bmw2015model_title.jpg

BMW Japan
_TOG4611.jpg

BMW S 1000 RR

 2009年に最初のモデルが発売され、2012年にモデルチェンジ、そしてこの2015年、BMW S1000RRがまた大きく変わった。S1000RRにあまり興味を持ってこなかったライダーには、どこが変わったのか、という印象を持つかもしれないが、実は外装デザインは違うものになって、他の部分も微に入り細に入り手を加えられている。

 今回、最も判りやすい部分は、正面から見た顔つきだ。アシンメトリーヘッドライトが今までと配置が逆で、丸型に近い方が右から左になった。さらに中央にあるエアダクトが大きくなったこと、横から見た時のノーズ部分が受け口のように反るように前へ伸ばしたこと。それだけでなく外装の形状は全部新しくなっている。これによって空力性能を大幅に高めたという説明を受けた。

 その外観より大きなニュースは、日本仕様がこの最新型からヨーロッパと同じエンジン最大出力を手に入れたこと。199hp! 今までの日本仕様が156hpだったので、プラス43hpである。それもあって、今まで日本仕様だけ別のサイレンサーが装着されていたけれど、ヨーロッパ仕様と見た目が同じになった。

 シート高はスペック的には1mmだけ上がっている。跨った感じでそれが判るほどではないけれど、身長170cmの昭和短足体型だと、両足では足先だけ接地。しかし個人的にはこれで充分で気にならない。袖ヶ浦フォレストレースウェイのコースに滑りこんで、温まっていない体とタイヤを慣らして、徐々にペースを上げていった。

 クラッチ操作いらずに足先操作すれば切り替わる『シフトアシストPro』は、シフトアップ、ダウン両方に有効で、シフトダウン時には自動で回転を合わせてくれる。高速3コーナーから速度を落とさないといけない4コーナーに入るところでシフトダウンをしてみると、これなら確かに簡単だ。レースをバリバリやっている人は、自分で操作したくなるなるもどかしさもあるかもしれないが、ユーザーボリュームが大きいであろう、そこまでの腕がない人には楽で助かる。

 シフトダウンをしようと踏み込むと、ちょっぴり抵抗感があって、ギアが変わったクリック感が希薄なのは、コンピューターが介在して、それにより回転数が大きく変化しないこともそれに繋がるのかもしれない。レバー操作しながら自分でブリッピングして回転数を合わせたシフトダウンの方がタイミングを取りやすく慣れているけれど、逆に言えば、これもすぐに慣れていける。ABS装置は前後を連動させたインテグラルブレーキシステムで、強い減速でリアタイヤが浮き上がろうとした時に姿勢を制御することもあり、シフトダウンしながら強い減速でも、車体が乱れず。高いクラスのレース経験者ではない私の腕前だからこそ、この頼もしさがありがたい。

BMW S 1000 RR。ライダーの身長は170cm。(※写真上でクリックすると両足での足着き性が見られます)

 エンジンはとにかくパワフル。正直言うと、なかなかスロットルを全開にできなかった。F800RとR1200Rと混走で、この2台のスポーツ性能にはとても感心したけれど、余程の技量の差がない限り、前に見えたらぐんぐん追いついていった。これがストレートと、2コーナー、3コーナーにかけてのハイスピードエリアだとさらに顕著で、あっけないほど近づける。9千回転から1万2千回転の最大トルクが出ている範囲では力強いながら、フラットな特性で制御しやすい。

 旋回を始めた時の手応えの身軽さ、スロットルを開けていった時のトラクション能力が高く、速さの中のあらゆる場面で常に感じたのは高い安定性だ。生半可な速度だと何事もなかったように、それがコーナーで体が路面と挟まっているかのように車体が寝ていても感じた。底が見えている自分の腕前ながら、底が深いバイクの限界を探りたくなってくる。

