2013年8月5日 

■インディアンが2014年ニューモデル「Indian Chief」シリーズを世界同時発表

 新世代のインディアン、インディアン・チーフが発表された。そのステージとなったのは日本でもおなじみ、第73回を迎えたスタージス・モーターサイクル・ラリー会場の中心部にある、モーターサイクル博物館だった。

 現地時間の8月3日20時から行われたこの“アンベイル(除幕公開)イベント”に合わせて、日本でもインディアン東京と名古屋の両店舗で、報道陣やユーザーを集めて盛大なイベントが同時開催された。


 

 すでに先行して発表されていた“Thunder Stroke 111”1,811ccエンジン(119.2ft-lbs、161.6N・m/3,000rpm)を搭載するモデルは3タイプ。ベーシックなインディアンといえる「Indian Chief Classic」、大型の風防や牛革製のサイドバッグを標準で備えるオールドツアラースタイルの「Indian Chief Vintage」、そして電動ウインドスクリーンなど、近代的な装備を纏った「Chieftain」をリリース。新時代のインディアンラインナップの誕生だ。

 3タイプともに伝統とも言えるフロントのディープフェンダーやカバードリアフェンダーなどを採用、豪華な本革サドルシートなどインディアンの数々の伝統はきっちり受け継いでいる。ただクラシカルなのは外観のみで、装備面では最新のテクノロジーが採り入れられた。キーレスイグニッション、ABS、クルーズコントロール、電子制御スロットルなどの最新装備を標準で採用しているのだ。

 そして世界同時公開で明らかになった驚きがもう一つ。それは日本国内での価格で、従来のインディアンからは想像が付かないプライスとなった。ベーシックなIndian Chief Classicは、何と239万円(カラーにより+6万円)。Indian Chief Vintegeが269万円(同)、そして装備充実のIndian Chieftainでも299万円(同)なのだ。

 ちなみにインディアン東京、名古屋の両店では、イベント終了後からインディアン・チーフ2014年最新モデルの展示を開始している。また、9月末日までに予約をした方にはすてきなグッズをプレゼントしてくれる先行予約キャンペーンを実施中だ。

■インディアン公式サイト http://www.indianmotorcycle.co.jp/

●Indian Chief Classic

 新しいIndian Chief Classicは伝統的な設計要素と、現代の最新のデザイン、エンジニアリング、テクノロジーを融合させた、パワフルなクルーザーです。 ホイールを大きくカバーする前後のディープフェンダー、豪華な本革サドルシート、クラシカルにマウントされたティアドロップ型デザインのフューエルタンク、フロントフェンダー上部に鎮座するヘッドドレスのスモールライト等、インディアンの長い歴史を象徴する数多くの意匠を取り入れています。同時に、シームレスなクロムメッキ仕上げ、キーレスイグニッション、ABS、クルーズコントロール、電子制御スロットル、デュアルエキゾースト、高品質クロムメッキ仕上げのスポークホイール、ブレーキ・キャリパーカバー、エアインテーク一体型鋳造アルミニウムフレームといった、多くのハイクリティな装備によって現代のスタンダードに見合ったバイクとなっています。税込価格:239万円。
(プレスリリースより)

●Indian Chief Vintage

 新しいIndian Chief Vintage は、IndianMotorcycleの象徴的な意匠、そして伝統に基づいた美学を、熟達の手作業で全く新しいレベルへと引き上げたソフト・バガーです。 Indian Chief Vintage は、高品質な着脱可能なレザーサイドバッグ、レザーフリンジ、クロムメッキ仕上げのフェンダーチップ、フロントフェンダーのヴィンテージ・クロム製バッジ、着脱可能なウインドスクリーンなどを備えています。最高水準の装備、ディープフェンダーなどの象徴的な意匠はIndian Chief
Classicと同様です。税込価格:269万円。
(プレスリリースより)

●Indian Chieftain

 Indian Motorcycleが製造するバイクとしては初となるフェアリング付きのハード・バガー、2014年モデルIndian Chieftainは、伝説的なIndian Chiefの意匠を取り入れながらも、最先端の機能と高品質な快適さを新たなステージに押し上げた革新的なマシンです。Indian Motorcycleが創り出してきた従来のバイクとは異なり、Chieftainはウインカー一体型のカウルを採用しており、さらに電動スクリーンは二輪業界初の二股取り付けカウルとなっています。 また、着脱可能な高品質なサイドバッグと、スマートフォンとのBluetooth接続を可能にした高品質オーディオシステムを標準装備しております。税込価格:299万円。
(プレスリリースより)

※カラーは3タイプとも共通で、サンダーブラック、スプリングフィールドブルー(プラス6万円)、インディアンレッド(プラス6万円)の3色。