シュル〜ッと軽快なエンジン音とともにスイスイ走るホンダSh mode。
　今回からの相棒はホンダSh mode、今まで頑張ってくれたPS250はちょっとオヤスミ。
　Sh modeはPCX125系のエンジンを搭載したホンダ渾身のオシャレスクーターである。
　ヨーロッパに多い石畳の道を想定していることもあり、フロント16インチ、リア14インチの大径タイヤは釣り場によくある多少のデコボコ道も難なく走破出来るのはありがたい。
　今日の目的地は埼玉県飯能市にある宮沢湖、距離的にも府中市からSh modeで行くには本当に丁度良い。

　今回宮沢湖に向かった理由はとても単純。
　悪友から聞いた話で湖畔に美人のママさんが経営するオシャレなシエスタカフェ「トゥーティッキー」があるからだ。定休日もあるのでwebisiteなどでチェックしてから出かけて欲しい。
　とにかくこのカフェは抜群に居心地が良い！ハンモックチェアは秀逸！　釣りをしない方でもここのカフェを目当てにプチツーリングで是非訪れて頂きたい。
　ハンモックチェアに座り湖からの爽やかな風を受けながら最高においしいコーヒーを頂けば、そりゃもう全身が癒される。

　さて本題の釣りだが去年知人から宮沢湖でバスフィッシングが楽しめるという噂を聞き、色々調べてみたらそれは本当だった。
　本当は去年に取材を予定していたが、僕もカメラマンのトクさんも時間が全く作れず今年の釣行と相成った。
　でも結果オーライで、去年来ていたらシェスタカフェトゥーティッキーが無かったからね。今年で大正解！

　宮沢湖でバスフィッシングを楽しみたいという方にまず理解しておいて頂きたいのは、宮沢湖の基本スタンスはへらぶなとわかさぎの管理釣り場なのでいつでもバスフィッシングが出来るという訳ではない。
　利用期間（4月下旬〜9月いっぱい）と実釣時間（16時〜19時）も決まっており、さらに管理事務所で宮沢湖専用の写真付きライセンスを作り、きちんとした手続きを踏まえて初めてバスフィッシングが楽しめる。
　いつでも釣りが出来たりすると釣り場を大事にしない人が増えるばかりなので、個人的にバスフィッシングに関してはこの位の手間をかけて頂いた方が良いと思っている。

　そんなバックグラウンドもあり、ここで釣りを楽しんでいるバスアングラーの皆さんは自然と挨拶が出来るジェントルでグッドマナーな方ばかりだ。
　宮沢湖の管理スタッフの皆さんのバスフィッシングに対する理解・優しさ・情熱で釣りが可能となっている事をどうか肝に命じておいて欲しい。

　それとこのつたない連載に協力をしてくださっているDAIWAも子供達を集めてD.Y.F.C(ダイワヤングフィッシングクラブ）などのイベントを開催している。
　これは宮沢湖がマナーとルールを守る良い釣り場という証拠だね。
　今シーズンバスフィッシングはもう間もなく禁漁期間に入ってしまうが、カフェは元気に通年営業中だ。

　もしバスフィッシングのシーズンが終っても管理事務所のすぐ下にはしっかりと管理されたタナゴの釣堀池がある。

　普通の釣堀というと金魚とか鯉を釣らせるのが多いのだが、タナゴを釣らせてくれるのは非常に嬉しい。
　ちなみに手ぶらで行ってもタナゴ釣りは楽しめるので、僕も今度タナゴ釣りを楽しみに行ってみようと企んでいる。

　皆さん行ってみて！　宮沢湖フィッシングエリアへ！