2012年3月14日 

■燃料消費率のなぞなぞ

MB8

↑本日発売のミスター・バイクBG4月号巻頭特集はなつかしの原付バイク。撮影のお手伝いをさせていただきました。「当時のコスプレしてね〜」とAJさんに言われたので学生服で。寒いのでドカじゃんと花粉症対策のマスクして、普通のメガネなのに偏光レンズだったので……結果怪しい人になってボツに。別の意味で怪しいAJさんは誌面で


100点と50点。高得点はどっち? 1000キロカロリーと500キロカロリー、高カロリーは? 果汁100%と50%、高果汁は? 圧縮比10:1と5:1、高圧縮は?
もちろん数字の大きい方だと誰でもすぐに解りますよね。
では、リッター100キロと50キロ。高燃費はどっち? 
前例どおりなら数字の大きい方、リッター100キロが高燃費ということになるのですが、燃料消費率が高いということでリッター50キロが高燃費という解釈です。なんかしっくりこないよな、ブルース。
1リッターで何キロ走るかという燃料目線のため、ややこしいことになるんです。これをキロあたりの燃料消費率に置き換えれば、リッター100キロはキロあたり10cc、リッター50キロはキロあたり20ccとなりますから、当然数字の高いほうが高燃費になって解りやすいと思うのは私だけ〜ですか? 

というように日本語は難しいですね。コンビニなど一生懸命働いている留学生(だと思う)の怪しげな日本語を聞く度、片言の英語も著しく怪しい私は「ものすごく苦労したんだろうね。がんばってね」と心の中で手を合わせます。
とはいえ「好燃費」という素晴らしい言い回しを生み出すのも日本語の素晴らしさなんですけど。

デジタルもいいけれど、日本語的はアナログのほうがしっくりくるんじゃないかという、曖昧なお話でした。