MBニュース&トピック

 

2016年10月4日 

■XSR900はじめ「2016年度グッドデザイン賞」4点が受賞

モーターサイクル「XSR900」(「ベスト100」選出)審査員のコメント
「力強さと繊細さを併せもつ圧倒的な美しさに感銘を受けた。シンプル・レトロを謳うが、むしろオーセンティックという表現が相応しいだろう。職人の手作業によるヘアラインが入ったアルミ製燃料タンクカバーには作り手の魂を感じる。また、エンジンにはじまり、サスペンション、フレーム、小さなボルトにいたるすべての機能パーツに美意識がしっかりと反映されているのもオーセンティックな印象を生みだしている理由だ。オートバイという趣味性の高い乗り物と、研ぎ澄まされた工業製品の美しさはよく似合う。これほどの質感を約100 万円で実現したコストパフォーマンスも高く評価した」

 「グッドデザイン賞」は公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)が主催、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度として広く知られる世界的なデザイン賞。その2016年度、ヤマハ発動機の製品など4点が受賞した。

 中でもモーターサイクル「XSR900」は、特に優れたデザインに与えられる「グッドデザイン・ベスト100」に選出。また、音を奏でる電動アシスト車いすのコンセプトモデル「&Y(アンディ)01」は、共同でデザインしたヤマハ株式会社との初となる合同受賞となった。

 グッドデザイン賞を受賞した製品は10 月28 日から11 月3 日に東京ミッドタウンで開催される受賞展「グッドデザインエキシビション2016(G 展)」 にて紹介される予定。

ヤマハ発動機 グッドデザインアワードサイト
http://global.yamaha-motor.com/jp/profile/design/awards/good_design_award/

スポーツクルーザー「SR320FB」 スポーツ電動アシスト自転車「YPJ-R」 音を奏でる電動アシスト車いす「&Y01」

2016年10月4日 

■クルマ・バイクの未来を体験「東京モーターフェス2016」お台場エリアで開催

「東京モーターフェス2016 事前発表会」にてテリー伊藤さん、菊池亜美さんがイベント紹介のために登場。「子どもからお年寄りまで、幅広い年代に遊びにきて、楽しんでほしい」と。

 10月8日(土)から10日(月・祝)の3日間、お台場エリア(船の科学館前特設会場・メガウェブ会場・センタープロムナード)にて“観て、乗って、のめり込め。”をキャッチフレーズに開催。クルマ・バイクの未来を多くの人に体験してもらうことを目的とした、毎年・秋恒例となっているイベントだ。入場無料。

ミスター・バイクBGの連載ページ「乗らずにいられない!」でお馴染みのテリーさん、360°VR DOMEの体験模様。

 メインとなる船の科学館前特設会場では、360°の臨場感ある映像で乗車感覚(レーシングカー、バイク、路線バス)を楽しむことができる「360°VR DOME」をはじめ、パーソナルモビリティや超小型モビリティの試乗、次世代技術体験などを実施。原付(1種・2種)バイクの試乗も可能だ。また、親子バイク教室や親子カート体験、はたらくクルマ体験など、子どもも楽しめる催しもアリ! また「クルマから未来を考える3日間」として、日替わりでトークセッションを実施(完全予約制、各回100名)する。

 メガウェブ会場では「フューチャーモビリティラインナップ」として、中々お目にかかることができないコンセプトカーやコンセプトバイクを展示。二輪車はCBR250RR、RC213V(ホンダ)、Resonator 125(ヤマハ)、BURGMAN FUEL CELL SCOOTER、SV650 RALLY CONCEPT(スズキ)、Ninja H2(カワサキ)を出展予定だ。

 最強グルメブロガー軍団がプロデュースする「グルメキングダム」から選りすぐりのお店も会場に集結するなど、ファミリーで楽しめる3日間となっている。各催しの詳細は下記WEBサイトにて。

東京モーターフェス2016
http://tmfes.jp/

360°VR DOMEのモトクロスバイク走行シーンは、乗り物酔いの激しい人は要注意のリアルさ! ちなみに360°VR DOMEの対象年齢は13歳以上。ホンダ「UNI-CUB」やトヨタ「Winglet」といった、中々体験することのできないパーソナルモビリティの試乗も可能だ。

