2015年9月9日 

■日本GPにホンダを駆る5名の日本人ライダーが決定

 10月11日、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で決勝が行なわれる「MotoGP世界選手権シリーズ第15戦MOTUL日本グランプリ」。主催者推薦(ワイルドカード)でホンダのマシンを駆って参戦する日本人ライダーとチーム体制が決定した。

 最高峰のMotoGPクラスには、HRCで開発ライダーも務める高橋 巧が「Team HRC with NISSIN」から参戦。マシンはRC213Vだ。MotoGPクラスにHRCからワイルドカード参戦するのは2011年に伊藤真一を起用して以来となる。

高橋 巧のコメント
「過去、何度かシーズン前のMotoGPのツインリンクもてぎでのテストに参加させて頂き、世界のトップライダー達の走りは目の当たりにして来ました。今回、実戦参加できる、と言うお話を頂き、彼らと一緒に走ることが出来るか、と思うと今からワクワク、ドキドキしています。皆さんのご期待に沿える様、全力で頑張りたいと思いますので、ご声援、よろしくお願いします」



高橋 巧 Team HRC RC213V

 Moto2クラスには2014年全日本ロードレース選手権・J-GP2クラスチャンピオンの高橋裕紀が「Moriwaki Racing」より、2015年アジアロードレース選手権に参戦中の小山知良が「NTS T.Pro Project」から参戦。

 Moto3クラスは2015年全日本ロードレース選手権・J-GP3クラスに参戦中の水野 涼と栗原佳祐が「MuSASHi RT HARC-PRO」より参戦。マシンはNSF250R。

高橋裕紀 小山知良 水野 涼 栗原佳祐

高橋裕紀のコメント
「この度はMOTUL日本グランプリMoto2クラスへのワイルドカード参戦が決まりました。まず、この機会を与えて下さいました全ての関係者の方に感謝します。このクラスはHonda CBR600RRのエンジンを使用したワンメイクレース。私自身ホンダファミリーとしても与えられた環境の中で最大限の力を発揮できる様、精一杯頑張りたいと思います。応援宜しくお願い致します」

小山知良のコメント
「昨年に続き、今年もNTS車輌でMoto2クラスに参戦出来る事を大変嬉しく思っています。過去のGP参戦の経験をフルに生かし、一つでも上の順位を走れるように頑張りますので、皆様の熱い応援宜しくお願い致します」

水野 涼のコメント
「日本グランプリにワイルドカード参戦出来る事は大変嬉しく貴重な経験です。今回の出場には多くの方々の支えがありました。一つでも上を目指し、支えて頂いた皆様に恩返ししたいと思います」

栗原佳祐のコメント
「全日本では調子が上がってきているので、グランプリでどの程度の戦いができるかを楽しみにしています。初めて戦う世界選手権ライダー、使い慣れないタイヤなどの不安もありますが、精一杯戦い、最低でもポイントが取れる位置まで上がりたいと思います」