2012年4月11日 

■カッコいいバイク

バイクのカスタムって難しい。

ミスターバイクBG誌は読者によるプライベートカスタムも積極的に掲載してきた歴史があって、プライベート改も大変にスンゴイのとか、独創的なのとか、色々あって面白い。

一方でショップカスタムで最近「お!」と思ったのって……なんだろうなぁ。それぞれが目指すスタイルが似ているようで、それを突き詰めていったという印象ですね。結果としてとても完成度の高いものが多くなって、昔みたいに「17インチ流用つけました!チェーンライン?シラネ」なんていうことはなくなりました。ユーザーとしては安心でいいですね。

一方で、画一化されちゃってるとも感じるのが残念。年末カスタム号の原稿を書きながら、もちろんみんなそれぞれちょっとづつ違うのだけど「おお! 新しいね~!!」ってのがなかなかない。

ちょっと前にアメリカで賞をとったカスタムハーレーはZカスタムで知られるTAVAX製。カスタムなんてやりつくされたはずのハーレーの世界でNo1になるんだからスゴイ。

国産絶版車でもそんな展開ないかしら…… 

写真は先日の走行会で見かけたCB750(RC42)カスタム。かっこいいじゃん! ありそうでなかったね、こういうの。特に難しいことはしてなさそうだから、敷居はあまり高くなく。マシンも最近のだからトラブルもなさそうで。ホイールは最初から17インチだからタイヤも選び放題でサーキット走行会もOK。うーん、なんだかハッとしましたね。カスタムの原点ってこういうことじゃなかったかな、と。

 

カフェスタイルってのはイイ。ヘンに悪ぶったイメージはないし、エンスージアストとしてマシンを愛しているようなイメージを持ちやすいと思う。

ちなみにヤフオクでジェイドをカフェレーサーにしたのが出てたな、ロングタンク&4本出しメガホンで。かっこいいすよマジで。

(ノア)