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藤原克昭選手がアジアロードレース選手権で見事ポールTO ダブルウィン!

藤原克昭選手がアジアロードレース選手権で見事ポールTO ダブルウィン

 アジアロードレース選手権開幕戦がマレーシア・セパンサーキットで開催され、昨年初参戦でチャンピオンを獲得した藤原克昭選手(マニュアルテック・ビート・カワサキレーシング)が、ポールポジションから2ヒートとも制し、開幕ダブルウィンを飾りましたっ!



 決勝日の5月13日は快晴、スタートが近づくにつれて気温がどんどん上昇するなか、決勝25ラップは北半分のショートコース(1周2.8km)で行なわれました。
 スタートから勢いよく飛び出した藤原選手、そして今季よりフル参戦のBSBチャンピオンの清成龍一選手(チーム・ムサシ・ブンシュウホンダ・レーシング)がすぐにトップ集団に追いつき、アジア選手を含めトップは5台で激しいレースを展開。タイヤが消耗してきた後半は藤原選手、清成選手、アズラン選手の3台のトップ争いとなり、清成選手もBSBチャンピオンの意地を見せたのですが、ラスト2ラップで藤原選手がトップに出て開幕で見事優勝を飾りました。

 続く第2ヒートのホールショットは清成選手がゲット! しかし、3ラップ目にオイルによる多重クラッシュが発生してしまい、赤旗中断に。その後周回数がかなり減産された16ラップで再開されました。
 ホールショットは藤原選手。そして清成選手、アズラン選手が続き、1ヒートと同様のレース展開となります。後半1コーナーで仕掛けたアズラン選手でしたが、その後痛恨のミスをしてしまい3位に後退、藤原選手、清成選手がすり抜け、レースはこの順位でチェッカー。藤原選手がダブルウィンを獲得し、清成選手は2ヒートとも惜しくも2位表彰台となりました。




 「路面温度も高くて、タフなレースだったけど、チームワークとスタッフのバックアップで2レースとも勝つことができました。このまま次のレースもダブルウィンできるよう頑張ります!」と藤原克昭選手。
 次戦は6月13~17日にインドネシアのセントゥールサーキットで開催されます。どうぞお楽しみに!


アジアロードレース選手権HP(一部微妙ですが日本語対応です!)

藤原克昭選手HP

清成龍一選手HP
清成龍一選手ブログ

楠堂亜希 レースカメラマン 楠堂亜希


20代初期にてミスター・バイクに拾われ、好きなことをしているうちにレースカメラマンのポジションを与えられました。
モトクロス、ロードレースをこよなく愛し、愛溢れる写真で楽しさを伝えてまいります。
←これまでモトクロスを長年取材して、選手たちの明るい表情やレースの面白さ、観客との距離の近さ、こんな楽しい競技をもっとたくさんの人に見てもらいたい、それにはまず、選手たちのことをもっと知ってもらいたいと思い、各メーカー、関係各社の協力のもと、モトクロスライダーのプロフィールを紹介したサイトを作りました。見てくださいね。

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