2016年10月4日 

■ホンダ、ベトナムで二輪車生産累計2000万台達成

生産累計2000万台達成・記念式典の模様

 1996年に二輪車の製造・販売会社を設立、翌1997年12月より二輪車の生産を開始したホンダの現地法人であるホンダベトナムカンパニー・リミテッド(ホンダベトナム)。設立から20年、生産累計が2000万台に達し、9月30日にハナム省にある二輪車工場にて記念式典が行われた。式典では2000万台目のモデルとして「Air Blade」がラインオフされた。

 ホンダベトナムはこれまで、二輪事業の拡大に伴い生産設備を拡充。3つの二輪車工場の他、パーツセンターなど様々な関連設備を稼働させている。

 事業の成長に従い、国内での販売にとどまらず、輸出機能も強化。日本で販売されているPCXシリーズ、リード125、ディオ110はホンダベトナム製だ。また、よりよい社会を目指し、ベトナムにおける社会貢献活動にも力を入れて取り組んでいるという。

【ベトナムにおける二輪車生産の歴史】
1997年12月:二輪車の生産を開始
2008年 7月:生産累計500万台を達成
2011年 9月:生産累計1000万台を達成
2014年 3月:生産累計1500万台を達成
2016年 9月:生産累計2000万台を達成

【ホンダベトナムカンパニー・リミテッド(Honda Vietnam Co., Ltd.)概要】
設立:1996年3月
所在地:ベトナム社会主義共和国ビンフック省ハノイ
代表者:加藤 稔
資本金:6,290万USドル
出資比率:Hondaグループ合計 70%
事業内容:二輪車・四輪車の生産・販売およびサービス
生産能力:二輪車250万台、四輪車1万台
従業員数:約1万名
販売車種:
二輪車:Super Dream、Wave Alpha、Blade、Wave RSX、Future、Winner、
VISION、LEAD、Air Blade、SH、SH mode、PCX、MSX
四輪車:City、Civic、CR-V、Accord、Odyssey

2016年10月3日 

■一滴のガソリンも無駄にしない “極限の世界”の難しさ、楽しさ!


毎年恒例、本田技研の社長が務める大会名誉会長が全大会スタートの旗振りを行なう。八郷社長は今年で2度目!

 10月2日(日)、「本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ2016 第36回全国大会」が開催された。 近年、秋のツインリンクもてぎ・オーバルコース恒例となっているイベントで、内容はホンダ製4ストローク50ccエンジン(ニューチャレンジクラスのみホンダ製4ストローク50cc以上150cc以下) を搭載したマシンを使い“1リットルのガソリンで何キロメートル走ることができるのか?”という燃費の限界に挑戦、社会的にも広く認知されている競技だ。

 1981年から開催されている歴史ある大会で、今年は全国各地の中学校や高等学校、高専、専門学校、大学、社会人、海外(タイ、中国、ベトナムから7チーム)からの全364チームが参加、“真剣勝負”が繰り広げられた。


最高燃費を記録した「水曜クラブ」の皆さん。

 今年は気温が27℃まで上昇するという、ドライバーやライダーにとって厳しいコンディションの下、全クラスの中で最高燃費を記録したチームに贈られる「最優秀賞 本田宗一郎杯」 は、グループIVの一般クラスから出場した「水曜クラブ」が獲得。燃費はリッター2,578.504km だった。


Hondaエコ マイレッジ チャレンジ2016
http://www.honda.co.jp/Racing/emc/



グループI(中学生クラス、エントリー台数33台)
東京都市大付属中高自動車部中学A
898.281km/リッター
グループII高校生クラス、エントリー台数136台)
千葉県立下総高等学校自動車部B
1,720.220km/リッター


グループIII(大学、短大、高専、専門学校生クラス、エントリー台数77台)
KIT 夢考房 stradale
2,014.055km/リッター
グループIV(一般クラス、エントリー台数44台)
水曜クラブ
2,578.504km/リッター


ニューチャレンジクラス(エントリー台数15台)
中国同済大学志遠車隊
1,785.993km/リッター
2人乗りクラス(エントリー台数15台)
栃木県立矢板高等学校 C
692.211km/リッター


