良好な仕上がりをみせており、とてもよく走ります。マシン名やスペック詳細に関しては今の段階で申し上げることはできませんが、近い将来、詳細に関してお話しすることができると思います。今後は2014年シーズンのMotoGPレギュレーションに合致すべく開発を継続し、年内の発表につなげる予定です」