MBニュース&トピック

 

2019年3月25日 

■ヤマハ「T&XMAX USBチャージャープレゼントキャンペーン」実施中

 「T&XMAX USBチャージャープレゼントキャンペーン」は、スポーツバイクのDNAを受け継ぐスポーツコミューターである“MAXシリーズ”の「TMAX530」と「XMAX」が対象。5月31日(金)までの期間中にヤマハスポーツバイク取扱店にて新車成約者全員にロゴ入りオリジナルグッズ・USBチャージャーをプレゼント。

 いずれのモデルもスポーティなスタイリングにハンドリング性能やエンジンのレスポンス、車体の剛性感など、上質感溢れる走りの中にスポーツマインドを刺激する性能を秘めたモデルだ。

T&XMAX USBチャージャープレゼントキャンペーン
https://www2.yamaha-motor.co.jp/SPT/Locator-Max2019/

2019年3月25日 

■ショップオープン情報「ハーレーダビッドソンセントラル川口」

 ハーレーダビッドソン(H-D)のグローバル基準に適合した最新ストアデザインプログラムを採用した次世代型店舗に改装、リニューアルオープン。若いスタッフからベテランスタッフまで在籍、H-Dユーザーのこだわりに幅広くサポート。敷地内には駐車場を完備、クルマでの来店も容易に。

埼玉県川口市末広 1-4-23
TEL:048-222-2828
営業時間:10時~19時
定休日:毎週火曜日
http://www.harleydavidson-central-kawaguchi.com/

2019年3月22日 

■ホンダ+M-TEC無限 電動モトクロッサー、共同開発のベール取る!

 2017年にM-TEC(無限)が、東京モーターサイクルショーの特設ステージで公表した待望の電動モトクロッサー構想から2年。満を持してプロトタイプが公開された。共同開発の成果は、ホンダとM-TEC(無限)で同日公開された。

 同じ電動モデルでありながら、M-TEC(無限)の公表したプロトタイプのボディには『E.REX』の文字が刻まれたオリジナル・デザインになっている。これは17年に発表したデザイン・コンセプトを踏襲するもの。迷彩柄だったカラーリングは、赤と白にすっきりとまとめられているが、両サイドを覆うカウルが恐竜の骨格を思わせる。史上最強の恐竜といわれるティラノザウスル・レックス(Tレックス)をにじませた仕上がりだ。一方、ホンダが同ブースで公表した電動モトクロッサーは『CR ELECTRIC PROTO』と、名称も違う。赤白の配色は似ているが、すっきりととがった外観はCRFシリーズに近い。両者のデザインは大きく異なる。

 M-TEC(無限)のチーム無限は、TTレース・ゼロチャレンジにも電動レーサー『神電』で参戦。そのマシンを自社開発し、優勝を重ねた実績がある。そのノウハウを活かしてモトクロッサーでもバッテリーとパワーユニットを担当した。ホンダは完成車領域を担当した。

 M-TEC(無限)でマン島TTレースのチーム監督を務める宮田明広氏は、次のように語った。
「私たちは1970年代にME125というモトクロッサーで参戦した。再びモトクロッサーを開発することは原点回帰ということになる」

 また、ホンダの販社であるホンダ・モーターサイクル・ジャパンの加藤千明社長は、このプロトタイプを電動バイク全体に生かすことを強調。
「電動二輪車にとって、より過酷なフィールドであるモトクロスを想定し、電動モトクロス車両の開発をした。ここから得られる技術ノウハウを蓄積し、オフロードのみならずオンロードも含めてスポーツ性能の研究を継続して行う。ガソリンエンジンとは異なる電動車のさまざまな課題に真摯に取り組み、将来の市販電動二輪車にも応用することを目的にチャレンジしたい」と、述べた。



 関係者によると「電動モトクロッサーは瞬発力もあり、手ごたえはある」という。ただ、レース投入のためには安全性の検証などまだ段階を必要とする段階のようだ。市場投入までには、まだ少し時間がかかりそうだ。ただこれをきっかけにした環境整備も期待されている。
「電動モトクロッサーのレギュレーションは、まだない。今後、こうしたことが決まれば、各社がそれに合わせて開発を進めることができる」(前同)という。

(取材・文:中島みなみ)