二輪車クラス(エントリー台数44台)
横浜テクノオート ようちゃん
360.343km/リッター
斬新なフォルム、美しいカラーリング、ユニークさといった総合的なデザインが印象的なチームに贈られる「デザイン賞」を獲得した埼玉県立児玉白楊高校 機械研究部(グループⅢ)

2016年10月3日 

■ショップオープン情報「バイク王 宇都宮店」

 バイクワールドインターパーク宇都宮店内に移転、リニューアルオープン。買取および車両を販売する店舗となり、97坪の売り場面積にジャンル・排気量を問わず約100台が展示される。また、バイク用品店内ということもあり、車両と同時に各種パーツやアパレル、ヘルメットなどを選ぶことも可能に。新店舗は国道4号線(石橋宇都宮バイパス)と北関東自動車道の交差地点となる宇都宮上三川IC付近とアクセスも良好。

栃木県宇都宮市インターパーク6-2-9
TEL:028-657-8190
営業時間:10時~19時30分(平日)、10時~20時(土日祝)

2016年9月29日 

■10月のMOTORISEは柔道家が小淵沢周辺をツーリング!

 BS11(日本BS放送)で毎週水曜日23時から放送中の30分番組、大人のバイク時間「MOTORISE」。 全国視聴できる唯一のバイク専門番組、10月はシドニー・オリンピック男子柔道81キロ級金メダリストの瀧本 誠氏をゲストに迎え、番組ナビゲーター・中野真矢と共にツーリング。

 現役時代、合宿地だったという山梨県小淵沢周辺では蕎麦打ちを体験。“地獄のトレーニング”を積んだというスキー場を訪れる金メダリスト、彼の柔道家としてのエピソード、指導者としての今、
そして世界で通用する若手の育成について語る。

 インフォメーションのコーナーでは元SKE48のタレント・梅本まどかがゲスト出演した「MotoGP・トークライブ」の様子と、「YAMAHA VMAXオーナーズミーティング」の模様をお届け!

 放送スケジュールは「Vol-138 金メダリスト バイクに乗る!〝柔道家・瀧本 誠〟前編」が10月5日、「Vol-139 金メダリスト バイクに乗る!〝柔道家・瀧本 誠〟後編」は10月12日となっている。

 秋の夜長、 MOTORISEでお楽しみあれ!

MOTORISE
http://www.bs11.jp/entertainment/917/





2016年9月28日 

■透湿防水防寒レインスーツ他、「ワークマン」がライダーに嬉しい高機能新製品を低価格にてリリース!

 北海道から沖縄まで全国779店舗を展開している「ワークマン」が2016年秋冬アウトドア・スポーツ新製品を発表、10月より販売を開始する。圧倒的シェアを誇るワーキングウェアのみならず、アウトドア・フィールド向けウェアにも力を入れているワークマン、プロ仕様で培われた堅牢性やストレッチ性(動きやすさ)に加え、市場価格の1/3を目指した手頃な価格設定が近年、SNSなどの口コミで話題となり、カラフルなカラーを設定することで女性顧客も増えているという。

 今回の新製品、キャラクターをより明確とした新ブランド「FieldCore」「Find-Out」「AEGIS(イージス)」を展開。“カジュアルウェアに、プロ品質を”をキャッチコピーにストレッチ性、防水性、最強の防寒性という高機能を備えつつ低価格としている点が特徴だ。

 通勤ライダーらの間で支持されているのが、新ブランドで言うAEGIS 製品にあたる。今回、軽量ながら優れた透湿と防水を実現、乗車時の雨・雪・風の侵入を阻止する「透湿防水防寒レインスーツ上下組」を全面リニューアル、ニューモデルとしてラインナップ。また、ライダー向けとして好評「レインスーツBIKERS上下組」がイージス・ブランドとしてラインナップされることとなった。

