2013年11月13日 

■最終戦で劇的逆転・王座防衛、成田の偉業を共有できる「チャンピオン記念Tシャツ」を読者プレゼント!

成田亮+CRF450R

 10月20日、スポーツランドSUGOで開催された全日本モトクロス選手権。最高峰クラスIA1の前戦までのポイントランキングは、1位:小島庸平(スズキ)310pt. 2位:小方誠(ホンダ)305pt. 3位:平田優(ヤマハ)299pt. 4位:成田亮(ホンダ)298pt.と、激しいチャンピオン争いが展開されていた。

 雨という天候によって転倒者やスタック車両が続出する中、IA1クラスではTEAM HRCの成田亮がヒート1で3位、ヒート2で2位に。チームメイトの小方誠を僅か1ポイント上回り、2013年度のチャンピオンを獲得した。ランキング4位からの劇的逆転王座防衛で、成田にとって3年連続、最高峰クラス9度目のタイトルとなった。

 IA2クラスではランキングトップの富田俊樹 がヒート1・2位、ヒート2・3位と手堅い走りでチャンピオンを獲得。IA7年目の初栄冠となった。


成田亮のコメント
「予選で小島選手が負傷したことから、自分にもタイトル獲得の可能性が出てきたと思いました。しかしそれを意識しだしたことは、走りにはむしろマイナスに働きました。身体の動きが固くなったり、ヒート2でもポイントのことを考えた瞬間に転んだりしましたから。ヒート2の最終ラップで、小方選手と自分との間に緑色のマシンが入っていることは分かりましたが、雨で全員がドロドロでしたから、それが同一周回の選手かどうかまでは判断できませんでした。ゴールしてからチャンピオンだと分かり、思わず泥の地面に倒れ込んで泣いてしまいました。シーズン中盤に調子を落とし、切り替えようと思った第5戦北海道大会ヒート2で転倒ノーポイントに終わったときが、思い返せば最も苦しかったです。正直、心が折れかけました。その状況から立ち直って獲得したタイトルなので、本当にうれしいです」


富田俊樹のコメント
「想像していたよりはリラックスして臨むことができました。ヒート1の序盤は、リズムがつかめずに苦戦しましたが、とにかくチャンピオンのことは忘れるよう自分に言い聞かせて走り、持ち直すことができました。ヒート2は、路面状況がかなり悪かったので、逆にスタートで前に出られれば大丈夫と思っていました。序盤で竹中選手がストップしているのが見えたので、その後はマシンを壊すことなくゴールに運ぶことに集中しました。本当は、最終戦で勝利してチャンピオンになれたらカッコよかったと思いますが、山本選手も速かったですし、この結果にはもちろん満足しています。もうIA7年目なので、ようやくチャンピオンになれた、という気持ちですが、今年は速い若手もどんどん登場してくる中で、自分も成長できたと思います」

2013全日本モトクロス選手権・ポイントランキング
●IA1クラス
1位:成田亮(ホンダ)  350ポイント
2位:小方誠(ホンダ) 349ポイント
3位:平田優(ヤマハ) 340ポイント

●IA2ラス
1位:富田俊樹(ホンダ)  372ポイント
2位:山本鯨 (ホンダ) 361ポイント
3位:竹中純矢 (カワサキ) 339ポイント


※写真をクリックするとサプライヤーのロゴが入った背面が見られます

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本田技研工業
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