2013年12月9日 

■未知のパワーが炸裂!「ヤマハ アセアン カップ レース」記念すべき10回大会開催される



 11月30日・12月1日の2日間、インドネシアで開催された「ヤマハ アセアン カップ レース」は、参加国のフィリピン、インド、タイ、マレーシア、インドネシアの5 ヵ国それぞれの予選レースを勝ち抜いた選抜ライダー総勢41 名と、特別参戦の日本人3 名が、単一の車両によって行うヤマハワンメークレースであり、“アセアン No.1”を決定する国際大会。大きな成長を遂げているアセアン地域の社会で大会を広く伝え、モータースポーツの普及・振興、青少年育成に繋げていくという目的をもつ。

 争われるクラスは、今回より新たにストリートスポーツ「YZF-R15」を使用するST クラスと、スポーティアンダーボーン「JUPITER Z1」(インドネシアでの名称)を使用するMTクラスを設定。各クラスとも2 ヒート制で行い、それぞれのヒートで獲得したチャンピオンシップポイントの合計で順位が決定される(同ポイントの場合は2 ヒート目の順位を優先)。また、チーム戦として、各国ライダーが獲得したポイントを合計して優勝国の決定も行われる。ST/MT クラスそれぞれ1~5 位のライダーにトロフィーと賞金を、優勝国にはトロフィーが贈呈される。

 熱気に満ちたセントゥール・インターナショナル・サーキット(全長:約3.96km)を舞台に、ライダーたちは激しいバトルを繰り広げ、ST クラスはヒート1で1 位、ヒート2 で2 位を獲得したタイの選手が優勝。MT クラスは、地元の大声援を受け、両ヒートを3 位としたインドネシアの選手が優勝を果たす。また、国別対抗ではホスト国であるインドネシアが優勝。参加国では最多となる6度目の栄冠を獲得している。



 会場ではレース以外にも、500 人の子どもを対象とした安全乗り方教室「キッズYSRS(ヤマハ セイフ ライディング サイエンス)」や、世界最高峰の二輪ロードレース・MotoGPに参戦するホルヘ・ロレンソ選手によるサーキットデモラン、YIMM(ピーティ・ヤマハ・インドネシア・モーター・マニュファクチャリング) のブランドアンバサダーを務める人気グループ「NOAH(ノア)」のライブイベント、トライアルデモンストレーションなども併催。延べ5万人が来場している。