問:ワークマン
TEL:027-330-3322
http://www.workman.co.jp/

※価格は全て税込み

「AEGIS透湿防水防寒スーツ上下組」:2016年ニューモデルとして全面リニューアル、バイク乗車用としてより特化。二重構造の前立て、顎に当たらないチンガード、袖口リストガード、反射プリントなどを採用。パンツは膝と股部分を立体構造とすることで、乗車時の足の突っ張りが大幅に改善されるなどの改良が施される。表生地の裏側に透湿防水コーティングを施し、軽量かつ優れた透湿(透湿度3,000g/㎡ 24h)と防水(耐水圧10,000mm)を実現。フードは取り外し可能。カラーはライムグリーン、ブラックの2種(パンツはブラックのみ)。6,800円。
「AEGIS レインスーツBIKERS上下組」:強固な防水性を確保(耐水圧15,000mm)。ヘルメットをかぶった時の首まわりからの浸水を防ぐレインネックガード、パンツ後部からの浸水を防ぐバックガードを採用。ウエストには風圧によるバタつきを防止する絞りアジャスター、取り外し可能な膝パッドも備わる。裾はブーツの脱ぎ履きに便利なワイドオープン仕様(反射材付き)。カラーはグリーン、ブルー、ブラックの3種(パンツはブラックのみ)。5,800円。
「FieldCore防水防寒スーツSTRECH上下組」(写真左・中):ストレッチ生地を使用しながら強固な防水性(耐水圧10,000mm)を確保、原付クラスの冬の通勤ライダーに好評のモデルに新色としてライムイエローを追加。5,800円。

「FieldCoreエアライトSTRECHウォームパンツ」(写真右):防寒性と耐久性を有しつつ、120%の伸縮性と立体裁断による履き心地重視の、2016年ニューモデル注目の冬用カーゴパンツ。裏地はマイクロフリースで高い保温性とふんわりした肌触りを実現。価格は昨年話題となった大手アパレル防寒パンツより1,000円安い2,900円。

2016年9月28日 

■8年ぶり開催「ヤマハ歴史車両デモ走行会・見学会」

写真は前回(2008年)のイベントの様子

 11月5日(土)、ヤマハ袋井テストコースにて開催。ヤマハ発動機の創業からの歴史を振り返るべく二輪車60台、四輪車3台が展示される。

 さらに、1955年2月に第1号製品となった通称“赤トンボ”こと「YA-1」やレースモデルをはじめとした歴代二輪車30台、トヨタと共同開発した「トヨタ2000GT」、エンジンを共同開発した「レクサスLFA」、エンジンサプライヤーとしてF1参戦時代に開発したV型12気筒エンジンを搭載する 幻のスーパーカー「OX99-11」などの四輪車のデモ走行も予定。

開催概要
●開催日 : 11 月5 日(土) ※雨天時はスケジュール・内容を一部変更して実施
●開場時間 : 12時~15時30分
●デモ走行 : 13時30分~15時00分( 一般の方は走行できません。見学のみとなります)
●会場 : ヤマハ袋井テストコース(静岡県袋井市村松1771-6)
●入場料 : 無料
●駐車場 :二輪車・ヤマハ袋井テストコース内指定駐車場
     四輪車・ヤマハグローバルパーツセンター駐車場(袋井市久能3001-8)
     ※シャトルバスで送迎、運行開始は12時~

問:ヤマハ発動機 コミュニケーションプラザ
TEL:0538-33-2520
http://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/

2016年9月27日 

■テーマは“ヨシムラをもっと楽しむ!” ファン感謝イベント「YOSHIMURA THANKS DAY 2016 in NASU」

 10月8日(土)、那須モータースポーツランド(栃木県 那須塩原市 寺子字坂の上677-1 )にて開催。時間は9時から15時。参加費無料。雨天決行、荒天中止。

 今回で3回目を迎え、ヨシムラパーツやブリヂストンの最新タイヤを装着した車両による試乗会、鈴鹿8耐ピットの再現など、サーキットという会場ならではの催しを用意。また、津田拓也による鈴鹿8耐レーサーのデモランも行われる予定だ。トークショーには吉村不二雄 社長 、加藤陽平 監督らも登場。他、ヨシムラオリジナルグッズの販売、豪華景品が当たるじゃんけん大会もあり!

 また、那須モータースポーツランドによるトライアルコース体験試乗会、サイドカー体験試乗、ライディングレッスンも開催予定となっている。

http://www.yoshimura-jp.com/info/yoshimura_thanks_day_2016_in_nasu.php

2016年9月23日 

■“バイクが、好きだ。”な人達に向けたイベントの新しいカタチ「群馬大学モーターサイクルカレッジ」が行われた!

