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2016年4月4日
■桶川でミニバイクレース
かつてBG誌面にも登場してくれたエミコちゃんをご存知の人もいるでしょう。二輪誌に出てくる一般的なカワイイオンナノコとは一味違って、マジでウデのあるお姉さん(と言っても年下ですが)でした。サーキットでも速いしワインディングでも目を見張る安定感。何の心配もなくガンガン一緒に走れるバイク仲間でした。
でした、ってのもヘンか。彼女は今もバイクに乗ってるけれど、引っ越したり家庭を持ったりで以前のように公道でサーキットで一緒に走る機会が減ったというだけだな。
そんなエミコちゃんから「桶川でミニバイクの耐久レースがあるからどう?」とお誘いが。むふふ、そりゃー行くさ! XR100モタードにてライダー3人の2時間耐久、こりゃシーズンインに向けていい肩慣らしだな、と申し込みました。
ところが申し込んで気が付いた。桶川って色んな所で耳にするし、メジャーなサーキットだし、各種イベントもやってるし、ミニバイクもモタードも普通の大型車も走るという非常に楽しそうな場所なのに、あれ?僕は12年ぐらい前に一度行ったきりだ!
そんなことってあるかなぁ……。いや、あるね。当時編集部にアルバイトとして出入りしてた「超荒井」さんと二人で、調子の悪いボロボロのブロスで走った1回しか桶川の経験がないじゃないか!
そんなことを伝え、力になれるかわからないですよ、と言うと、
「あれ?ノアさんが自信ないなんて珍しい(笑)。大丈夫だよ、ビギナー向けのレースだから!」と励まされちゃった。
参加したのは「東日本大震災チャリティー戦 ASIA MOTOR SPORTS CUP」というミニバイクレースで、僕らが参加したチャレンジアワード耐久というのはタイム制限もあるエントリー向けクラス。ところが予選、みんな速いんだ(笑)。
右も左もわからないコースで四苦八苦して、結局グリッドは半分よりも下。とにかく寒い日でね、それもなかなか調子が出なかった要因です。全チームの予選結果を平均して、それにちょっとプラスしたタイムが規定タイムになるので、そのタイムを超過しちゃうとそのラップは加算されないというルール。ということは僕らは好位置につけているってわけだ。一生懸命走ってもちょうどそのタイムぐらいだろうからね!
……ふたを開けてみれば。
気温上昇と共にコースにも慣れてきて、そんな規定タイムは楽勝で超えてしまいました!結果、一生懸命走ったラップほどカウントされず、リザルトは散々(笑)。でも楽しかったからまーいっか!! エミコちゃんありがと!
本当に久しぶりに桶川に行ったわけですが、なんだか以前のイメージよりも広くて楽しくてフレンドリーで、また行きたくなりました。なんて思ってたら1か月もしないうちに撮影でお邪魔することに。次号14日発売の5月号には桶川で撮った写真もありますよ!
そんな久しぶりのオケガワ体験、なかなか楽しかったです。今シーズンもちょくちょくサーキット走行を楽しみ、レースにも出たいものです。
(ノア)