2019年3月22日 

■開催史上初、国会議員と関係官僚がモーターサイクルショーを視察

 22日、第46回の『東京モーターサイクルショー』(=TMCS)が開催された。3日間の総入場者数は近年右肩上がり。2017年の開催から14万人台を記録し、今回も過去最多を目指す。TMCS協会の赤坂正人会長(ホンダモーターサイクルジャパン部長)は「15万人を超えて右肩上がりに来場者が増えることはいいことだが、それ以上に満足度を上げてもう一度来たいと思えるイベントにしたい」と語った。

 年々、注目度が上がるうれしい悲鳴に政治や行政も注目している。

 開幕と共に会場に姿を現したのは、今村雅弘元復興担当相(比例九州ブロック)ら国会議員。同日午後には、逢沢一郎国対委員長(岡山1区)と塩谷立元文科相(静岡8区)も訪れた。いずれも自民党二輪車問題プロジェクトチームのメンバーで、オートバイの社会環境に関心がある議員ばかりだ。オートバイ歴の長い議員も多数いる。逢沢氏は座長、今村氏は幹事長、塩谷氏は座長代理だ。



 さらに、二輪車産業の振興を担当する経済産業省自動車課、交通行政を担当する警察庁交通局、交通安全教育を担当する文部科学省安全教育室から6人の職員も午前中に視察を終えた。二輪車の国内需要100万台を目指す産業振興に取り組む中で、最新の市場を確認する必要があったとみられる。

 一方、来場者の増加と共に課題となっているのが、バイク駐車場の確保だ。
「二輪車駐車場スペースを拡大することは、なかなか難しいが、今回はホームページとSNSで満空状態を初めて確認できるようにしているので、ぜひご利用いただきたい」(前述・赤坂氏)

 今年のTMCSは平日の金曜日でも出足好調だ。例年、土曜日午前中に来場者が増える傾向がある。混雑帯を外して来場するほうが、展示車両は落ち着いて見られそうだ。

 また、今年で10年目を迎える『学生ポスターデザインアワード』は、バイクに乗ったことのない人を対象とした「はじめようバイク」をテーマに募集。エントリーライダーや高校生ら若者に向けたメッセージを発信するポスターを求めた。最優秀賞に大阪情報コンピュータ専門学校メディアデザイン学科の田中優希さんが選ばれ、TMCS特設ステージで表彰された。

 そのほか視察に訪れた国会議員(敬称略)は以下のとおり。
赤池誠章、秋元司、秋元真利、上野宏史、小田原潔、百武公親、宮崎博行。

(取材・文:中島みなみ)

2019年3月20日 

■ホンダPCX、PCX150のリコール(平成31年3月20日届出)

 対象車両は型式EBJ-JF56(通称名:PCX)の車台番号JF56-1000019~JF56-1032948(製作期間:平成 26 年 3 月 18 日~平成 27 年 12 月 31 日)の32,923台、車台番号JF56-1100001~JF56-1102212(製作期間:平成 27 年 4 月 16 日~平成 27 年 12 月 30 日)の2,212台、車台番号JF56-1200001~JF56-1252928(製作期間:平成 28 年 1 月 19 日~平成 29 年 8 月 24 日)の27,042台、車台番号JF56-1300001~JF56-1353361(製作期間:平成 28 年 12 月 1 日~平成 29 年 8 月 23 日)の4,449台、型式JBK-KF18(通称名:PCX150)の車台番号KF18-1000013~KF18-1009887(製作期間:平成 26 年 4 月 4 日~平成 28 年 1 月 25 日)の9,872台、車台番号KF18-1100001~KF18-1100784(製作期間:平成 27 年 4 月 16 日~平成 28 年 1 月 19 日)の784台、車台番号KF18-1200001~KF18-1230099(製作期間:平成 28 年 2 月 15 日~平成 29 年 8 月 30 日)の8,001台、車台番号KF18-1300001~KF18-1311252(製作期間:平成 28 年 12 月 1 日~平成 29 年 8 月 30 日)の1,698台、計2型式、計2車種、計86,981台。

 不具合の部位(部品名)は「灯火装置(LEDコントロールユニット)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「灯火等の点灯を制御するLEDコントロールユニットにおいて、ディマスイッチ、ウインカスイッチ、ハザードスイッチに印加する電圧設定が不適切なため、接点に酸化物が生成され接触抵抗が増大するものがある。そのため、スイッチが導通不良となり、走行用前照灯、方向指示器、非常点滅表示灯が点灯しないおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、LEDコントロールユニットを対策品と交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:本田技研工業 お客様相談センター
TEL:0120-086819

