また「日本のカブ」に見えるというところと、パーソナルユースのお客様に満足いただくため、シート表皮の色も含めて対応できるところまでチャンレンジいたしました。ボディカラーも5色用意しました。従来型110は働くバイクとして作ったんですが、かなり多くの方がパーソナルで使っていただいていますしね。レッグシールドの樹脂もブラックに挑戦しています。
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先代のスーパーカブ110で、好評を得たパステル系カラーは新型でも引き続き採用されている。そして今回、スーパーカブのレギュラーモデルでは初のフルブラックカラーもラインアップされている。ちなみに先代最終モデルの5色は、ほぼ全カラーの販売台数が同じくらいというおもしろい結果が出ているそうだ。
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パールシルキーホワイト
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バージンベージュ
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スマートブルーメタリック
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パールバリュアブルブルー
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パールプロキオンブラック
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エンジンにほぼ変更ないが、乗れば違いがよく解る。
-確かに日本のカブ110はパーソナルユースの方も多いですね。そこでアセアンのようなダブルシートなどを採用する案はありませんでしたか?
今後そういったニーズがあれば、すでに海外ではそういった仕様があるので問題なく対応できると思います。アセアンでは荷物よりも人が乗る機会が多いのでダブルシートなんですよ。
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-レッグシールド内側の真ん中に通る黒いカバーはなんですか?
これは元々アセアン要望です。従来のレッグシールドは一枚ものでした。もし、どちらかにバイクを倒して傷を付けてしまった場合、今までは全部交換しなくてはなりません。それを二分割にすることで交換コストを抑えることができました。二枚の合わせを隠すための黒いカバーになっています。
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-エンジン型式がJA07EからJA10Eに変わりましたね。
強度的にタフネスを上げる意味でミッション系が変わりました。レシオは変えていません。そういうところで型式が変わりました。基本的には一緒です。
-パワー&トルクは従来型に対して変化がありますが。
新型は荷物積載時の走行安定性向上を狙った結果、タイヤサイズアップその他で5kgほど車重が増えまして、中低速のトルクを上げないと従来と同等の走行性能にならないということで若干チューニングしてありますが、大きく変わるところはありません。ただ、乗っていただくとわかると思いますが、車体は操縦安定性の部分で別物のように変わっています。
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空冷4ストロークOHC2バルブ109ccのエンジンと2段クラッチ付きの自動遠心4速ミッションは基本的に従来モデルと同一だが、ミッション系内部部品の変更により型式も変更。
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-車体の変化は主にどういったところでしょう?
ホイールベースが伸びたことで直進安定性が上がりました。メトリック表記となったタイヤも太くなり、それを含めてジャイロ効果も出ています。従来のモデルはどちらかと言えばヒラヒラ感があり、そういったセッティングが好まれていました。新型は安定感あるセッティングで安心感が増しています。荷物を積んで走る事も多いスーパーカブなので、ちょっとした外乱に対しても安定する特性としました。
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-カタログなどではあまり触れられていないような進化は?
さきほど申しました操安の部分ですね。あと今回、ライディングポジションは変わってませんがシートを新作しました。クッション厚を変更し、居住性が良くなっています。
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サスペンション、ホイールサイズやブレーキ系統に変更はないが、タイヤサイズは長年使われてきたインチ表示からメトリック表示に変更され、フロント、リア共に90扁平タイヤを採用。
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従来の丸目から大型の角型にデザイン変更されたマルチリフレクターヘッドライト。ウインカーもホワイトレンズの角型ビルトインタイプへと大きく変更されイメージを一新。
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大型で見やすいメーターまわり。アセアン地域からの要望もあり120km/hまで刻まれているスピード表示。アセアン向けにはギアポジションインジケーターが標準装備されている。
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今までは一体成形だったフロントフェンダーも今回から2分割式に変更。前部と後部は材質の違いによりカラーもやや異なっている。
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大きく変更されたひとつがテールランプ。法規の関係で日本やヨーロッパ仕様は別体ウインカーとなったが、今までのカブの常識を打ち破ったホワイトレンズのオシャレデザインに。ナンバー灯も別パーツに。
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スーパーカブの大きな特徴のひとつであるチェーンカバーは健在だが、先代で採用された樹脂製からオーソドックスなスチールへ変更。前部のガード状のパーツは左右の剛性バランスを整えるため装着された。
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