2015年1月13日 

■短期連載 「250の魅力を探る」シリーズ YAMAHA SEROW250

YAMAHA SEROW250

マウンテントレール一筋30年。
大人になってもセローがセローなワケとは?

『二足二輪──セローが提唱したマウンテントレールというスタイルはデビューから不変のまま30年を迎えようとしている。“スリムな車体、エンジン重量は軽くしかもトルクは250並に”を求めて225という当時でも半端な数字に魅力を付け、左右とも51 度切れる小回り重視のハンドル切れ角、スタンディングでの操作を想定した後退したステップ位置、スタック脱出用に便利なグリップをライト下、車体後部へ装着するなど、足を伸ばせるトライアル車的な存在感でマニアの心をくすぐった。超悪路に備え足つき性を武器とするための低いシート高も、マニアより多くのライダーに効果をもたらすなど、本音はハードなのにソフトな路線もばっちりキャッチアップし続けたこところにもセロー。改めて乗るとやっぱり良いのである。』
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