2019年3月20日 

■今年の試乗車を選ぶのはあなた! 「伝説の名車に乗れる! バイク王 絶版車総選挙」を実施

 「絶版車総選挙」は、バイク王&カンパニーが様々なバイクイベントで出展・開催している「絶版車試乗会」の試乗車が一般ライダーの投票によって決定するというもの。全11モデルの絶版車の中から乗ってみたい車種を3つ選び、専用WEBサイトのフォームから投票するというシステムだ。この選挙の結果、上位5モデルが2019年の絶版車試乗会に出品される。

 立候補車種は●ホンダNSR250R SE (MC28)●ホンダCBR250RR (MC22)●ホンダNS400R●ヤマハTZR250R (3XV)●ヤマハRZV500R●スズキGSX1100S カタナ●スズキRG250Γ (GJ21A)●スズキRGV-Γ250SP (VJ23A)●スズキGT380●カワサキZ1●カワサキ500SS MACHⅢ。



 実施期間は2019 年3月20日(水) ~ 4月15 日(月)。

 尚、投票者の中から「送付先情報(任意)」をすべて入力した人の中から抽選で50名に「バイク王オリジナルステッカー」をプレゼント。

「伝説の名車に乗れる! バイク王 絶版車総選挙」投票フォーム
https://www.8190.jp/test_ride/election/

2019年3月20日 

■「Honda Riding Gear 2019 秋冬モデル」の幅広いラインナップは二輪メーカーならでは

HRCファントムウォームジャケット(限定300着):22,800円~。 Honda×RSタイチ レーサーオールシーズンジャケット:29,800円~。 Honda オールシーズンカーボンジャケット:32,000円~。
Honda プロテクトソフトシェルパーカ:23,500円~。 Honda オールウェザーイペリアルロングジャケット:26,900円~。 Honda レディース・ソフトシェルジャケット(新色追加):19,800円~。

 ホンダモーターサイクルジャパンはライディングギア2019年秋冬モデルを発表、全38アイテムを2019年9月より順次発売を予定している。車種に応じて「Authentic」「Adventure」「Cross Over」「Sports」「Touring」という5つのセグメントに分け、それぞれモデルの世界観に合わせたアイテム、より身近に二輪の楽しさが感じられるラインナップとなる。

 スポーツバイクにマッチするHRCブランド、アドベンチャーモデル向けの3シーズンジャケット、大人向けカジュアルスタイル、そして本田技術研究所が関与するRentotoなど、幅広い層に加えコア層もターゲットとする展開はホンダならでは。中高年ユーザー向けとして全体的にサイズ感を大きくした“オジコレ”が加えられたのも2019年秋冬モデルのトピックだ。

 コラボレーションモデルは定番のRSタイチやAVIREXに加え、DEGNERも新たにラインナップ。ちなみに今後はアウトドア・ブランドのモンベルとのコラボも予定しているとのこと。また、人気のくまモン・グッズも新規展開予定だとか。

問:ホンダモーターサイクルジャパン お客様お問い合わせ窓口
TEL:03-5993-8667
http://www.honda.co.jp/bike-accessories/wear/

※モデルの身長は男性180cm、女性168cm。 価格は全て税抜き。写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます。

Honda アドベンチャージャケット:32,000円~。 Honda カフェスタイル・ボアジャケット:23,000円~。 Honda ジェネシス ライディングパーカ:25,000円~。 Honda×DEGNER ゴートスキンレザージャケット:38,000円。
Honda×YOSHIDAROBERTO モーターサイクルジャケット:25,500円。 Rentoto オールウェザーライディングカバーオール(新色追加):23,800円。 Honda オジコレ ウォームブルゾン:27,500円~。 (左)Honda オジコレ ストリームジャケット:22,800円~、(右)Honda ソフトシェルライディングフーディー:22,800円~。
(左)Honda×AVIREX CWU-45P ライディングブルゾン:30,000円~、(右)Honda CLASSICS ネイキッドスムースジャケット:22,500円~。 Honda×SHINICHIRO ARAKAWA 裾リブピットシャツ:8,900円(半袖)、9,400円(長袖)。 Rentoto WP コンパクトセットアップ(レインウェア。新色追加):13,800円~。 FIVEとのコラボモデルはじめ、2019秋冬グローブ各種。
2019年春夏モデルは3月より順次発売。「RHEOS」ブランドのヘルメットが復活! ウイングマークをあしらったOGK KABUTOとのコラボモデルが3月より発売に。 歴代ホンダ車をモチーフとしたPVCラバーキーホルダーは650円。

