2014年2月11日 

■寒いしバイク汚れるし… 早く溶けて下さい・雪

 

スパにいたアグスタ4気筒メガホンマフラー。本文とはあんまり関係ないです。

雪って困る!

降った時はハシャいでオフ車で出かけたりするけれど、翌日にはベチャベチャになっちゃってさ、さらに一晩たつと凍って硬くなって雪の楽しさはもうない。

じわじわ溶けるからいつまでもベチャベチャしてて、バイクがスッゲー汚れるし洗車も意味がない。あぁあ、早く気持ちよくバイクで出かけたい……。

 

に、加えて今日は寒い。やめたヤメタ!家にいよう!コーヒーを淹れよう!

 

やかんがシュンシュン言ってお湯が沸いて、ドリップの前の蒸らし用にコーヒーにちょっとだけお湯を注いだ時の音が好き。ドリップが始まらない程度のわずかなお湯をコーヒー豆が吸って膨らんでくる。プチプチ、みたいな音がしてコーヒーの香りがたつ。窓の外を見れば屋根の雪が解けてポタポタと水滴が軒から落ちていく。

 

コーヒーのプチプチ音がピークを越える頃に、本格的にお湯を注いでドリップ開始。ハンテンとコタツ、おいしいコーヒーとチョコレート。幸せ()

 

このコーヒーのプチプチ音が好きなのだけど、じゃバイクで好きな音って何だろうなー、と考える機会が最近ありました。ま、排気音で言えば、みんな好みがあるでしょう。個人的にはちょっと濁ってるぐらいの音が好きだな。ヤマハのクロスプレーンのR1とか。普通の直4みたいに「コォーンッ」とフケるよりも「ギャーンッ」とか「バラバラッ」みたいなのが個性があって好みでは、ある。

 

あとはあらゆるマフラーの音ね。集合管なんてどれも同じじゃんか、あとは音の大きさだけでしょ?と思っていた学生時代、その中でもWR’sの音だけは特別に特徴があった覚えがある。友達がバンディット250に乗っててこのWR’sのマフラーをつけてたんだけど、明らかに他のマフラーとは違う音がして、まーカッコいいと思ったね!カーボン巻のタイプじゃなくて、アルミで横に黄色いステッカーが貼ってあったアレ。排気口の上のところにWR’sって書いてあるのもカッコよかった。

 

今はマフラーによってちょっとずつ音が違うのもなんとなくわかる気がするのだけど、ウソかもしれない。スチールマフラーの方がステンやチタンよりもどこかまろやかで官能的な音がする気がするけど、それも単純にスチール管をつけてるバイクが旧いバイクだから、不完全燃焼が多かったりしてそういう音になってるだけかもしれない。きっとマフラーだけの問題ではないのでしょう。だって最新のSSにスチールの集合管つけてもああいう音にはならないような気がするんだ。

 

一方でメガホンはやっぱり特徴があるな。かつてのホンダのレーサーについてた、気筒数分の独立したマフラーは特徴的な音(とすんごい音量)だったけれど、こんなメガホン管を例えばCBR250RRにつけると、やっぱりそういう音がするもんね。’97年に出たスーパーフォアベースの4本出し400㏄「CB400フォア」も、カタログのキャッチコピーに書いてあった通りに「4発の音がする」んだ。だからたぶん、マフラーは素材によって多少は音に変化はあるだろうけど、基本的にはマフラー形状によって変わるんでしょう。え?そんなの当たり前だって?さーせーん!

 

ちなみに僕はXSとかWの旧いツインも、VTR-SP1とかTL1000Rみたいな高性能ツインも、ツインの音はかなり好きです。とってつけたように書くけど。

 

BGではMテック中京さんとコラボして安価で高性能なZ1000&マーク2用のマフラーを完成させました。

 

こんな感じでさ、90年代車のマフラーも各社作ったらいいのにね。XJR1200~1300とかGSF1200~バンディット系、CB1000~1300SFとか、ZRX1100~1200及びこれらの400㏄バージョン、この年代のバイクってまだまだたくさん存在するしカスタムベースとしてとてもいい。なのにこのぐらいになるとマフラーってみんなチタンとかさ、やたら高価なものが主流になっちゃう。安価に着せ替え感覚で楽しめるテッチンマフラーが選択肢としてもっとあったらいいのに。

 

 

あぁコーヒーが美味い!! お昼は温かいそばにしようかな。ズルズルとすする音がまた体をヨケーに温めてくれる気がする!   (ノア)