2013年10月9日 

■ダカール王者奪還へ向け、 新型 CRF450 RALLY発表

 来年1月に開催される「ダカールラリー2014・アルゼンチン・ボリビア・チリ」に参戦するホンダのワークスマシン「CRF450 RALLY」が発表された。

 新型 CRF450 RALLYは、今年1月に24年ぶりにワークス参戦したダカールラリーで得たデータをもとにエンジン出力、空力性能、耐久性、整備性などを大幅に向上させるべく開発。前回モデルに引き続き、ダカールラリーの特色である厳しい環境条件の変化に対して優位性の高いPGM-FI(電子制御燃料噴射装置)が搭載される。

 この新型マシンは10月13日から開催される「モロッコラリー2013」にワークスチームであるTEAM HRCから参戦。ダカールラリー同様、5名5台体制で実戦を通じ、マシンの熟成が図られる。

 また、ラリー競技に参戦するチームを対象に、新型 CRF450 RALLYは2014年中に販売も開始されるという。