2014年5月14日 

■マルク、2年契約を更新

マルク・マルケスと中本 修平 ホンダ・レーシング 取締役副社長

 ロードレースの世界最高峰・MotoGPクラスの2013年チャンピオン、マルク・マルケスがホンダ・レーシング(HRC)と2015年からの2年契約を更新した。

 スペイン出身の21歳であるマルク・マルケスは、2010年にロードレース世界選手権125ccクラス(現Moto3クラス)、2012年はMoto2クラスでチャンピオンを獲得。昨2013年にはホンダのワークス・ライダーとしてレプソル・ホンダ・チームから最高峰クラスのMotoGPクラスにデビュー、史上最年少となる20歳266日という若さでチャンピオン獲得を果たす。今シーズンは開幕から4戦すべてで予選1位&優勝という、現在のところパーフェクトな戦いを展開中だ。


マルク・マルケスのコメント
「この度、HRCとの契約更新を発表できることを非常にうれしく思います。レプソル・ホンダ・チームの一員になることは私の夢で、それが1年半前に実現しました。昨シーズンはとても忙しく過ぎていきましたが、MotoGPクラス挑戦の初年度にチャンピオンを獲得するという、もうひとつの夢が達成できるとは思っていませんでした。Hondaの一員でいることは私にとって大変光栄であり、そして今後の2シーズンもこのチームで走り続けることができることに感謝しています」

中本 修平 ホンダ・レーシング 取締役副社長のコメント
「マルク・マルケス選手を今後の2シーズンにわたり、ワークスチームのライダーとして迎えられることに満足しています。今回早いタイミングで契約を発表できたのは、マルケス選手とHondaの双方が、ひとつのチームであり続けたいと強く望んでいたからです。彼はまだまだ伸び盛りのライダーですが、マシンの状態に合わせて走ることと、一戦ごとに学習していく能力は人並み外れて優れており、今シーズンも幸先のいいスタートを切っています」