2019年3月18日 

■「災害ボランティアバイクネットワーク関東」と「陸上自衛隊東部方面隊」が
災害協力協定を締結

「災害ボランティアバイクネットワーク関東」という組織をご存じだろうか? 名称なら一度くらいは耳にしたことがあるよという方も多いのでは。

『昨今、日本各地で地震が頻発しており大規模地震が予想される現在、二輪業界としてもバイクにしか出来ない活動で地域貢献、社会貢献を行うことが必要と考え、当時のNMCA日本二輪車協会、二輪車安全普及協会、財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会の会員を母体として「災害ボランティアバイクネットワーク関東」を発足させることとなりました。

 阪神淡路大震災や新潟県中越地震において、バイクが高い機動性で人命救助、物資の運搬、情報の伝達などに威力を発揮しました。今後は、災害ボランティアバイクネットワーク関東を通じて、バイクの持つ機動性を活かして社会貢献と二輪業界の社会的信頼向上に努めて参ります。

 なお、災害ボランティアバイクネットワーク関東の組織及び活動についてですが、(社)日本二輪車普及安全協会関東ブロック(旧:関東二輪車協会)にその事務局を置き関東甲信越の全県にその支部を設置しています。平常時は、様々なケースを想定し訓練と研究を行うと同時に行政、マスコミと連携を深め迅速な救援体制を図って参ります。災害発生時には、被害状況を迅速かつ確実に収集し、その情報を関係機関に伝達すると共に、医薬品などの緊急救援物資の配送等を行ってまいりたいと思います』(災害ボランティアバイクネットワーク関東のWEBサイトより)。

 近年多発する災害時にバイク乗りとして何か役に立てれば、とボランティア活動を行ってきた実績を持つ団体で、東京、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、山梨、長野の1都9県に支部を持ち、現在その会員数は約661名(2019年2月末現在)という。

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 その災害ボランティアバイクネットワークが、このほど陸上自衛隊東部方面隊との協定を結ぶ締結式を行った。『災害発生時において、二輪車等により災害現場の画像などを撮影し、速やかに伝達することによって災害状況を迅速に把握するもの』というのが協定の目的で、正式名称は“陸上自衛隊東部方面隊と災害ボランティアバイクネットワーク関東との災害時応援に関する協定”。災害ボランティアバイクネットワークの赤坂正人会長と、陸上自衛隊東部方面総監部の嶋本 学情報部長が締結式に臨んだ。

 バイクの機動性、走破性などをフルに生かして、万が一の災害時にいち早く現場に到着し、災害状況等を報告するのが当面の役割という。「そのための連絡手段をどうするか? 連絡網の構築は? などから始まり、活動のための環境整備から始めることになる」(赤坂さん)。要は協力体制という器は作った、あとは具体的にどのように活動するか中身を一緒になって考えていきましょうという決定を行いました、という段階と考えていいだろう。

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 ちなみにこのボランティア活動に興味があるという方は、災害ボランティアバイクネットワーク関東のWEBサイト「http://www.jmpsa.or.jp/block/kanto/safety/e3953.html」をご参考に。

2019年3月15日 

■大阪モーターサイクルショーが開幕、3月17日まで開催! 高校生は無料、18~22歳の若者向け割引「若割」もあり!!

 第35回の大阪モーターサイクルショー(=OMCS)が15日、大阪市住之江区のインテックス大阪で始まった。天候に恵まれた初日は、午前中から好調な出足で、各ブースには多くの人が集まっている。

 注目は全国に先駆けて国内初お披露目となるスズキの新型「KATANA」(カタナ)。1980年に衝撃デビューした初代「GSX1100S KATANA」と新旧展示されているほか、実際に乗車することも可能で、体験待ちの行列ができている。

※以下、写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます。

 ホンダは大阪ショーの特設ステージにも登場した熊本のゆるキャラ王者・くまモンをアレンジした「クロスカブ110・くまモン バージョン」をはじめ、人気のカブ・ファミリーを網羅する。ただ、実際のホンダブースのイメージは、CBR400RやCRF250 RALLYなどのホンダ・レッドが濃い。

 ヤマハは、展示ブースを緑映える中を走るツーリングのイメージに仕上げた。キャンプエリアに見立てたスペースにテントやキャンプチェアが配置され、傍らにカモフラ柄のトリシティ、ツーリングセローが参考出品として展示されている。新車との物語を感じさせるシーンを展示ブースに持ち込むのは、同社のモーターサイクルショー史上でも初の試みだ。



