2013年8月7日 

■ケーシー、最初のMotoGPマシン テストを無事終了。ワイルドカード参戦はあるのか!?

 ツインリンクもてぎで実施されているMotoGPワークスマシン「RC213V」の開発テスト。ライダーに起用されたケーシー・ストーナーは昨日に引き続き、現役時代をほうふつとさせる深いバンク角と高いアベレージスピードでコースを走行。2日間の周回数は53周に及んだ。1度目のサーキットテストはこれで終了となる。


ケーシー・ストーナーのコメント
「今日は昨日と違い晴天に恵まれ、とても暑く、おかげさまで、ドライ路面でテストする時間が十分に確保できました。テストは順調に進められ、昨日の遅れは、ほぼリカバーすることができたのではないかと思います。今回は開発メンバーの一部の方としかお会いしていませんが、Hondaがこれまで同様に、私をサポートしてくれたことに感謝いたします。今回9カ月ぶりにマシンに乗り、テストに参加することができて本当によかったのですが、ワイルドカード参戦に関しては、私の望んでいることではなく、気持ちに変化はありません」


(株)ホンダ・レーシング 中本修平 取締役副社長のコメント
「この2日間ケーシーにテストしてもらい、多くのデータや開発のヒントを得ることができました。このことで開発スピードを加速させ、今年のタイトル獲得につなげていきたいと考えています。今回はRC213Vのテストに特化しましたが、今後はRC213Vをベースとした『MotoGP市販レーサー(仮称)』のテストに参加してもらい、完成度をさらに高めていきます」