2015年5月12日 

■ホンダモーターヨーロッパが「CRF1000L Africa Twin(アフリカツイン)」を2015年中に発売

 ホンダの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッド(本社:バークシャー州ブラックネル)は、現地時間の2015年5月12日(火)午前10時に「ホンダモーターヨーロッパが、CRF1000L Africa Twinを2015年中に発売する」と発表した。

 CRF1000L Africa Twinは、昨年11月のEICMA2014(ミラノショー)に出展した「True Adventure プロトタイプ」で示した方向性を製品化したモデルだ。

 初代のAfrica Twinは、ホンダがパリ・ダカールラリーで3連覇を達成した1988年に、「XRV650 Africa Twin」としてデビュー。オンロードはもちろん、オフロードでの耐久性にも優れ、さらに高い操縦安定性によって一日中快適に走行できるアドベンチャーモデルとして、世界中で人気を集めた。

 新型のAfrica Twinには、歴代モデルの優れた特性に加え、チーム・エイチアールシー(Team HRC)のダカールラリー復帰などによって得たノウハウを投入するなど、ホンダがこの10年間で開発に取り組んできたオンロード・オフロードモデルにおける多くの技術が採用されているという。

 さらに、同カテゴリーで初(ホンダ調べ、2015年5月現在)となる、新開発のデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)モデルも設定。この新型DCTは、Africa Twinの名にふさわしい、オフロードで優れた性能を発揮できる仕様とされている。

 CRF1000L Africa Twinは、オンロード、オフロード双方で高い走行性能を持つ大排気量のアドベンチャーモデルとして、ホンダの新しい「True Adventure:真の冒険」の歴史を切り開くデュアルパーパスモデルという。

■ホンダ http://www.honda.co.jp/motor/