 ダイナミック・トラクションコントロール(DTC)と、状態によってサスセッティングを変えるダイナミック・ダンピングコントロール(DDC)、スロットルレスポンス、I-ABSの設定を変え組み合わせた、『Rain』『Sport』『Race』(公道を走れない『Slick』と、好みの組み合わせが出来る『User』は試していない)モードで走り比べてみたが、『Sport』と『Race』はエンジンのキャラクターは一緒で、『Race』の方が足周りはシャキッとして、このコースでの走りに合っている。DTCの違いはなかなか判別が難しい、それほど違和感なく働いているのだろう。『Rain』モードだけ明らかな違いが判るけれど。

 公道では『Sport』の方が快適性も鑑みて、ちょうど良さそうだ。電子制御のカタマリと言っていいもので、その完成度と共に、凄い時代になったもんだと思ってしまった。ギミック的な印象はまるでない。

 ありふれた表現で申し訳ないけれど、この試乗の印象をひと言にするならば、「ものすんごく速い!」というものになる。オートバイ進化の最先端を味わう喜びを感じた。

(試乗:濱矢文夫)

_TOG4245.jpg _TOG4251.jpg _TOG4260.jpg
_TOG4185.jpg _TOG4194.jpg _TOG4200.jpg
_TOG4206.jpg _TOG4269.jpg _TOG4266.jpg
_TOG4239.jpg _TOG4233.jpg _TOG4203.jpg
_TOG4118.jpg _TOG4131.jpg
2010年の春から日本市場でも発売開始されたS 1000 RRは、BMW Motorradのスーパー・スポーツとして人気を博しているモデルだ。今回試乗したS 1000 RRは、昨年のインターモト2014モーターサイクル・ショーでワールド・プレミアを飾った新世代モデルで、エンジンのトルク特性を最適化するとともに、最大トルクは先代モデルから3N・mアップの113N・mを実現。また最高出力も、31kW(43PS)アップの146kW(199PS)を発生する。さらに、まったく新しいボディーワークが与えられた車体は、先代モデルから2kgの軽量化を達成し204kg(満タン時)となった。
_TOG4786.jpg

■BMW S 1000 RR 主な特長
最高出力:146kW(199ps)/13,500rpm、最大トルク:113Nm/10,500rpm、車両重量:204kg、ライディングモードPro、オートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)、ダイナミック・ダンピング・コントトール(DDC)、ダイナミック・トラクション・コントロール(DCT)、HPギアシフト・アシスタントPro、Race ABS、グリップヒーター、LEDターンインジケーターを標準装備、カラー:ブラック・ストーム・メタリック、レーシング・レッド×ライト・ホワイト、BMW モータースポーツ・カラーの3色。基本色のブラックがメーカー希望小売価格2,150,000円、レッド×白は3万円アップ、BMWモータースポーツカラーは4万円アップ。

 
BMW R 1200 R

_TOG4739.jpg

 今まで、どちらかと言えば、落ち着いた感じのロードスポーツモデルだったR 1200 Rだけれど、試乗するために目の前にした、燃料タンクに赤く大きな“R”とデカールが入った赤いフレームの車両に驚いてしまった。新型のR 1200 Rは3つのカラーがあって、それぞれ外装が少し違う。この車両は「STYLE1」と名付けられた、いちばんスポーティーな仕様。ウインドスクリーンがあったり、エンジンスポイラーと呼ばれるアンダーカウルが付いていたりする。青いSTANDARDモデルよりタンクカバーの真ん中がステンレスだったり、タンク中央のライダーの股が当たる部分にパッドが付いているのも外観の特徴である。

 跨ってみると、身長170cmやや短足でも足着きは良好。日本仕様はヨーロッパ仕様より20mm低い760mmになっているのは重要なポイント。大きな燃料タンク部分と、一段高くなったリアシートの間にすっぽり挟まるような感じで座る。何より大きなトピックスは、モデルチェンジしてフロントフォークがBMW独自のテレレバーから通常のテレスコピック倒立フォークに変わったことだろう。これにより前周りがコンパクトになって、当然フレームも前側が大きく変わり、燃料タンクが前モデルよりずいぶんと横の出っ張りがなくなってスリムな形状になっている。