 カワサキは今年もグリーンと黒のツートーンにまとめた。体感できる展示を重点に実際にまたがることのできる車両が16台中10台と力を入れている。

 輸入勢ではBMW、トライアンフ、ドゥカティが広い展示ブースを確保。世界市場で前年と同様の7%という高い営業利益率を誇るドゥカティは、今年もスクランブラー一押し。旗艦のパニガーレと来場者を二分している。



 さらに、大阪ショー独自のイベント・エリアが、さまざまなショップが軒を連ねる「ライダーズ・マーケット」。二輪用品だけでなく、皮製品、カバンなど特別価格で販売し、これを目当てにやってくる来場者も多い。

 いっしょに写真撮影ができる「モタ女子」ブース、16日までの2日間の試乗も行列ができる人気だ。

 主催の日本二輪車普及安全協会近畿ブロックの八木信也事務局長は「昨年より展示総面積は少し減ったが、来場者は昨年を上回る出足。高校生は無料。18~22歳の若者向け割引『若割』もあるので、ぜひ足を運んでほしい」と、呼び掛ける。

(取材・文:中島みなみ)





2019年3月15日 

■東京都心でもシティ・トライアル、自民党モータースポーツ議連でMFJ大島会長が表明!

自民党モータースポーツ議連の古屋圭司会長、中山泰秀幹事長、三原じゅん子事務局長(右から)。

 モータースポーツの振興を目的として発足した「自民党モータ―スポーツ振興議連」の総会が13日、千代田区永田町の衆議院議員会館で開催された。同議連はレース経験者や今も趣味とする国会議員が中心となり発足した。古屋圭司元国家公安委員長が会長を、三原じゅん子参議が事務局長を務める。


 出席団体の1つ「MFJ」(日本モーターサイクルスポーツ協会)の大島裕志会長は、2018年の活動の最も大きな話題として昨年4月22日に大阪市浪速区で開催されたアジア初の都市型トライアルである「シティ・トライアル・ジャパン・イン・大阪」(City Trial Japan in 大阪)を取り上げた。このイベントは国際A級スーパークラスライダーの藤原慎也選手が企画した。MFJは安全面からサポートして、競技承認している。

「MFJ」(日本モーターサイクルスポーツ協会)の大島裕志会長。

 通天閣本通商店街の道路に、藤原選手が長さ約150メートルにわたって特設セクションを設計。静と動の緊張感あふれる世界レベルのバイク技を、外国人観光客含む多くの来場者が目の当たりにした。MFJはロード、モトクロス、トライアルなど年間500のレースを開催するが、「身近に楽しめるモータースポーツを目指して活動する」団体としてシティトライアルを評価。

 「トライアルは基本的に山中で実施するが、都市部に降りてきてやることで多くのお客様に見ていただける。モータースポーツの楽しさを味わってもらえる」(大島会長)と、国会議員や文部科学省、警察庁などモータースポーツに関係する行政に向けてアピールした。

 シティトライアル・ジャパンは、今年も引き続き大阪府での開催に向けて調整が進んでいるが、この中で大島氏はさらに拡大を表明。「東京でも開催したいと思っている」と、支援を求めた。


トライアル競技の最高峰スーパークラス6年連続チャンピオン・小川友幸選手。

 また、このシティトライアル・ジャパンで優勝した小川友幸選手も議連総会で選手としての声を届けた。小川氏の経歴は大島会長も「最高峰スーパークラス6年連続チャンピオン。前人未踏の記録」と紹介する金字塔。

 「ものすごい緊張したレースの中で成し遂げることができ、自分の中ではすごくいいシーズンで終えることができた」(小川選手)

 さらに小川氏は、競技で培った技術を生かすことができると、地元消防団に入団したことを総会で報告した。
「僕は鈴鹿を拠点に動いているが、ライブエイドというボランティア団体で、災害時に情報収集が必要がということで消防団の一員として活動することになった。消防に関しては未熟だが訓練しながら地域の皆さんにモータースポーツ、トライアルが身近に感じられる活動をしたい」と、述べた。

 小川選手は15日から3日間開催される「大阪モーターサイクルショー」、22日から3日間開催される「東京モーターサイクルショー」でも「モータースポーツを積極的に広めたい」と、トライアルのデモンストレーションを行う。

(取材・文:中島みなみ)