2014年12月8日 

■“BLUE CORE”次世代小型エンジン搭載 新型「Mio125」をインドネシア市場に導入

 ヤマハ発動機は、“新しい!元気が良い!Mio”をコンセプトに開発した125ccスクーターの新製品「Mio (ミオ) 125」を、2014年12月からインドネシア市場に導入すると発表した。

 新型「Mio」は、走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を高次元で具現化する次世代小型エンジンとなる“BLUE CORE (ブルーコア) エンジン”を搭載。現行「Mio J」の115cc から排気量をアップさせつつ、同等の燃費性能とコンセプトどおりの元気な走りを両立させている。今年8月にベトナムに導入した女性向けスクーター「Nozza Grande」に搭載のBLUE COREエンジンをベースに加速性能を高めるなど、ターゲットである若年層のニーズに応えるテイストとしているという。

 その他の特徴としては、1)車両装備重量92kgと現行モデル同等の軽量ボディ、2)機敏な走りを支える新設計の高剛性・軽量フレーム、3)軽快感のあるレイヤーイメージのボディデザイン、4)コミューターとしての利便性、収納性向上など。

“BLUE CORE”新エンジンを搭載する新型「Mio125」をインドネシア市場で発売。

 2003年に導入した初代「Mio」は、かつてマニュアルトランスミッションのアンダーボーンモデルが主流だったインドネシア二輪車市場において、女性を中心に燃費・乗りやすさ・利便性・ファッション性を兼ね備えるオートマチックスクータートレンドを創出、市場拡大の牽引力となってきたモデルで、現在もヤマハの主力モデルとなっている。BLUE COREエンジンの採用など、今回のモデルチェンジにより「Mio」の商品競争力をさらに高め、市場での販売拡大に繋げるとしている。

 製造・販売はインドネシアのヤマハグループ会社、PT.Yamaha Indonesia Motor
Manufacturing が担当する。ジャカルタでの店頭小売価格は、1,398万ルピア(12月8日現在、日本円で約17万3千円)、販売計画は、発売から1年間/インドネシア国内で86万台を予定。

■ヤマハ http://www.yamaha-motor.co.jp/