 GSやRTが採用している新採用の水冷エンジンを始動させブリッピングをすると、トルクリアクションで車体が横方向に小さく傾く。最初に乗ったF 800 Rとは違い、これは縦置水平対向2気筒+シャフトドライブだよと主張する。走りだすと、低速から強めのトルクで、スロットルを開けるとグイっと背筋が伸びるように押し出る感じ。そこから高回転まで淀みなく回り切る。この低回転のトルクは登りのワインディングや、高めのギアを選び、回転数を上げない巡航時に楽ができそうだ。見た目はちょっと派手になったけれど、こういう部分は流石BMWのロードスターモデルといった感じ。

BMW R 1200 R。ライダーの身長は170cm。(※写真上でクリックすると両足での足着き性が見られます)

 なぜ、テレレバーをやめたのか。テレレバーの利点は、加減速時になるべくフラットに保とうとする姿勢制御とディメンション変化の少なさだった。今回、サスペンションにダイナミックESAを採用したことで、状況に合わせ瞬時に前後のサスペンションセッティングを変えられ、テレレバーと同じ役割を担えるようになったから、というのが変更理由だと説明を受けた。

 これは車体がバンクしている状態を知るリーンアングルセンサー、加速状態、減速状態、サスペンションのストロークセンサーで路面状態、リアタイヤの空転具合によって、最適な状態をつくりだすという。S 1000 RRやF 800 RのDDCと違うのはリアショックのプリロードも変化させること。この恩恵なのか、スリムになったとは言えそれなりのボリュームがある車体を強く減速しながらコーナーに飛び込む時に拍子抜けするほどスーッと入る軽い動き。思ったよりも楽に出来る。フルバンクで車体のどこかが接触してチリチリ音が聞こえる旋回中でも安定したもので、立ち上がりでスロットルを開けるとリアショックがグッと踏ん張っているのが判った。ライディングモードプロはスロットルレスポンスがいいDYNAMICを選択。私の腕前で不安なく出せる高い速度域で飛ばして周回しても概ね好印象だ。

 快適性も素晴らしい。身のこなしは見た目より格段に機敏で素直に思い切って走るのを楽しめた。古くからオートバイに乗っている者として、ここまでのハイテクメカが必要なのかと保守的な考えが心のどこかにあったけれど、この落ち着きはらってクルクルと曲がれるのを体感すると、次第にポジティブにならざるを得ない。それでも、ここは路面状態がいい場所だから、このR 1200 Rのメインとなる、もっといろいろなシチュエーションが出てくる一般道を走って試してみたい。

(試乗:濱矢文夫)

_TOG3975.jpg _TOG3964.jpg _TOG3957.jpg
_TOG3927.jpg _TOG3929.jpg _TOG3936.jpg
_TOG3942.jpg _TOG4209.jpg _TOG4211.jpg
_TOG3954.jpg _TOG3945.jpg _TOG3982.jpg
_TOG3992.jpg _TOG3890.jpg
フルモデルチェンジを受けたBMW伝統のボクサー・ロードスター「BMW R 1200 R」。ボクサー・エンジン搭載のロードスターは、1923年に登場した「BMW R32」以来、90年以上に渡ってBMWファンを魅了し続けてきているが、ロードスターは、モーターサイクルの中でもとりわけ純粋に走りを堪能するためのモデルであり、魅力あふれるライディング・エクスペリエンスを提供してくれる。また、気楽なクルージング、ダイナミックなスポーツ走行、タンデムで出かける休暇旅行など、BMWのボクサー・ロードスターはどのような目的においても完璧なパートナーとしての存在でもある。

今回発表されたニューBMW R 1200 Rは、迫力あるロードスター・デザインと、ダイナミックな走行性能に加え、長距離ツーリングにおける優れた走行快適性といったボクサー・ロードスターの伝統的な特徴を高次元で融合したモデルだ。搭載されるボクサー・エンジンは、最高出力92kW(125ps)/7,750rpm、最大トルク125Nm/6,500rpm の圧倒的なパワーを発揮し、先代モデルとの比較において全回転域に渡ってトルクが向上されている。排気ガスは2-in-1タイプのエグゾースト・システムを通り、ダイナミックに角度が付けられたリア・サイレンサーから排出される。また、モデファイされたエアボックス、新形状のインテーク・シュノーケル、中央に配置されたラジエーターなどにより、ロードスター・モデルのこだわりであるスレンダーなフロント・シルエットを実現している。
_TOG4690.jpg

