2018年7月5日 

■20年振りのフルモデルチェンジ、スズキ新型ジムニーの発表会に行ってきました!

※以下、写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます

 こんにちは。いつもノア セレンさんに更新を任せっきりでしたが、今日は私・タカハシが更新させていただきます。

 ところで、現在発売中のミスター・バイクBG 2018年7月号のスズキ特集、ご覧になりました? 「オフのスズキ2スト2&4・躍動」にも登場した軽四輪駆動車のジムニーですが、今日、その最新モデルの発表会が行われました。1970年に初代モデルが登場、今回で4代目のモデルとなります。登録車の方のジムニーシエラの方も800ccエンジン版を始祖と考えると4代目なのかな?



初代ジムニーの導入を決定した現会長からのメッセージも読み上げた鈴木俊宏 代表取締役社長と新型ジムニー。ボディカラーはイメージカラーのキネティックイエロー。 オーバーフェンダーが特徴の新型ジムニーシエラ。ボディカラーはこちらもイメージカラーとなるジャングルグリーン。

 今やジムニーといえば世界累計販売台数285万台と、半世紀近く194の国と地域の人々に(海外では“サムライ”の名でも)愛されているスズキにとってなくてはならないモデルですが、導入検討段階では社内でいろいろと反対意見があったにもかかわらず、決定を下したのは現スズキ会長の鈴木修氏だというのは有名なハナシです。



トラック版もラインナップするなど世界中で愛されるジムニー・シリーズ。私・個人的には幼い頃に見た、上半身裸&テンガロンハットを被った男が運転する、川を横切っていく初代ジムニー(フロントスクリーン前倒し&フルオープン状態)の写真のイメージが鮮烈でした。 歴代モデルも発表会を彩りました。初代はスペアタイヤを助手席後ろに搭載する変則的な3人乗りだったんですね。映画にもよく登場します。今、思い浮かぶのはトム・クルーズ主演「カクテル」やマット・デイモン主演「ボーン・スプレマシー」あたり。

 今回のフル・モデルチェンジは20年ぶりとのことですが、ラダーフレームに前後リジッドサスという今や日本、いや世界唯一ではないかと思われるクロカンモデルとしての伝統は今も引き継がれています。そしてパートタイム4WD機構の切り替えが、先代モデルはスイッチであったのに対し、新型はトランスファーレバーが復活。ジムニー・ファンにとってダイレクトな操作感が好まれたとか。エンジンは軽のジムニー、登録車のシエラともに刷新。シエラは1500ccとなりました。

ハシゴ型フレーム、リジッドアクスルのサスペンションなしに、もはやジムニーは語れないというほど長く受け継がれているメカニズム。そんなところにコアなファンも多いと聞きます。ラダーフレームは今回、メンバーが追加されてねじり剛性が約1.5倍向上したそうです。


ジムニーはスズキ四輪ラインナップの中でも趣味性の高いモデルとして、二輪車との生活にもマッチしますね。 私・個人的にはジムニーの中でもスチールホイールを履く装備もシンプルなベーシックグレード「XG」がいいなぁと思いました。もちろん、5速マニュアルで乗りたいですね!

 ジムニー、ジムニーシエラ共に本日より発売。気になる方はウェブサイト(http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/special/)、または週末、お近くのディーラーへ!

(高橋二朗)