☆読者ちゃんから独創的アイデアが到着！　新世代の過給器か!?

（2012.3.18　YS）

●一種の吸気、排気デバイスかと思ったら、どうやらちょっと違うようですね。追加したバルブが連続して回転する機構のようですから、過給器の一種と考えればいいですか？　間違っていたらごめんなさいですが、YSさんのこのアイデアを過給器と考えると、プレーンなバタフライでは過給効率が悪すぎてしまいます。その場所で空気を攪拌しているだけになってしまいます。そこでバルブに一方向の曲げを加えると過給効果は出てきますが、そんなことせずにベーンタイプの過給器を追加した方が簡単ですね。
　もっと言えばさまざまな過給方式が考えられて、現在、メカニカルタイプでの過給器の主流はルーツ式になっていると思います。ただ、さまざまな効率を検討した結果クルマやバイク用では機械式から排気タービン式（いわゆるターボですね）に落ち着いています。　過給器自体の原理はそれこそ星の数ほど先人が考えました。それが現在の方式になったのはひとえに“効率”なのですね。
　自分独自の発想で新しいことを考えるって、楽しいですよね。それが仕事となるとどんなに大変なことか…技術者の皆様ご苦労様です。（機械ならどんなものでも大好き　小宮山）