■BMW R 1200 R 主な特長

水平対向2気筒DOHCエンジン、最高出力92kW(125PS)/7,750rpm、最大トルク125Nm/6,500rpm。ねじれ剛性を高めた鋼管製ブリッジ・フレーム。フロント倒立テレスコピック・フォーク、リアEVOパラレバーサスペンション・システム。新設計のインテーク・エア・ダクト、中央配置のラジエーターによるスリムなフロント・シルエット。新設計された五角形デザインのエキゾースト・システム。「レイン」および「ロード」の走行モードに加え「ダイナミック」、「ユーザー」の 2つのモードを追加した「ライディングモードPro」を標準装備。ABS、ASC(オートマチック・スタビリティ・コントロール)、リーン・アングル・センサー付きDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)の採用。クラッチ操作なしに瞬時にシフトアップ/シフトダウンができるギアシフト・アシスタントProを標準装備。あらゆる状況で最適な走行特性を実現する最新世代のダイナミックESA(電子調整式サスペンション)を標準装備。4ピストン式ラジアル・マウント・キャリパーとABSを備えたブレーキ・システム。軽量な10 本スポークのキャスト・ホイール。豊富な情報を提供する高性能のマルチ・ファンクション・メーターパネル。グリップヒーター、LED ターンインジケーターを標準装備。カラー:コルドバ・ブルー、ライト・ホワイト(レーシング・レッドのフレーム)、そして、サンダー・グレー・メタリック(アゲート・グレー・マット・メタリックのフレーム)。メーカー希望小売価格:1,690,000円、白は7万円アップ、グレーは4万円アップ。

 
BMW F 800 R

_TOG4513.jpg

 これで第三世代目となる新型のF 800 Rを見て、すぐに気がついた変更部分はルックスが変わったことと、正立フォークから倒立フォークに変わったこと。大きさの違う四角いヘッドライトを並べた左右非対称の顔つきから、単眼の異型ヘッドライトになった。いい意味でクセのあったこれまでのモデルより、さっぱりスッキリとした印象になった。そこはかとなく日本車っぽくなったような気も。倒立フォークにはブレーキキャリパーがラジアルマウントされたのも新しいところ。

 少し低くなったシートに腰をおろし、目に入るハンドルバーも変わっているのに気がついた。しなやかながらダイレクト感があると言われる、いわゆるファットバータイプになっている。これまで通りスリムな車体は、そのまま両足先を地面に接地させたまま大きく左右にゆらすことも躊躇なくやれる軽さ。

 今回、水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒エンジンは、ハードの変更はなく制御コンピューターのマッピング変更により87psから90psに若干のパワーアップをしている。走りだしてもその軽快感とアップライトな楽なポジション、ニーグリップしやすさなどで、すぐに馴染んで気持ちがペースを上げて走るのに積極的になった。

 試乗した車両はオプション設定のESA(電子制御式サスペンション)が装着されていて、ダンピングを手元のスイッチひとつで変更が可能で、「Normal」「Sport」「Comfort」と3つのモードの中から、初めは「Normal」から走り出した。エンジンは車体の印象と同じく、とにかく軽く回転が上昇する。低中速のトルクも程よくあって、加速がスムーズに繋がり、どんどん速度が伸びる。特に今回、4速、5速、6速のギア比が変更になり、3速と4速がやや離れ、6速がオーバードライブになった。この効果もあってか各ギアの繋がりに淀みがなくて気持ちがいい。

BMW F 800 R。ライダーの身長は170cm。(※写真上でクリックすると両足での足着き性が見られます)

