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添乗員ヨッティのバイクツアー裏レポート その23「これぞ道祖神の原点。オーストラリア・アウトバックツーリングの巻」



旅のプロフェッショナルがごろごろしている道祖神
アフリカを放浪した社長をはじめとした猛者ぞろいです
我らが主筆、ヨッティもそんなひとり
もがき苦しんだ青春時代
出かけた旅で出会ったのが道祖神でした
あの出会いから幾星霜
みなさんにももういちど原点を見つけて欲しいと、
地平線に向かってただただアクセルを開け続ける
そんなツアーを企画してみました
旅行もいいけれど、旅はもっと素晴らしい
道祖神とはそんな演出もできる旅行会社です

 かつて、「海外ツーリングといえばオーストラリア」という時代がった。あの頃、多くのライダーがオーストラリアを目指した。地平線、砂漠、果てしなく続くダートロード。目指すは偉大なるウルル、エアーズロック!道祖神が原点に帰るアドベンチャー・ツーリング、2016年の夏、復活したのであります

 「目指せ! エアーズロック」。1990年代前半、このフレーズが流行した。若者たちはまるで北海道に出かけるように、オーストラリアの大地に向けて毎日のように成田空港から飛び立った。その中に筆者、ヨッティもいた。当時、僕は22歳。まだバブルが崩壊する前の時代だ。同級生たちが悠々と遊びながら一流企業に就職を決めていく中、大学を中退していた僕は挫折と敗北感で悶々としていた。旅に出るしかなかった。当時のバイク雑誌は海外ツーリング特集が多く組まれ、オーストラリアなら旅行会社を使えば簡単にバイクで走ることができそうだと知った。それが道祖神との出会いだった。

 あれから20年あまり。縁あって道祖神に就職することになる。しかーし。ツアーパンフレットのラインナップを見ると、あの頃あれほど人気だった「目指せ! エアーズロック」のタイトルは見当たらない。時代は変わり、ツアーの中心はアメリカやヨーロッパだった。オーストラリアはただの「ブーム」だったのか? 何度かオーストラリアのツアーの企画を出してみるものの、結果はさっぱりだった。
 しかし、それでもやっぱりオーストラリアを走ってもらいたい、22歳のあのとき、自分がそれまで生きてきた価値観をぶち壊されたあの感動をなんとか再現したい。この旅はそんな思いで企画されたのであった。
 観光名所なんてなくてもいい。大事なのは地平線に向かってアクセルをあけること。それもオフロードでだ。朝から夜までずっとオフロード。100kmや200kmではない。1000kmを越える気の狂うようなオフロードを感じてもらいたい。こんな経験、日本では絶対できない。そう、このツアーは地平線に向かってひたすらアクセルを開けることこそがメイン・テーマ。観光地巡りなんて二の次なのだ。


1乗継地はマレーシアのクアラルンプール。
乗継地はマレーシアのクアラルンプール。

2さすがアジアの屋台。あやしいMotoGPグッズが店にならぶ
さすがアジアの屋台。あやしいMotoGPグッズが店にならぶ

3これがオーストラリアのダートロード!
これがオーストラリアのダートロード!

 果たして、ツアーは無事に終了。参加された皆様が何を感じてくれたのか、僕にはわからない。すべての価値観をぶち壊されるほどの旅にはならなかったとしても、普通の観光旅行以上のものを感じていただけたのではないだろうか?
 ただの自己満足的なツアーにならないように気をつけつつ、来年はもっと過酷で壮大で、かつシンプルなツアーをすでに予定している。シンプソン砂漠横断。それは1100の砂丘を延々と越えてゆく、果てしなきチャレンジングなルートだという。地平線をめざす銀馬を駆る者たち、そそられるでしょ? ウズウズしてきませんか? 2017年も道祖神のオーストラリアをよろしくお願いします! 


4来る日も来る日も地平線を目指す!

5世界で一番贅沢なランチタイム
来る日も来る日も地平線を目指す!。 世界で一番贅沢なランチタイム。

6気分はすっかりラリー選手。
気分はすっかりラリー選手。

7ときどき川渡りや泥濘もある

8かつての大陸縦断鉄道の遺跡
ときどき川渡りや泥濘もある。 かつての大陸縦断鉄道の遺跡。

9シンプソン砂漠の標識が確認できる

10砂漠のど真ん中にドピンクの建物をつくるセンスがステキ
シンプソン砂漠の標識が確認できる。 砂漠のど真ん中にドピンクの建物をつくるセンスがステキ。

11夜はキャンプ、そして焚火

12もちろんビールも
夜はキャンプ、そして焚火。 もちろんビールも。

13食の基本はステーキ

14憧れのエアーズロックに到着
食の基本はステーキ。 憧れのエアーズロックに到着

15夕日に照らされて輝く神秘の一枚岩
夕日に照らされて輝く神秘の一枚岩




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