2015年5月9日 

■“猿族”昭和の日に集う! 「第3回モンキーミーティングin多摩」

※以下、写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます

 4月29日の昭和の日、東京・あきる野の東京サマーランド・第2駐車場エリアにて、「モンキーミーティングin多摩」が開催された。今回で3回目を迎えるイベントだが、そもそもは多摩テックの在りし日から行なわれてきたイベント。そう、遊園地の乗り物として誕生したモンキーが育った地である。2009年に多摩テックが惜しまれつつ閉園となったことで、会場を東京サマーランドに変更。場所はちょっと西に移動したが、“猿”たちにとっては周りを山に囲まれたいい環境と言えそうだ。(前回の模様はコチラ

 さてモンキーミーティング、最大の目的はモンキー・ユーザー同士の親睦を深めること。イベント自体はモンキー同様、ホンダの水平シリンダー・エンジン搭載車であるゴリラやダックス、新しいモデルではGROMでの参加もOKだ。

対象物がとても小さいので、じっくり観察する際にはおのずと「跪きポーズ」となる。 懐かしや「スーパーモンキー」のモンキーか!? クレードルフレームに水平エンジンを搭載したXL70など、珍しいモデルを見ることもできる。

 今回は曇りのち晴れの天気の下、238台(249名)の“猿族”が集結! 半世紀以上前に生まれた初代モデルから最新くまモンバージョン、さらには原型がわからないほどカスタムされたモデルまで、オーナーの“愛情”が存分に注ぎ込まれたバイクが揃う。そして、同じバイクのオーナー同士の会話が弾まないワケがない。

 イベントはゲストを招き、貴重なハナシが披露される「バイクフォーラム」、そして人気バイクを決定する「モンキーコンテスト」も実施。また、今回はホンダの最新原付1/2種モデルの試乗会も実施。クラシック・モデルのオーナーさんは、普段とは違う魅力に触れることができたはずだ。ミーティング参加者には全員に記念Tシャツがプレゼントされ、名残惜しい中、15時に解散となった。

 尚、次回以降のインフォメーションは下記ホームページにて。

モンキーミーティング 公式ホームページ
http://monkey-meeting.net/

(撮影:徳永 茂)

「バイクフォーラム」のゲストは、モンキー東京LTDのカラーリングを担当した元・本田技術研究所デザイナーの小泉一郎さん。モトコンポやモトラのデザインPL(プロジェクトリーダー)も務め、その開発話が披露された。ちなみに台上のモンキーはミーティングに自走してきた小泉さんご自身のもので、細かなところに手が加えられている。司会進行はモトチャンプなどでも活躍中の“とっきー”こと、ときひろみチャン。
会場では水平エンジンを搭載するモンキー(くまモンバージョン)、GROM、クロスカブをはじめとする、ホンダ最新・原付モデルの試乗会も行われた。小さなモンキーは誰が乗っても笑顔になる!
モンキーコンテストの表彰式。入賞者には協賛各社より豪華プレゼントも! ラストは恒例ジャンケン大会。JG(ジャンケンガール)はもちろん、とっきー!