 フットワークも俊敏で、安定感、旋回性ともまったく問題なく、倒立フォークになってネガティブな部分を感じられなかった。しなやかに路面を捉え快適。だけど、徐々にペースが上がるとダンピング「Normal」ではコースで動きすぎると感じ始めた。そこでESAを「Sport」モードにすると、見事に落ち着いてシャキッとなった。もっとコーナーリング速度を上げられ、深くバンクしても簡単にどこかが地面に触れることはなく、面白いように周回。トラクションコントロールではなく前後ホイールの速度差を検知してリアタイヤのスリップを制御するASC(オートマチック・スタビリティコントロール)も装備されているので、立ち上がりでやや強引にスロットルを開けてみたが、リアタイヤが大きくスリップすることなく、スーッと前に進んでいく。

 ポジションや制御しやすいエンジン特性などによる快適性と、扱いやすさ。そして思った以上にスポーツ度が高い。誰でも無理なく、レブリミットまでフルに回して楽しめる、こういうバイクは、汎用性が高く、便利。見た目から受ける軽快感、実際車体に触れての軽快感、走る軽快感、そのまとまりがとてもいい。まさに正常進化させたという表現がぴったりとくる。F 800 Rの“F”はFUNの頭文字。その通り特別なテクニックを必要とせず、多くの人が楽しめるものだ。

(試乗:濱矢文夫)

_TOG4059.jpg _TOG4064.jpg _TOG4076.jpg
_TOG4043.jpg _TOG4040.jpg _TOG4032.jpg
_TOG4046.jpg _TOG4101.jpg _TOG4095.jpg
_TOG4086.jpg _TOG4053.jpg _TOG4049.jpg
_TOG3995.jpg _TOG4104.jpg
ミドルクラス・ロードスター「BMW F 800 R」もフルモデル・チェンジ。開発にあたって一貫してオールラウンドなクオリティの向上が追求されたニューBMW F 800 R は、スポーティな走行性能、俊敏なハンドリング、優れた多様性、そして、躍動的で魅力的なフォルムの全てを高次元で実現。排気量798ccの水冷並列2気筒エンジンは、最高出力66kW(90ps)/8,000rpm(先代モデルは64kW(87ps)/8,000rpm)を発生、4速から6速のギア比の変更により、先代モデルからの特徴である優れた駆動力、俊敏なレスポンス、優れた燃料消費率をさらに向上させている。フロントには倒立フォークを採用、ラジアル・マウント式ブレーキ・キャリパーを備えた油圧式ダブル・ディスク・ブレーキにより、耐フェード性に優れた高い制動性能を確保している。また、新しいシートはシート高を790mmに下げ(先代モデルは800mm)、人間工学的に最適化されたハンドル・バーとフットレストを採用することでライダーの快適性を一層向上させている。スタイリング面では、フェアリング、ラジエター・シールド、フロント・マッドガード、ホイールのデザインを一新、よりアクティブなキャラクターを強調している。ヘッドライトは左右対称デザインとなった。
_TOG4445.jpg

■BMW F 800 R 主な特長

水冷4ストローク2気筒DOHC、798cc。最高出力66kW(90ps)/8,000rpm(先代モデルは64kW(87ps/8,000rpm)。4 速から6速のギア比を最適化。左右対称ヘッドライト・デザイン。フロント倒立フォーク。フロント・ラジアル・マウント・ブレーキ・キャリパー。ダイナミックなデザインでより軽量化されたホイール。人間工学的に最適化されたハンドル・バーとフットレスト。より低くなった790mmのシート高(従来は800mm)。新しいテーパード・アルミニウム・ハンドルバー。グリップヒーター、LED ターンインジケーターを標準装備。ASC(オートマチック・スタビリティ・コントロール)をオプション設定。ESA(電子調整式サスペンション)をオプション設定。カラー:ライト・ホワイト、ライト・ホワイト×ブラック・サチン・グロス、レーシング・ブルー・メタリック×ライト・ホワイト、レーシング・ブルー・メタリック×ブラック・サチン・グロス。メーカー希望小売価格:1,099,000円。青×白と青×黒は1万円アップ。


| BMW Japanのページへ |