「バイクが、好きだ。」ポーズで記念撮影! ※写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます。


今回のイベントの舞台となった群馬県桐生市にある国立・群馬大学。100年近くの歴史をもち、正門周辺にも風格ただよう。

 秋分の日・9月22日、群馬大学・桐生キャンパス内にて行われた「群馬大学モーターサイクルカレッジ」。今年4月、東洋大学・板倉キャンパスにおいて初の試みとして手探り的に開催されたイベント「モーターサイクルカレッジ2016」に続く、第2回目となる催しである。

 こちらのキャンパスは理工系ということもあってか学生や教授ら教育の現場の皆さん、工業製品であるバイクに興味をもつ人は少なくない。そういうこともあり今回のイベントは群馬大学バイク部が主催、これからの世代にバイクの魅力を知ってもらうのはもちろん、二輪車の安全運転教育にも力を入れているホンダモーターサイクルジャパンが共催というカタチで実現している。




「パネルディスカッション」風景。二輪車に関する現在の世界における状況、エネルギー、そして将来について一般参加者にも面白く、そして勉強になるハナシが展開される。また、多くの人が関心と不安を持っている自動運転の話題も。理系学生ならではの悩みも質問に。 (写真左より)本田技術研究所 上席研究員の林 徹さん、群馬大学 バイク部 部長の荻原健太さん、副部長の古舘竣哉さん、理工学部 教授の石間経章さん。林さんはこれまでDioなどスクーター用量産エンジン設計やDCT、EVシステムなどに携わるシニアエキスパート。司会進行は理工学府 准教授の山田圭一さんが務めた。

 今回のイベント、オープニングでは本田技術研究所 二輪R&Dセンターの上席研究員を招き、群馬大学の教授、バイク部員とパネルディスカッションを実施。学生はもちろん、一般参加者にとっても面白く、そして興味深いハナシが展開された。

 午後はすっかりお馴染み、全日本チャンピオンの“GATTI”こと小川友幸選手がトライアル・テクニックをデモンストレーション。トライアルは限られたスペースで実演できるというメリットのみならず、速さを競うロードレースやモトクロスと異なり、手が届きそうな間近で見ることができる“神業”は、すなわちバイクを操る楽しさに加え、実は安全運転にも直結していることをストレートに発信できるスポーツだ。小川選手は2回実演を行い、それぞれ巧みな話術と運転術で、観覧者を大いに喜ばせてくれる。

 交通安全教育という点でトライアルのデモ同様、「モーターサイクルカレッジ」のマスト・コンテンツであるライディングスクールも実施。ベテランインストラクター指導の下、じっくりとライディングの基礎を覚えることができる。参加した学生さんらはさすが若いだけに理解力が高く、上達効果の表れも早い。

 その後は原付からアドベンチャーツアラーまで、ホンダの人気モデルを揃えた体験試乗会を実施。イベント当日は秋雨に加え、理工学部がまだ夏休み期間ということもあって閑静な雰囲気のキャンパスであったが、そのおかげでライディングスクールや体験試乗も可能となった。参加者にとっても貴重な機会だったと言えよう。

 さて、「モーターサイクルカレッジ」は今年中の開催は未定。来年春以降の第3回は美術大学あたりでの開催に期待したいところ。バイクに興味のある美大生の皆さん、いかがでしょう?

先日、トライアルの国別対抗世界選手権「2016 FIM トライアル・デ・ナシオン」で2位を獲得した日本代表チームのメンバーでもある小川友幸選手が大学構内の限られたスペースながら華麗なる大技を披露! 
限られた時間ながら濃密なレクチャーを受けることができる本格ライディングスクールを実施。しかも参加費は無料!
人気沸騰・アフリカツインをはじめ、ホンダ人気モデルを体験試乗は初の試み。原一からアドベンチャーツアラーまで各ジャンルのファンライドを実感できる。
“夢”のロードゴーイングモデル・RC213V-Sも展示。しかも今回は跨ることやブリッピングを体験することができた! 記念撮影でも人気の気さくなチャンピオン・小川選手のまわりはイベント終了まで人が。全日本や世界トライアルを戦うマシンにも跨らせてくれる。